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株は板が厚い方に動くのは本当か

投稿日:2019年2月15日 更新日:

株は板が厚い方に動きやすいという相場格言があります。しかし実際に偏った板を見た時、その逆に動くイメージで行動を起こすのは非常に難しいことだと思います。

まずは「板って何?」「厚い板ってどのくらい?」という疑問から解消しましょう。

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厚い板の特徴とは

まずは厚い板を見てみましょう。

こちらですね。「板」というのは、「その価格」で売りたい株数、買いたい株数がどのくらい注文されているのか教えてくれるものになります。左が売り板、右が買い板です。

この状況だと、237円で買いたいという注文が1400株、238円で売りたいという注文が2800株ということになります。

下の方まで買い板を見てみましょう。

  • 237円・・・1400株
  • 236円・・・10300株
  • 235円・・・24900株
  • ・・・
  • 231円・・・75800株
  • 230円・・・89000株

対して売り板を見てみましょう。

  • 238円・・・2800株
  • 239円・・・6600株
  • 240円・・・7900株
  • ・・・
  • 244円・・・5100株
  • 245円・・・18800株

いかがでしょうか。それぞれの株数も全然違いますし、合計株数で見てみるとまさに桁違いというくらい総数が違っていることがわかると思います。普通に考えれば買いたい人が多い・・・ですよね。

ということは「買えば儲かるのではないか」と思いがちです。

しかし本当にそううまくいくでしょうか。

板の厚さが強弱を示すわけではない

思い出してみて下さい。株の取引きを仕事とするデイトレーダーの生存率は専業トレーダーならば5~10%程度と言われています。つまりほとんどの人が勝てず・・・負けて退場するのです。

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誰でも見ることが出来る板の厚さで強弱がわかり、強い方にばかり行くのであれば多くの人が勝てるはずですね。生存率がこんなにも低くなるなんてことはないはずです。

生存率がこんなにも低いのには、板のトリックにも理由があるのでしょう。

先に結果を書いてしまえば、上記画像の銘柄はその後下落してしまいました。

買い板の方が売り板よりも10倍も厚く、一見すごく強そうに見えるのに・・・です。

買い板を分厚くし、いかにも強そうな板に見せかけることで素人さんたちの買いが集まることを狙っていたのでしょう。もちろん素人さんだけでなく、慣れた人たちだって騙されるものです。

結局多くの人が買いで集まってきたところを売られてしまったわけですね。

このようなやり方は「汚い!ズルい!」とも思いますが、私たちのような個人デイトレーダーからすれば文句も言えませんし、何か抵抗出来るわけではありません。

頑張って見えている裏まで読むことで回避するしかないのです。

厚い板を見た時の心理状態

デイトレードや株式投資に慣れていないうちは、こんなにも厚さに差のある板を見たらついつい買ってしまいがちです。しかし慣れてきたとしても、勝てるようになってからも変わりません。

やはりこのような板を見ると「強い・・・かな?」と思ってしまうものです。

嫌だなぁという得体のしれない不気味さはもちろん感じられるようになります。

しかしそれでもこの板を見て「売る」という行動はなかなか取れないものです。

  1. なんか嫌だなぁ
  2. 買いを誘っているのかな?
  3. でも板がこれだけ厚ければそう簡単に値崩れしなそう
  4. もう少し粘ってみようかな
    ・・・・・・
    ・・・
  5. あー!やっぱり売っておけば良かった!

もう何度この展開を私自身経験したことでしょうか。

皆様も思い当たる節があるかと思います。1番、2番の感情でもわかることですが、このタイプの下落を喰らってしまうとどうしても「わかっていたはずなのに」という感情になります。

負けたのに自分はわかっていたという気持ちになってしまうので、反省も希薄になり、次回同じ状況になれば結局は同じ行動を取ってしまうことが多いのです。

とは言ってもこの板で反対に動く・・・なかなか根性が座っていないと、そして自分を信じ切ることが出来ないと難しいことと思います。

私は嫌だなぁと思っても逆の行動が取れるわけではないので、スルーする努力をしています。

毎回同じ動きをするわけではない

当たり前のことですが、同じような板が出たからと言って毎回同じように動くわけではありません。つまり、このような板は反対に動きやすいものの、素直に動くこともあるのです。

これがまた罠になるわけです。

上記画像のような板で買いを繰り返し、何度も大損してきたとしましょう。

それで今回は勇気を出してスルー・・・しかしそんな時に限って強くするすると上がっていったらどうでしょうか。10回のうち1~2回程度のことかも知れませんが、インパクトは強いです。

「やっぱり買いでいいのか!」

そんな印象が強く植え付けられてしまうのです。

そうなると結局次回同じ板を見れば・・・やっぱり買ってしまいますよね。

厚い売り板を狙い撃ちする

これもなかなか勇気が必要になりますが、反対に売り板が厚い時は素人さんに売らせて株を集め、その後一気に上昇させる狙いがあるケースも多くあります。

これは仕手株と呼ばれる銘柄や低位株と呼ばれる銘柄に多い動きです。

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そう心では思っているはずなのです。

それでも実際にその分厚い売り板を目の前にするとものすごいプレッシャーを感じるもので、上値を買うという行動を取る勇気がなかなか持てないものです。

また、前述のように、常に同じ動きをしてくれるわけではありません。

その分厚い売り板が下にムービング(移動)してくる恐れもあるわけです。

そうなると買い板は薄くロスカットも簡単に出来ないので、身動きが取れなくなってしまうのです。

仮に勝率が高いとしても、そのように1回の失敗で受ける心証がとても悪いので、やはりしり込みしてしまうようになるのです。

まとめ

以上のように、株は板が厚い方向に行きやすいというのは事実です。しかしながらその行動をズバッと取れる人は少ないです。そしてやはり板の薄い方に動くことだってあります。

だからこそ株は難しい、デイトレは難しいものです。

板の厚さに加え、地合い、指数であったり色んなものを加味して考えることで勝率は高められるものです。わからない時は素直にスルーするのも立派な勇気です。

少しずつでも板の意味を理解し、実用出来るようにしていきましょう。

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私たち兄弟のトレーダー人生をノンフィクション小説として連載しています。

・兄側のノンフィクション小説
株で億り人になった弟を持つ男
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