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ナンピンの性質を理解する|黄金のリンゴでもあり禁断の果実でもある

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ナンピンという手法は非常に便利なものです。しかし、下手なナンピン素寒貧という格言もあるほどなので、使い方を間違ってしまうと本当に素寒貧になってしまう可能性があります。

ナンピンをよくする人に共通する特徴から、ナンピンの正しいやり方を考えましょう。

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ナンピンのメリットとは

ナンピンは明の部分、暗の部分があります。その明暗を分かつのはどこでしょうか。

まずはナンピンという手法の良いところに目を向けてみましょう。

  • 平均単価を下げられるので、損をする確率が減る(勝率の上昇)
  • 所持株数が増えるので、勝つ時に大きな勝ちになる可能性あり
  • ナンピン余力を持ったトレードになるのでリスクの軽減につながる

いかがでしょうか。間違いないですね。一見とても素晴らしい手法に見えてくると思います。実際に上手にナンピン手法を使っていけばこのようなメリットを受けることが出来ます。

ただ、ほとんどの人がナンピンを上手に使えていないのが現状です。

厳密に言えば、ナンピンを使うことにより、おいしい経験を何度かすることで、実は禁断の果実であることに気付かず黄金のリンゴを食べ続けてしまっているのです。

ナンピンのデメリットとは

  • 勝率が上昇することで上手になったと思い込み、負けを嫌う(ロスカットしなくなる)
  • 最終的には勝てると思うため、下がれば下がるほどナンピンをしてしまう(無限ナンピン)
  • ナンピンありきの考え方になってしまうため、買い指値の精度が極端に下がる
  • コツコツドカンどころか、ドンガラガッシャーン級の負けがある
  • 一度染み付くとなかなかやめられない

耳が痛い・・・という人も多いのではないでしょうか。

ナンピンは上手に使えれば本当に勝率を大きく高めてくれるので、黄金のリンゴというのは間違いありません。ちょっとしたミスもすぐに帳消しにしてくれますからね。

しかし、本当は禁断の果実というのもまた事実であり、まず勝率が実力以上に上がってしまうため、自分がうまくなったのではないかと大きな勘違いをしてしまいやすいです。

下がっても下がってもナンピンしていき、たった一度の反発で買値を超えてくれればそれだけで大逆転勝利ですからね。下げ続けるだけの株は少ないので、それは勝率も上がります。

10回チャレンジすれば9回以上は勝てるのではないか。

実際この無限ナンピンによる勝負は、よほど変な位置から買い始めなければ相当な勝率になります。

しかし、残る1回の負けは、無限ナンピンにより、ポジションが大きく膨らんだ状態でさらに下げ続け、最後に我慢が出来なくなっての投げ売りによるロスカットという負け方になります。

この負け額は、恐らく他の9回の勝ち額トータルを大きく上回るでしょう。

ですから、どんなに勝率を高めようと、このドンガラガッシャーンという宿命を背負ったやり方では永遠に安定して勝つことなど出来ないのです。まずはそのことを認めなければなりません。

ナンピンを繰り返す人の特徴とは

デイトレーダーに限らず、トレーダーというのは多くの人が自信家です。

詳しくはこちらの記事で。

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自信家だからこそ、自分の考えに絶対の自信を持っているでしょうし、他人から何かを指摘されるとすぐムキになってしまうと思います。恐らく否定出来ない部分でしょう。

その自信家がナンピンで勝率が高まり、持っていた自信が確信に変わります。

そうなると、自分が負けることを認めるのが本当に出来なくなってしまい、全ての投資機会で利益を出そうという気持ちが強くなっていってしまいます。

買った瞬間にミスだったと気付くこともあるかと思います。

その瞬間に売れば1000円、2000円のロスカットになってしまうでしょう。

それでも、そのミスでさえ、無理矢理利益を出そうとし、ナンピン対処に移行する。

私にもそういう経験があります。

そしてそんな時でも、多くの場合は助かってしまうのがまた甘い誘惑、甘い罠なのです。

こうしてナンピンの「明」の部分を何度も何度も味わうことで、ちょっとやそっとの「暗」にぶち当たったとしても決してやめようという思考に流れることはありません。

20連勝した直後の負けで全てを吐き出し、その後また20連勝してコツコツ勝った後の2連敗でそれ以上の大負け・・・また1か月勝っては全てを吐き出す・・・。

私は8年ほど前、このような勝敗リズムの期間がありました。

今思うと、よくそんな状態で株を、デイトレを続けたものだな・・・という感じですね。

また、どんなに買値でミスをしてもナンピンすれば助かる、という考えが染み付いてしまうため、「最初の買い」に対して慎重さがなくなってしまうことになります。

「まぁ、試しに買ってみるか」

いわゆる打診買いというものですが、上がっても良し(利益が出るから)、下がっても良し(ナンピンすればどうせ逆転出来るから)という感覚になってしまいます。

実際、上級者には上がっても良し、下がっても良しという手法を使っている人も多いです。

しかし、それは今回取り上げたナンピンの性質も全て理解した上での手法になります。

単純に何も考えないリバウンド狙いで行っているわけではありません。

何も考えないリバウンド狙いを打診買いからスタートすることは、ドンガラガッシャーンの入り口として最も多いです。いつだって大負けの入り口は何気ない日常なのです。

ナンピンを正しく理解する

このように、ナンピンは正しく理解し、正しく使えば黄金のリンゴとして、常に甘い果汁を出し続けてくれることでしょう。ナンピンは非常に便利な投資手法です。

しかし、ひとたび誤った認識を持ってしまえば・・・ナンピンに頼るようなトレード手法になってしまえば、その禁断の果実はすぐに牙を剥いて襲い掛かってきます。

8年前の私は、まさに禁断の果実としてのリンゴを食べ続けてしまっていました。

長い期間食べ続けてしまった本人だからこそ、ナンピンに「頼る」ようなスタイルでは結局安定した勝ちなどあり得ないということを強く言いたいと思います。

大負けの入り口はいつだって何気ない日常、何気ない「打診買い」であり、その後のナンピンや複数銘柄の同時購入で加速していきます。

そして大負けの翌日、取り返そうとして投資フォームを乱して連敗街道です。

ただ、その状態は決して絶望というわけではなく、成長の、次段階への過渡期だと思います。

私自身もその苦しい時期を乗り越え、ナンピンというものの性質をきちんと理解することで次のステージに行けたと思っています。是非、諦めずにナンピンをうまく使いこなせるようになって下さい。

あまりにナンピンに頼っていると思う場合は、一度スパッとやめるのも手です。

そうすることで買い価格を一発で仕留める必要性が出てきますので、慎重さも増しますし、何より雰囲気を感じたりという感覚も磨かれていくことと思いますので。

まとめ

ナンピンは多くの人が使っています。ナンピンをうまく使えるようになれば安定もするでしょう。

ただ、ナンピンには損失回避のためのナンピンと、利益を大きくすることを目的としたナンピンがありますので、どちらの目的で行ったかもきちんと考えながら行動するようにしましょう。

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