考え方・練習方法

デイトレはロットを上げることで利益が減ってしまうこともある

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コツコツ派のデイトレーダーは一定レベルの勝ちは積み重ねられるものの、なかなかそれを大きく超えた利益を出すことが出来ません。これは多くの人が直面する悩みになります。

周りから見れば、「実力はあるんだからロットを上げればいいじゃん」となるかも知れません。

しかし実際にはそんな単純なものではなく、むしろロットを上げることでデイトレが勝てなくなってしまったり、利益が減ってしまうことだってあるのです。詳しく見ていきましょう。

デイトレでロットを上げることの意味

客観的に見れば単純なものであり、「なんで悩む必要があるの?」と思う部分かも知れません。

確かにそうですよね。コツコツとは言えずっと勝ち続ける力を持っているのであれば、単純にロットを2倍、3倍と上げれば勝ち額も2倍3倍となっていくのが理屈になります。

パチンコやスロットなどと違い、自分で自由にロットを調整出来るわけですからね。

勝ちも2倍、3倍になる反面、もちろん負けも2倍3倍になるわけですが、結局のところロットが等倍だった頃と同じようなことが出来れば最終的に利益が大きくなるのは自明の理です。

それなのにロットを上げたことで大きく崩れてしまう人や、利益が減ってしまう人もいます。

これこそが『デイトレはメンタル』と言われるゆえんなのです。

ロットを上げたことで起こる心の変化

いつも通りのことをやればいいだけなのですが、そう思えば思うほどいつも通りが出来なくなります。途中で見る含み益だけでなく含み損もいつも以上のペースで膨れ上がります。

人間というのは慣れてしまうと変化を嫌う生き物であるため、この数字の変化が心に与える影響はものすごく大きいものになります。

いつもより大きな含み損を見れば心臓がバクバクしてしまう可能性が高いです。

そうなればもういつもと同じトレードなんて出来るはずもありません。

そもそもまずはロットを上げるという行為に踏み切ることさえ大変なのです。

繰り返しますが人間は変化を嫌います。このままではダメだ、今のままじゃいけないと思っていたとしても、本当のどん底、ピンチでもなければ『現状維持』を選ぶものです。

  • 「自分がロットを上げた瞬間に勝てなくなったらどうしよう」
  • 「自分がロットを上げた瞬間に負けたら取り返すのに2倍時間がかかる」
  • 「どうせそういう時に限って負けるんだ」

こんな思考になり、最後は「このままでもいいんだ」と自分で納得して終わりです。

それを乗り越え、実際にロットを上げられたとしても、本当にその瞬間負けて逆戻りになってしまうケースだってありますね。ロットを上げるということはそれほど大変なことなのです。

ロットが上がって勝率が落ちる可能性

例えばロットを2倍にしても同じようにやる場合、途中で許容出来る含み損の額も2倍に設定する必要があります。リカクを引っ張るのも同じく2倍の額に設定することが必要です。

しかしどうしてもコツコツ派は、%(騰落率)よりも金額ベースで考えがちです。

ですから、今までと同じ範囲の含み損を突破するとロスカットしてしまったり、今までと同じくらいの含み益で満足してリカクしてしまう傾向が出てきます。

つまり、ロットを2倍にしても今までと同じくらいのリカク額になり、その上ロスカットラインに到達するのも早いため、ロスカットになってしまうケースが頻発するということです。

これでは利益はいつも通りで、ロスカット機会が増えるだけになってしまいます。

これこそがロットを上げると勝率が落ちてしまう人の典型になります。

ロットを上げることで心のコントロールを誤ると、このような悲劇に見舞われてしまうのです。

ロットが上がることで手数が減る可能性

次に手数が減ってしまう可能性についてです。ちなみに私自身は前述の勝率が落ちるという部分にも、この手数が減ってしまうという部分にも両方当てはまってしまった悲しいデイトレーダーです。

負ける勇気と覚悟が足りないからそうなってしまうのだと自覚もしています。

それでもなかなか一歩踏み出す勇気、その次の二歩目、三歩目を出す勇気が持てないのです。

ロットが上がることで少しの値動きにより大きな金額が上下することになります。

そのため、何度か失敗をするともっと正確なポイントで。もっと鉄板と思えるポイントで買おうと思うようになっていきます。どんどんと安全を追うような買いになってしまうのです。

そうなると6割、7割くらいの確率で勝てるだろうと良い意味で雑に入っていたトレードが消えます。6割以上でいけると思うポイントはロットを落としてでも入っていたケースが多かったはずです。

そして実際それらのトレードもトータルで見ると利益に寄与していたはずなのです。

それらが全くなくなってしまえば、手数は激減し、せっかく1トレードあたりのロットは増えても、1日トータルでの約定代金が減ってしまうという大きな矛盾が起こってしまう可能性があるのです。

これでは元の木阿弥、本末転倒、何が何だかわかりません。

このように、ロットを上げるということは単純なことではなく、様々な要素を巻き込んでいくことになります。心のコントロール、心のケアが何より大事になりますね。

まとめ

コツコツ派のデイトレーダーさんには思い当たる節もあったかと思います。私も何度もロットを上げようとしたか数え切れない程ですが、結局のところ上げられないでいます。

むしろロットを下げた時の方が色々と勇気を出して入ったことで利益が大きくなっていたようにも思います。不思議なものですね。

どういうトレード方法が一番かよく考え、自分の心が壊れない範囲、余裕の持てる範囲でトレードをしていくようにしましょう。デイトレではチャンスはいくらでもあるのですから。

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