株の勉強、デイトレードの勉強を書籍やWEB上で時間をかけてする人は多くいると思います。そのこと自体はとても良いことだと思います。しかしそれが全て勝ちへの近道かと言えばそうではありません。
裏を返せば勉強せずとも勝てるようになることだって可能なのです。
もくじ
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デイトレーダー生存率の復習
デイトレーダー生存率は10%程度と言われています。しかし専業デイトレーダーという職業に限ればもっと少なくなってしまうと思いますし、お金持ちと言えるほど成功するのはほんの一握りです。
デイトレーダー全体で見れば0.1%もいないでしょう。
このような確率の中に入ってしまう天才型や超努力型がいるのも事実ですが、パッと見て考えた時、自分がそこに入れるはずだと思ってしまうようならまず考え直した方がいいでしょう。
なぜならそう考えてしまうあなたは過度な自信家、つまりは過信家です。
前向きであることは大切ですが、過信は破滅を呼び込むだけです。
デイトレーダー生存率についてはこちらに詳しく書いてあります。
デイトレーダー生存率はどのくらいか
世の中には多くのデイトレーダーが存在します。本当に多くの方が夢を見てトレードの世界に足を踏み入れ、億万長者になる者、コツコツ稼いで副業にする者、全てを失ってしまう者など三者三様の未来があります。 どの ...
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数学で方程式が解けるようになる確率とは
中学生が数学の授業で方程式を解けるようになる確率はどのくらいでしょうか。少し時間をかければ限りなく100%に近い数字になるはずです。文章題ではなく計算についてのお話です。
学校ではその後、難易度は上がるものの理解出来る人が50%を下回るような問題は出てきません。
中学生で最も難易度が高い範囲は三平方の定理や空間図形の応用かと思いますが、これでも70~80%の生徒はきちんと理解することでしょう。いや、言い方が違いますね。
『解けるように(出来るように)』なるでしょう。
ここから何が言いたいのか。それはデイトレと勉強はまるで違うということです。
デイトレを本で勉強するのは誰でも出来る
デイトレと勉強で決定的に違うところがあります。
どちらも書籍という形で教科書になるものはあります。その場合はどちらも机の上で学び、ノートに書くことで練習が出来ます。しかしその成果を発揮する場面はまるで違います。
勉強に関しては机の上で学び、机の上で成果を発揮します。テストは腕試しですね。
しかしデイトレに関しては机の上で腕試しなど一切出来ないのです。成果も発揮出来ません。
机の上で習ったものを、机の上で復習し、机の上で予習と想像をします。
その上で、「こうしたら勝てる」「こうやれば負けないだろう」と考えることは出来ます。しかしいざザラ場で株式市場と向き合った時、それらの半分も出来ないことに気付くでしょう。
デイトレは習うより慣れろ
ザラ場こそデイトレの腕試しが出来る唯一の場所になります。
いくら事前準備が完璧であっても、身体がきちんと反応しなければその知識や準備は何の意味も成しません。厳しいようですが全て時間の無駄だったということになってしまいます。
悪いことはそれだけではありません。
勉強や事前準備に時間を使ったことは事実なので、自分の中では努力をしたという実感が残ってしまいます。無駄な努力も努力ですからね。「なんでこんなに頑張ったのに勝てない」
というようなイライラも生まれてしまうでしょう。
「今まで色んなことをクリアしてきた自分がこんなに努力したのに出来ないはずがない」
こんなことを思う人も実は少なくありません。私もこれを思った経験があります。
勉強をしても出来ない、努力をしても出来ない、自分は出来るはず、今までは挫折なんてしたことがない、なぜ出来ない、出来る人がいるのにおかしい、色んな感情が駆け巡ります。
そしてどんどんチグハグになっていってしまうのです。
身体で覚えることは多い
私は直感トレードを推奨しています。しかし根拠のない勘で動くことを推奨しているわけではありません。ザラ場という教科書で体感した雰囲気というのはきちんと身体に財産として残ります。
それを即座に反応して動けるようになればそれがベストと思えるからです。
直感トレードはデイトレーダーの最初のゴール|デイトレ勝ちへの近道
今回は直感デイトレードについて書いていきます。直感によるトレード・・・ずいぶんと危険な雰囲気漂う言葉ですが、私はこの直感トレードこそデイトレーダーの第一ゴールだと思います。 もちろんその先を目指す人も ...
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私は4歳の子どもがいますが、マリオのゲームなどとても上手に操作しています。
もちろん説明書なんて読めませんし、手取り足取り教えたわけでもありませんが、スペシャル技と呼ばれるようなものや、ゲームが得意な私にも出来ないことをやってしまうのです。
例えばそのスペシャル技のやり方をWEBで調べ、やり方を理解してもそのコマンドが難しければいくらシミュレーションをしたところで意味はあまりないはずです。
実際にやってみることで経験値を積むしかないのです。
そして失敗をすることで何がいけないのか、自分に何が足りないかを理解するのです。
また、子どもは私のスマホを使ってyoutubeなどで攻略動画を見ています。子どもにyoutubeを見せるのが教育上どうこうという話はここでは抜きです。
見たい動画の内容をスマホで打つことはもちろん出来ません。しかし関連動画を辿っていき、実際に辿り着いてしまうのです。そして上手な人のやり方を素直に柔軟に受け入れるのです。
デイトレーダーは自信家ゆえ、どうしても他の人のことを認められなかったり、うまい人の思考を取り入れることが出来ない人が多いです。頭が凝り固まってしまっているのです。
プライドを捨てればお金が増えるのであれば安いものじゃないですか。
私はお金のためなら、デイトレが上達するためならプライドなんていくらでも捨てられます。いや、正確には『捨てられるようになりました』。
そうすることでやっとデイトレーダーとしての階段を上れたのだと今でも思っています。
まとめ
デイトレというのは相手が人間ですから、こちらが上達しても相手がそれ以上に上達すれば結局また勝ち組から負け組へ逆戻りさせられてしまいます。
慢心を持つことなくいつまでも努力を続けられるようにしましょう。