デイトレーダーという職業は何もしないことも仕事です。デイトレというのはチャンスが多く、「チャンスはいくらでもある」とも言われていますが、本当にどうしようもなく見つからない時もあります。
そんな時に取る行動1つで大きな差につながることだってあるのです。
もくじ
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ポジポジ病になるな
すでに株やデイトレードを経験済みの方であれば、1度は経験しているであろうポジポジ病。このポジポジ病は様々な面で非常に厄介なものとなります。
負ける要因にもなります。もちろん大損にもつながりかねません。
それだけでなく機会損失も増やしますし、正直何もいいところがありません。
ポジポジ病に関する詳しい説明はこちらをご覧下さい。
ポジポジ病とは|デイトレで勝ちたい気持ちを抑えられない行動
ポジポジ病とは、デイトレードにおいてすぐにポジションを持ちたくなってしまうことを病気に例えたものです。実際に勝ちの味を覚えてしまうとすぐに発病する病気と言われています。 特にバブル相場などを体験してし ...
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このポジポジ病ですが、本当に厄介なのです。
チャンスはいくらでもあるのがデイトレであっても、例えばあと1分待てば80%の勝負が出来る場面が来るとしても、前のめりになっているから60%程度の勝負に行ってしまいます。
そのことで、1分後の大チャンスは余力がないor心の拘束により気付かずスルーです。
そのため勝率もどんどん悪くなっていき、お金も減り続けます。
そして負ければ負けるほど取り返そうという気持ちが出てきます。それも「すぐに」取り返したいと思うので、同じく前のめり、いや超前のめりになってトレードを急ぎます。
確かに何かを買わなければ勝負は始まりませんし、取り返せる可能性は0です。
それでも、さらに負けるくらいならいったん心を鎮めて待つ。これしかないのです。
仕事という意識を持って我慢をする
負ければ負けるほど焦ってしまい、すぐに結果を求めるのは人間ならば仕方ないことです。
そのことで悩んでいる方がいたら、どうぞ安心して下さい。あなただけではありません。もちろん病気でもありません。むしろ人間として正常な思考、正常な思考だと思って大丈夫です。
しかしデイトレというのは、正常な思考と言いますか、多数派の感覚では勝てません。
常軌を逸するというのは言い過ぎかも知れませんが、しかしそういう常軌を逸したような行動こそ、デイトレで勝つためには必要になります。ですから本能のままに行動していては負けるのです。
勝つために、「イマ」を勝とうとするのではなく、「相対的に」「長い目で」勝とうとするには、前のめりになってトレードをするのではなく、本物のチャンスを見極められる目を養いましょう。
デイトレを仕事としてやっていきたい。
そう思うのであれば、我慢するのが仕事だと思って本能を抑え込んで下さい。
サラリーマンが会社で本能のままに叫ぶようなことはないでしょう。
仕事だから、公の場だから抑えが利くわけです。デイトレを、自分が仕事としてやっていこうとしているこのデイトレを仕事として自分自身がまず認めてあげて下さい。
デイトレチャンスは突然に
デイトレのチャンスは本当に突然現れます。
私はこの『デイトレで勝てない人のためのブログ』をザラ場中に執筆しているケースが多いのですが、書いていて突然パソコンを投げ捨ててデイトレをするようなこともあります。
そのくらい突然チャンスになることもあるのです。
今日はチャンスが少ないなぁと思って眺めていても、突然チャンスだらけになるような変化が起こることもあります。もちろん逆に急にチャンスがなくなってしまうこともあります。
また、個別銘柄として『木』にチャンスが多い時と、全体相場、指数的に、つまり『森』としてチャンスがある時でまた違ってきます。
もちろん「チャンス」と感じる瞬間というのは人それぞれですよね。
順張り派と逆張り派にとってチャンスと感じる瞬間はほとんど真逆のタイミングでしょう。
ですが、自分自身がチャンスと思うタイミングをきちんと待ってトレードをするということは非常に非常に大切なことなのです。その理由を書きたいと思います。
デイトレで何もしないことをマスターすべき理由とは
何もしないという言い方は悪いようにも見えますが、最も的を射た言葉です。
待てずに前のめりトレードが混在する
- 勝った時と負けた時の差がわからず反省方法が曖昧になる
- 負け始めると焦り出してさらに前のめりになる
- ジャンピングキャッチのような買い方が増える
- 投げやりのような気持ちになる
- 精神面で全く成長しない
私も1年間負け続けた身なので、この流れは嫌というほど経験しました。
お恥ずかしい話ですが、実際に自分がこの負のスパイラルに突入している時には自分自身を客観的に見ることも出来ず、ただひたすらに負けながら自分に自信を持ってトレードし続けていました。
デイトレーダーは自信家が多い|トレーダーに喧嘩が多い理由とは
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では、何もしないことをマスター出来たらどうでしょうか。
チャンスと思った時だけトレードをする
- 何が悪いのか後からわかりやすい
- 反省して対策を練りやすい
- 同じ失敗を繰り返さなくなる
- 我慢が出来て精神的に(メンタルが)強くなる
特に『何が悪いのか後からわかりやすい』という部分がいいですね。
課題がハッキリ浮き彫りになれば対策もしやすいですからね。
ですがこれは人間の本能を抑え込まない限りなかなか出来ないことです。私のような一般人にそれをすることは結局出来ませんでした。だからこそ私は、興味を分散させることでこれに成功しました。
出来ないのなら出来ないと諦め、違ったアプローチをしたのです。
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デイトレをしている人を分類すると、相場にかじりつくようにきっちり集中するタイプと、ゲームやネットサーフィン、ツイッターなどをしながら適度に相場と向き合うタイプに分かれます。 私は完全に後者ですが、20 ...
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ちょっと言い方は悪いですが、浮気のような意味合いでしょうか。1人だけでなく、複数人好きな人がいることで、1人と集中してデートをしなくなると言いますか・・・
例えが悪いですね。やめましょう。でもニュアンスとしてはよく伝わったかと思います。
こうすることでポジポジ病のようなものは一切なくなりましたし、チャンスが少ない日は取れなくてもいいやと思えるようになりましたからね。そんな日は他の人と・・・ですからね。
まとめ
何もしないことが仕事というと怠けているとか、だらしないと思われがちですが、そんなことはありません。本能というお話をするならば、人間はある程度の忙しさには耐えられても、『暇』には耐えられない生き物だそうです。
だからこそ、その暇に耐えるという、本能に打ち克つような行動でもある「何もしない」がマスター出来ればそれは立派な仕事だと言っていいと思います。
無駄撃ちを少なくし、勝てるトレードを心掛けていきましょう。