逆張りデイトレード、それもスキャルピング手法に近いやり方は日に日に厳しくなってきていると言われます。AI・アルゴリズムの進化によるものが大きいことは間違いありません。
しかしそれだけではなく、参加する人の性質も大きく関わっています。
詳しくお話していきます。
もくじ
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1ティック1円の銘柄で逆張りスキャルピング
恐らく勝てなくて悩む多くの方が3000円未満の銘柄で逆張りデイトレードをしていると思います。
しかし元々そうだったわけではないはずです。
1ティック5円の3000円以上銘柄、1ティック10円の5000円以上銘柄でもトレードしていたのではないでしょうか。もし今うまくいっていないのであれば、もう一度試してみませんか。
個人的な意見ですが、逆張りデイトレードに関して、それも時間軸がスキャルピングに近いデイトレならばなおさら3000円以上の方が難易度は低くなると考えています。
ただ、誤解しないで欲しいのですが、簡単というわけではありませんし、当然リスクという面に目を向ければ1ティックの重みが増すので大きくなるのは間違いありません。
それでも今うまくいっていないのであれば、やはり試して欲しいと思います。
2000円台以下の銘柄でデイトレードをするようになった理由
こちらを思い出して下さい。
3000円台、5000円台の銘柄も関係なくトレードしていた時、たまたまそれらの銘柄が絡んだ大損をしませんでしたか?それによってリスクを取るという行為に臆病になりませんでしたか。
そもそも時間軸が徐々に短くなっている人も同じような理由ではないでしょうか。
- 1ティック5円以上、長めの時間軸で大損
- リスクを減らしたくて1ティック1円の銘柄に絞る
- まだ大損してしまう
- 時間軸を短くしてリスクを減らす
- ナンピン癖が直せず大損も直らない
いかがでしょうか。リスクを低くしたいという思いから徐々に1ティック1円銘柄、そして時間軸の短いトレードに向かっていく人は少なくありません。
もちろん2000円台以下の銘柄をトレードしている人全員がそうではありません。
1ティック1円の銘柄が得意で好んでトレードをしている人もいます。
あくまでこの流れで1ティック1円銘柄をトレードするようになり、うまくいかずに悩んでいる方向けです。しかしこういう人は本当に思ってる以上に多いはずです。
苦手でも吸い寄せられる見せかけの低リスク
私がデイトレードを始めた頃、2000円台は1ティック5円でした。
そして私は2000円台の銘柄は得意だったものの、1000円台の銘柄がすごく苦手でした。
しかし大負けをしたりして心が弱ると苦手とわかっていながら1ティック1円銘柄に吸い寄せられていきました。
トレードをするわけですから勝つことを考えるべきなのですが、うまくいかない時期はトレード前から負けることを考えてしまいます。そうなると「負けても大したことない」行動を取りがちです。
1ティック1円の銘柄に吸い寄せられるのもこの心理でしょう。
2000円台以下の逆張りスキャルピングはなぜ難しいのか
デイトレードは言わずもがなボラティリティ、値動きがないと話になりません。
そういう意味では1ティックの重みが低い方がよく動くので、2000円台以下の方がデイトレに適していると言えます。もう一度言いますが、今回3000円以上の銘柄を試して欲しいのは・・・
- 1ティック1円の銘柄でうまくいっていない
- 逆張り派
- 時間軸短め(スキャルピングに近い)
これらが揃っている方です。
値動き、ボラティリティがしっかりある銘柄ならば当然2000円台、1000円台の方がやりやすいはずです。
しかし上記3つに当てはまる人の多くはリスクを避けようという行動をしてきたタイプです。
ならば当然もう1つ当てはまるはずです。
- IPOや仕手株、激しすぎる銘柄はやらない
当てはまりますよね。
こういう人たちが集まってくる銘柄で逆張りデイトレードをするとどうなるでしょうか。
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売り逃げたい人たちの売り板
逆張りデイトレードは買い指値を入れて待ち伏せすることが多いです。
待って待って待ってやっと買えたと思った次の瞬間、すぐにリカク用売り指値を入れるという人も少なくありません。値動きが激しい銘柄であればこれで問題ないと思います。
しかし、値動きが落ち着いた1000円台、2000円台銘柄でこれをやると本当に苦労します。
チャートに角度がつかない状態で下落してきたものをキャッチし、すぐに売り指値を入れようとしても、すでに売りたい位置には売り指値が並んでいます。
デイトレードの武器である歪みが生じていないのです。
自分が主役にならず、脇役としてトレードが出来る値動きの激しい銘柄であれば、常に生じては解消される歪み、ノイズの中で買いも売りも完結させることが出来ます。
しかしリスクを避けて選ばれた銘柄は自分も主役の一員となってしまうため、自分の注文が意地悪アルゴを呼び出してしまいますし、何より同じタイプの人間とバッティングします。
そう、逆張りデイトレードで1~3ティックくらい”安全に”取りたいと思う人たちが集まることで逃げたい売り指値が集中してしまい、結局下落してしまうリスクが高まるのです。
例えるなら、一見危なげな橋と、丈夫そうな橋があり、皆が丈夫そうな橋に集まり過ぎたことでむしろその橋が崩れてしまうようなものです。
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3000円台以上の銘柄を試して欲しい理由
デイトレは戦う相手を選べます。
弱い相手を見つけて戦えと言われます。カモを見つけなさいと言われます。
確かに2000円台で苦労している逆張りデイトレーダーは弱い相手かも知れません。
しかし決してカモとは言えません。なぜなら上値を買ってくれません。私も同じなのでわかりますが、逆張りデイトレーダーは他力本願です。買い指値で買った後、誰かが上値を買ってくれるのを待ちます。
しかしそういう待ち人ばかりが集まる銘柄、ここで狩りが出来るはずありませんよね。
共倒れです。
前述のように、より安全を求めた人たちが集まるのが2000円台以下、かつ値動きの激しくない銘柄です。
これはプロスペクト理論同様、人間の本能的なものなので不変と言えます。
ここから抜け出すためには4つの選択肢があります。
- 値動きの激しい銘柄でトレードをする
- 逆張りからの脱却
- 時間軸を伸ばす
- 1ティック5円以上の銘柄でトレードする
リスクを避けようとする心理が逆にリスクを引き寄せてしまうという話は当ブログでも、YouTube動画でもしてきました。これらは一見リスクを高めるように見えます。
しかしデイトレをする以上リスクは必ずあります。
そしてそのリスクは見た目通りではありません。
最もリスクが低いと思って選んでしまうトレードスタイルは、実は最も「勝ちにくいトレードスタイル」になってしまっている可能性が非常に高いのです。
どの脱却方法が最も合うかはもちろん人それぞれ違うので確実なことは言えません。
ただ、この中で最も試しやすいのは1ティック5円以上の銘柄ではないでしょうか。
もちろんすぐに大きく変わるかどうかはわかりません。
しかし1ティック1円の銘柄で時間軸の短いデイトレードに徹しても日々少しの勝ち、少しの負けでじり貧となってしまっている方の多くは何か変わるきっかけを欲しがっているはずです。
私も今でも心が弱まるとこのような道に吸い寄せられてしまい、脱却しようとするたびに自分への強いマインド操作が必要になります。
負ける勇気を持つことで勝ちに近付くこともあります。
怖がり過ぎず頑張ってみましょう。
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まとめ
いかがだったでしょうか。昨年はスキャルピングがうまくいかない人はこうしてみようという動画を出しました。
今回は選択肢を増やして書いてきました。
今後も更新、ならびにYouTube動画でデイトレで勝てるようになるために必要なことを発信していきますのでよろしくお願いします。