コインチェックが国内初のIEOを実施しました。仮想通貨による資金調達であり、2017年に流行したICOの代わりに取引所が主導となって行われるものを指します。
役割はICOとほぼ同じで、平たく言えば仮想通貨版のIPOとなります。
普段、株式投資ではIPOに応募しても当たらずヤキモキする人が多いことと思います。
しかし過去のICOでは臨めば誰でも買えるものでした。今回は抽選による比例配分の形でした。
今回行われたコインチェックによる国内初のIEO、パレットトークンはなんと初値で7.5倍を記録し、IEOで当選した人は大きな利益をあげることに成功しています。
また、コインチェックは今回のIEOを第一弾と称しており、今後第二弾、第三弾も予想されます。
興味を持たれた方は今のうちにコインチェック口座の開設をしておきましょう。
今回の結果を踏まえて次回以降の考察もしていきます。
仮想通貨版のIPO!
2017年にも日本企業で2回ほどICOが行われました。
Quoine社(コイン社)によるQASHと、テックビューロ社によるCOMSAです。
QASHの方は今回のパレットIEOと同じく上限があり、上限以上の応募があった場合は比例配分でした。結局申し込みの55%程度が買えたものと記憶しています。
私自身も申し込み、2~5倍で売ることが出来ました。
COMSAも最終的には5倍近くまでいきましたが、初値は1.1倍程度でした。
ちなみにQASHは124億円の調達、COMSAは100億円程度だったと思います。とても規模が大きいです。
それでもこれだけの値上がりをしたのだからすごいですよね。
パレットトークンが上がると思った理由
コインチェック社による国内初のパレットトークンは前述のように初値で7.5倍をつけました。
これは私の予想を大きく超えるものでしたが、ある程度値上がり予想はしていました。
- 資金調達が9.3億円という小規模
- 「国内初」というパワーワード
- 2020年末から仮想通貨に再度注目が集まっている
特に時価総額が低い点は、株式投資のIPOを見ている方にとっては大きなメリットであることがわかっていただけると思います。加えて国内ICOはあったけど、IEOという言葉に変わってから初。
そしてまた仮想通貨バブルのような地合いが訪れていたこと。
この3点で見ても初値で公募割れリスクは低いと思いました。
PLTトークンの応募の方法
コインチェック口座を持っている人なら誰でも申し込めました。
ただし注意する点がありました。
- 1人あたりの申し込み上限1000万円
- 一度申し込むとキャンセル不可能
- 一度申し込むと追加購入不可能
- 抽選が終わるまで資金拘束
- 買えた分の手数料は8%と高額
けっこうきつい条件も付随してたと思います。
パレットトークン上場までのスケジュール
7月1日に受付開始で15日まで。20日に抽選があり、27日に上場予定でした。
しかし少し抽選にトラブルがあり、上場は29日にズレ込みました。
当選倍率は実に24倍ととんでもない数字でした。
とんでもない・・・?お気付きですか。
9.3億円×24=223億円の応募があった計算になります。
そう、QASHの124億円調達時の応募が約225億円ですので、実は同じくらいの応募になるのです。
QASHに対する期待と同じだけの申し込みがあり、QASHは55%が配分された、しかしこのパレットトークンは24分の1、つまり4%程度しか配分されなかったのです。
これはもう激熱案件になりますよね。
しかし実際に申し込む時は申し込んだ金額全部買わされてしまうのでは?という心配も飛び交っていたので、1000万円申し込める人はなかなかいなかったと思います。
私自身は300万円申し込み、13万7000円分の割り当てをもらいました。
実際に29日12時、上場してからは特買いという形でいきなり1.5倍、すぐに2倍以上の9円、13円、20円、30円と気配を切り上げていきました。元々30円いけば売ると思っていたので売り準備をしました。
初値30円ちょっとのところから寄って数分、30円以上で半分売ることに成功しました。
残りは含み益という状態で夢を見るために残しています。
申し込みから売却までの"私の体験記"についてはこちらに詳しく記載していますので興味がある方はこちらからご覧下さい。
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今後のIEOはどうなるか
今回は上場企業であるマネックス社や、リンクU社も絡んでいました。
ICO最大のデメリットであった「詐欺」である心配が大きく緩和というか、紙屑リスクという点においてはほぼゼロリスクになったことはすごく大きいと思いました。
加えて24倍という当選倍率、7.5倍という驚異的な初値。これは衝撃だったはずです。
では第二弾はどうか。
これもお気付きかとは思いますが、これだけの驚異的な結果を残しながらも、話題性は皆無です。
そう、全く話題になっていないのです。
こういうのは多くの人に知れ渡り、皆がいけると思った時が天井になりやすいです。
そういう意味ではまだ優位性ありと私は見ています。
2017年、仮想通貨に手を出しアクセルを踏み、良いところで切り上げることも出来ました。2021年、ちょっと出遅れたけど1月には急騰前の仮想通貨を買い込む記事と動画を出しました。
いずれも大きな利益につながり、今回もIEOで成功することが出来ました。
第二弾が発表された場合、私はまた力を入れて参加する予定です。
そして恐らくは第三弾もいきます。
ですが、第二弾は第一弾よりも厳しい倍率になることが予想されます。これだけの結果ですから、第一弾に参加した人はきっと全員参加することでしょう。
そして話を聞いた人も参加してくる。
そうなると第二弾の競争は激しくなると思います。しかし反面、セカンダリー、つまり上場した後に買う旨味があるのかどうか。ここの疑問は今後のパレットの値動きにもかかってきますが、そこがおいしくないと判断された場合、競争だけ激しくなり、儲けは減ります。
そうなると第三弾では少し落ち着き、利益も薄利になってしまう可能性があります。
そうして迎える第四弾あたりでは、300万円申し込んだら抽選にならず300万円分買えてしまい、初値が半分になってしまって150万円負けなんていうリスクもそろそろ出てくると思っています。
ですから私の予定としては第二弾には全力参加、その結果次第で第三弾は少し引いた形で参加。
そしてその結果次第ですが、第四弾は数歩引きながら考える予定です。
いずれにしても今回のIEOは激熱案件でした。
コインチェックの口座があれば誰でも申し込める、裏を返せばコインチェックの口座がなければ申し込みすら出来ないわけです。
また、恐らくはIEOという発表に気付くことも難しいものと思います。
コインチェック口座さえ開いておけば次回第二弾の発表にもすぐ気付くことが出来ます。
少しでも興味を持たれた方は、コインチェック口座を開設して第二弾の発表を待ちましょう。
あくまで今後のIEOについては第一弾の結果という"事実"を踏まえた私の個人的な予想に過ぎません。結果につきましては保証出来ませんので、最終的な判断はご自身でお願いします。