株を、デイトレをする理由は何でしょうか。老後資金のためでしょうか。それとも専業トレーダーとして仕事にするためでしょうか。人それぞれに違った理由があることと思います。
ちなみに私は兼業トレーダーですが、少しでも裕福な暮らしをし、老後資金の蓄えも作っていきたいと考えています。そのために仕事としてデイトレードをやっています。
もくじ
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デイトレが仕事ならば勝つことは当たり前
結論部分から先に書いてしまいますが、仕事であればお金が増えることは当たり前のはずです。ですから、デイトレードを仕事としてやっていくのであれば勝って当然でなくてはなりません。
よくデイトレにおいて株価で一喜一憂してはいけないと言います。
ですが私は1つ1つのトレードにおいてかなり一喜一憂するタイプです。意地になってトレードしたりすれば負けてしまいますが、リカクすることでホッとひと息ついたりするのは悪くないと思います。
1つ1つのトレードではそのように一喜一憂しますが、1日を終えての結果に一喜一憂することはほとんどありません。
なぜなら仕事ゆえ、勝って当たり前という考え方が染み付いているからです。
しかし勝って当たり前だからこそ、負けた時は猛反省をし、何がいけなかったのか、そして今後はどうしていくべきかを真剣に考えます。勝つことをもっともっと当たり前とするために。
デイトレの過程を重視する
野村克也監督の座右の銘としても知られる『勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし』ですが、デイトレードにおいてもこの言葉がピタリと当てはまるように思います。
勝つ時はラッキーパンチのような勝ちがあります。時には大勝ちさえあります。
しかし負ける時、それも大負けの時は不運で負けるということがほとんどありません。もちろん厳密に言えばあります。悪材料がとんでもないタイミングで発表されたりしますからね。
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ですが大抵の大負けにおいて、入り口は本当にちょっとしたきっかけに過ぎません。
最初に含み損となった時、あなた自身に問いかけがあるはずです。
- ミスを認め、ロスカットしますか
- 大負けリスクを承知でお祈りしますか
株価が無言でこの問いかけを続けてきます。そしてずっと2番を選び続けることでいつの間にか含み損が大きくなっていってしまうのです。私は今でもこの問いかけで2番を選択することがあります。
そして必然の大負けへと進んでいってしまうことがあるわけです。
デイトレ過程が正しければ結果が負けでもいい
デイトレは言わずもがなお金がかかっています。お金の取り合いに参加しているのです。
ですから、負けてもいい、授業料だといくら思い込んでも目の前にチャンスが転がっていればすぐに飛び付くことでしょう。少し含み益が出れば「もっと、もっと!」と欲張ることでしょう。
含み損になれば「今回は助けてくれ」と祈ることでしょう。
練習段階であれば結果に拘らず、過程で「ルールを破らない」など正しいことが出来たかどうかが重要です。結果など本来どうでもいいのです。練習において最も重要なことは何でしょうか。
10万円勝つよりも、ミスをした時に数千円の負けできちんとロスカット出来ることの方がよっぽど先につながります。『正しい負け方』を覚えることは本当に重要になります。
繰り返しになりますが、実際のお金がかかってくるからどうしてもそのことを受け入れられないのでしょうね。お金という概念を捨てられればどれほどの人が勝てるようになるか・・・。
それほどお金の持つ魔力は多くの人を狂わせるのでしょう。
デイトレで勝つことを普通だと感じるために
話は逸れましたが、デイトレで勝つことが普通だと感じられるようになるためには、地合いにあまり左右されることなく、精神的にブレることなく淡々と利益を出せるようになるのが一番です。
そのためにも目先の結果に流されることが一番良くありません。
結果を重視したくなるのは間違いありませんが、結果を大事にするのはあくまで練習を終えてからです。練習段階では前述のように過程を重視し、正しい負け方を身に付けていくことが重要です。
そして多くのロジックを積み上げていき、自分なりの勝ち方を身に付けましょう。
デイトレというのは結果的に見れば目先の損得を重視してる行為になるわけですが、目先の損得にとらわれた行動をすると負けるように出来ています。これがまた面白い部分ですよね。
目先の損得を優先する行動とは
では、どんな行動が目先の損得にとらわれた行動と言えるのでしょうか。
少し箇条書きにしてみたいと思います。
- 急騰銘柄にジャンピングキャッチで飛び付く(もっと上がるんじゃないかという妄想)
- 地合いが崩れても含み益を伸ばそうと粘る(自分の銘柄は強いと思い込む)
- 地合いが良くて上がっていきそうでも利益を確定してしまう(伸ばすべき時に伸ばせない)
- 買値のミスで含み損になってもロスカットしない(損を確定させたくない)
どれもこれも思い当たる節ありますよね。特にジャンピングキャッチは多くの人が経験あるものと思います。私は2006年にリソー教育<4714>という銘柄で人生初のジャンピングキャッチをしました。
- リソー教育<4714>の急騰を発見する
- すぐに飛び付く
- さらに上昇する(今回はジャンピングキャッチ成功)
- どこまでもいくと思って粘る
- 下がり出しても粘る
- 含み損に変わる
- ロスカットしたくなくて粘る
- 気付けば取り返しのつかない大損になってロスカットする
こんな流れでした。まさに絵に描いたような目先の損得にとらわれた行動です。
急騰銘柄を見つけると、短期間で儲かるような気持ちになります。そこに飛び付くのはすぐに利益が欲しいからですよね。さらに上昇しても粘る行為というのも目先の利益を多くしたいからです。
下がり出しても粘ることもまた同じです。
そして含み損に変わってもロスカットが出来ないのは、目先損するということを嫌ってのことです。
目先の損得は結果論に過ぎない
デイトレを仕事にするのであれば、目先で大勝ちしてもあまり意味はありません。
例えば今日30万勝ったとしても、3万勝ちだったとしても、1年後の自分の資産に大きな影響などないでしょう。もしかしたら30万勝ちの方が大振りになってしまって悪影響を及ぼすかも知れません。
意地になってナンピンした結果が大勝ちになったり、ラッキーパンチが起こって30万勝ちするよりも、やるべきことを淡々と行い、3万勝って普通におやつでも食べてる方が心に波風が立ちません。
勝つこと、大勝ちすることは喜ばしいことですが、それは結果に過ぎず、結果が今後のトレードを有利にしてくれるわけではありません。言わば過ぎたこと、過去なのです。
ですから結果が心に波風を立てるのは百害あって一利なしです。
勝って当たり前、負けたら猛反省、連敗したら立ち直れないくらいに1回落ち込んで脳内反省会をする。このくらいまでいって初めてデイトレードを仕事とする意識が持てるものと思います。
どこかに言い訳を探すような甘い考え方をしていては勝てるようになる日は遠いと思います。
まとめ
デイトレを仕事とするのであれば、これから何年後、何十年後も同じように勝ち続けなければいけないわけです。そう考えたら今日の結果など、これから何千日も繰り返されるであろう営業日の1日に過ぎません。
そんなことで一喜一憂している場合ではないと思いませんか。
息を吸うように当たり前にトレードし、息を吐くように当たり前に勝つ。
こういうトレードが出来るように心掛けていきましょう。
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