2022年夏の予定から延びに延びていたフィナンシェトークンのIEOがついに行われます。2023年2月15日に正式に公開されたわけですが、なんと2月21日にはもう販売が開始されます。
かなりスケジュール的にも詰まっていますよね。
IEOというのは株式投資で言うIPOと同じで新規公開のトークンになります。
フィナンシェトークンはコインチェックIEO第2弾になります。
今回は公式発表された内容を解説し、コインチェックIEO第1弾のパレットトークン(PLT)でテンバガー(10倍)を達成した私の戦略についても包み隠さず全てお話します。
是非最後までお付き合いよろしくお願いします。
コインチェック第1弾IEOのパレットトークンは初値で7倍以上、最大で20倍以上に大化けしましたが、GMOコインによるFCRコイン(FCR)は公募割れをしていました。
リスクもある話ですので、よく考えた上、投資は自己責任で行って下さい。
2月23日時点の私の見解、戦略を下部に追記しました。変更はしないと思います。
もくじ
フィナンシェ(FiNANCiE)トークンの販売日程
そもそもフィナンシェってどんな会社なの?どういうトークン?という方は先にこちらの記事をご覧下さい。
-
フィナンシェ(FiNANCiE)トークンとは|購入方法(買い方)
コインチェック第2弾IEOフィナンシェトークンの解説、購入方法(買い方)を詳しく書きます。 パレットトークン(PLT)が2021年7月にコインチェック社からIEOされました。IEOというのは過去のIC ...
続きを見る
日程については公式メールを引用します。
日程に関してですが、流れとしては第1弾のIEOだったパレットトークンとほとんど同じです。
購入申し込みにあたり、コインチェックの口座は必須になります。興味がありましたら今のうちに口座開設を済ませておきましょう。
内容については後述しますが、これも前回同様に1人あたり申し込める上限金額が決まっています。前回は1000万円が上限となっていましたが、今回は820万円となっています。
3月7日までが購入申し込み期間となっています。
注意事項としてはここで申し込んだ金額はFNCTが配布されるまでロックされるということです。2月21日に申し込んだ場合はロックされる期間がかなり長くなりますのでご注意下さい。
早く申し込んだ方が有利というわけではなく、3月7日までに申し込まれた「口数(1口10,000FNCT)(4,100円分)」全てが抽選対象となり、1口ずつ完全抽選が行われます。(詳しくは後述します)
3月8日~9日にメールで抽選結果が届き、当選した口数が配布されます。
この時に買えなかった分はロックが解除されます。
イメージとしては比例配分ですが、全てが完全抽選となっています。1口あたりの金額が4,100円と抑えられているので、よほど運が良いか悪いかでなければ平均的にそれなりに配分されると思います。
そして3月16日の正午、フィナンシェトークンの取引がコインチェックで出来るようになります。
仮想通貨業界のIEO、ICOとしては非常に珍しいのですが、板寄せ方式で初値が決まりました。まさに株式投資のIPOそのものでした。第1弾では特買いで気配が切り上がっていくのを見て高揚したものです。
参加する身としてはとにかく公募割れしないでくれと願うばかりですね。
フィナンシェ(FNCT)トークンの買い方と注意点
公式の販売概要がこちらです。
暗号資産関連は桁がまさに桁違いで見にくいのがいつも難点だなぁと思います。
初めての方にもわかりやすいようかみ砕いて書きます。
- 3番、200億枚のフィナンシェトークンが発行されています
- 4番、そのうち13%である26億FNCTが今回コインチェックIEOで販売されます
- 5番、販売総額は10億6,600万円です
- 8番、申し込んだら取消出来ません(申し込み金額の変更も出来ません)
- 9番、1枚あたり0.41円で公募を行います
- 11番、最低申し込み単価は1口で、1口あたり10,000FINCです(4,100円)
- 12番、1人あたり最大申し込み数は2,000口です(820万円)
- 14番、15番、手数料は購入金額の8%です(申し込み金額ではない)
- 17番、申し込んだ金額がロックされます(購入金額ではない)
- 18番、19番、8億5,000万円以上の申し込みがなければ今回は中止です
恐らくネックというか引っかかるのは手数料8%という部分だと思います。
パレットトークンの時も同様の8%でしたが、結論から言えばあまり気にしても仕方ないと思います。
私はパレットトークンの時に300万円分申し込みましたが、倍率は20倍以上となり、当選して買えたのが13万円分少々でした。
13万円の8%で1万円ちょっと取られたという形です。
しかし初値では+600%以上ですからね。確かに通常で考えれば販売手数料8%は法外レベルに高いです。しかしIEOという取組に関して言えば大事の前の小事です。
それに少し考えてみて下さい。
これだけ強烈な手数料が取れるIEO事業はコインチェックとしては絶対に成功させたいし、今後も続けていきたいと思いますよね。
ならば公募割れという結果だけは絶対に避けたいと思うはずです。
そうなれば申し込む人はいなくなり、この手数料も入らなくなりますからね。
そう考えたらこの法外レベルに高い手数料のおかげでコインチェック社も必死にIEOを成功させようとすると思えます。
フィナンシェトークンの取引について
こちらは難しい話ではないですね。
2023年3月16日正午に取引が開始され、1,000FNCTが最小単元でトレードされるということです。
当然コインチェックがないとトレードは出来ません。
トレード相手は日本円限定です。今後BTC等とのトレードも可能になると思いますが、初期は日本円のみということですね。
基本的には成行注文ではなく指値注文で取引が行われ、手数料は買いも売りも0%なので無料という解釈で良いかと思います。
各メディアで活躍中のBコミさんがデイトレに特化した新刊『デイトレ革命』を出されました
期間限定で今なら無料でもらえるので、デイトレ力を磨きたい方は是非見てみて下さい
申し込み後、すぐに電子版が読めます!
『Bコミ流板読みデイトレ術』
私のフィナンシェトークン(FNCT)戦略
第1弾の時は先に申し込んだ方が抽選に有利なのかと思っていました。そこで1,000万円の用意は出来ないけれど、300万円を準備し、申し込みました。
しかしこれは失敗でした。後にコインチェックから途中経過が発表されました。
即座に予定数の金額に到達し、その後も申し込みが絶えないとのことでした。つまり倍率はどんどん高くなるので、出来れば上限まで申し込みたいと思うようになりました。
しかし一度申し込んだら取消も出来ず、変更も出来ません。つまり追加申し込みも出来ないのです。
「300万円申し込んで300万円丸々買えてしまったらどうしよう」
どうしてもこの感情があってこれ以上の申し込みは出来ませんでした。
しかしそれだけ多くの申し込みがあり、抽選でそこまで多くは当たらないだろうと思えば上限まで申し込む勇気は持てたと思います。用意出来るかどうかは別として・・・。
なので後出しジャンケンのように申し込み状況を見てからの方が完全に有利でした。
今回は後出しに回ろうと思っています。
コインチェック社からの申し込み状況途中経過を見て、早い段階で8億5,000万円のミニマムキャップに到達しているようなら大きな金額で申し込むつもりです。
しかし到達していても、到達速度が遅い場合は金額を落とします。
キャップ到達速度はそのまま人気度を計れると思っています。
また、申し込みが多ければ多いほど「買いたいと思っている数量が買えない」人が多くなり、上場後の買い圧力に回っていくからです。
目安としては販売開始の2月21日から3日以内にキャップ到達を最低条件と見ています。
3日以内にキャップ到達であれば大きく買い、それ以上かかるようならば金額を大幅に落として参加するつもりです。
上場後の戦略は、仮に2倍以下で寄るなら寄りで全売却。2倍で寄るならば半分売却(この時点で損の可能性はなくなり恩株となる)、3倍ならば3分の1を売却(恩株)という予定です。
しかし出口戦略に関してはその場で心変わりすることももちろんあると思います。
最新の私の戦略
前回同様開始から1日後にコインチェックから途中経過が発表されました。
申し込み開始時間から60分で10億6600万円を突破です。
前回のパレットトークンが開始から6分で約10億円到達だったため、比較して初速が遅いという意見も出てくると思います。しかし当記事にも書いてあったように今回は途中経過の発表が予想出来ていました。
前回の初日組は先行有利の可能性も考えていました。
今回は申し込み順は関係ないと公式アナウンスもありました。
なら・・・「800万申し込んで800万円買えてしまったら怖いな、でも倍率が高いなら出来るだけ多く申し込みたいな」
こう思っている人は初日は買い控えるのが自然ですよね。申し込みたい金額が多ければ多いほど慎重になって初日はスルーになると思います。
それでいて60分で突破となればこれは前回とどっこいどっこいと言えると感じました。
しかし、私はパレットの時もプロジェクトには懐疑的でしたが、今回はさらに懐疑的です。
パレットは個人投資家が好みやすいゲーム関連でしたが、今回はファントークン関連なのであまり馴染みがありません。そういう意味ではパレットと同等までは望めないと思っています。
加えて言えばパレットの時もそうですが、IEOでそのトークンが、今回で言えばフィナンシェトークンが欲しいと思って参加する人はほとんどいないはずです。
単にお金が欲しいだけです。
ですからロングホールドだけは絶対考えません。上場日の初値売り、もしくはそこから数日での値上がりを狙ってすぐに売り抜けておしまいです。
ネット上では過去のICO、IEOのその後は厳しいという意見もあります。確かに数年後は厳しいケースが多いです。ですがそういった記事は「最大〇〇円から〇〇分の1」というように印象が最も悪くなるような書き方です。
ロングホールド前提です。
それを言ったら株のIPOだって上場ゴール続出。数年後なんて目も当てられない銘柄もたくさんあります。
仮想通貨クラスターをバカにしない方がいいと思っています。
皆全てを承知で参加することを決めているわけですからね。
ここに満額入れると言っている仮想通貨民は恐らく多くが仮想通貨の海外取引所などでのIEOを経験していますし、どこぞのにわか記事よりよっぽど仕組みを熟知しているわけですから。
それに倍率が10倍以上になると考えた場合、仮に820万円申し込んでも買えるのは82万円。
0になっても82万円ですがさすがに0になることはない。
そう考えるとリスクの上限は82万円(手数料込みで886500円)ですがリターンは青天井です。
リスクリワードという点のみに着目すればこれほど良いものは他にありません。
前回IEOで私は100万円以上利益が出ています。
ですから今回82万円マイナスになってもコインチェックIEOでマイナスにならないという強味もあります。
これらを踏まえ、私は上限まで申し込もうと決めました。上場後の戦略は前述の通り初値が2倍なら半分売り、3倍なら3分の1売り。早い段階で恩株扱いに出来たらと思っています。
※3月4日追記
証券会社から一時的に下ろすなどしてなんとか上限の申し込みが出来ました。
まずは3月9日の抽選をドキドキしながら待ちたいと思います。
倍率は20倍前後でもおかしくないと思っています。
フィナンシェトークン(FNCT)の公募割れリスクについて
余談ですが、公募割れを恐れる声もあると思いますし、私も怖くないわけではありません。
パレットは初値7倍でもFCRコインが大コケでしたからね。
ただ、FCRコインは申し込みが1.8倍だっという話ですし、人気面で当然だったとも言えます。この1.8倍で公募割れ、それも半値くらいまで落ちてしまったというのは1つ目安になりますね。
倍率が上がれば上がるほど買えなかった人が買い圧力となる話はしましたが、それだけでなく分配が分散されて行われれば1人あたりの保有数が少なくなっていきます。
すると「このくらいの金額なら損してもいいから夢を見よう」と考える人も増え、売り圧力の低下にもつながるはずです。
過去の事例をもう2つ挙げます。
国内最初のICOであったテックビューロ者ZaifのCOMSA(コムサ)では申し込んだら全員100%買えるというものでした。発行上限がなく、申し込まれた金額の2倍が発行数になるという取り決めでした。
1か月ちょっとの間受付があり、その間買いたければいくらでも、追加購入さえ出来る状態です。
それでいて1か月後の上場では公募割れしませんでした。(上場後に一時的に公募割れあり)
そしてその後地合いの助けもあり5倍までいきました。
今回は地合いを不安視する声もあります。
最悪の地合いで行われた昨年のシンワワイズ江戸バースのZENI。これは比例配分で約2.2倍の倍率でした。そして最悪の地合いで上場したにも関わらずこれも初値数倍、最大10倍以上になりました。
これらを鑑みれば大丈夫ではないかと個人的には思っています。
ただもちろんリスクはありますので冒頭でも書いたように自己責任でお願いします。
まとめ
仮想通貨を取り巻く環境は2022年後半一段と冷え込み、まさに最悪期という状況でした。しかし年明けからはそこそこ回復していますし、同じくどん底だったBCG(ブロックチェーンゲーム)、NFTも回復基調です。
そういう意味では昨年夏から延期して今開催するのは良い流れになると思います。
後はどのくらいの人が開始直後に申し込むかですね。
コインチェックの口座開設はコチラになります。
冒頭でも書きましたが、IEOにはリスクがあります。今回書いたのはあくまで私の個人的な戦略です。ご自身でよくお考えの上、自己責任の参加するかどうか決めるようにして下さい。