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ポジポジ病とは|デイトレで勝ちたい気持ちを抑えられない行動

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ポジポジ病とは、デイトレードにおいてすぐにポジションを持ちたくなってしまうことを病気に例えたものです。実際に勝ちの味を覚えてしまうとすぐに発病する病気と言われています。

特にバブル相場などを体験してしまうとなかなか治せなくなってしまいます。

ポジポジ病になるとどのようなデメリットがあるか、その治し方はあるのかどうか、見ていきましょう。このポジポジ病で悩んでいる人はかなり多いものと思われます。

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ポジポジ病になる経緯

ポジポジ病にかかってしまう経緯はやはりバブル相場の経験です。直近では2013年~2014年あたりは参加者全員が勝っているとまで言われたほどのバブル相場になっていました。

どこで買っても待ってれば利益になり、どこでリカク売りをしても、「もっと粘ればもっと儲かったのに」という状況になるという相場がしばらく続いていたのです。

この、もっと粘ればもっと儲かったというのがポジポジ病の入り口です。

いったんリカクすべきという気持ちは大事にしているものの、やはりその数十分、数時間後を見るとさらに高値を取ってくるケースが多いバブル相場だと、売ったことを後悔しがちです。

いつ買っても儲かるケースが多いからこそ、「次を何か買わなきゃ!」という気持ちになります。しかもすぐに買おうとしてしまうのです。機会損失を避けるために。

ポジポジ病の進行

上記のような流れでポジポジ病になるとどんどん進行していきます。

「持たざるリスク」という格言が相場にはありますが、この持たざるリスクを常に感じてしまい、常に何かしらポジションを取っていないと不安で仕方なくなってしまうのです。

この持たざるリスクは適正に使えば理に適った格言ですが、ポジポジ病に関して言えば常にそう感じてしまう傾向が強いため、とても厄介な感情になってしまいます。

少し例を見てみましょう。

  1. 3200円でA銘柄を購入
  2. 3300円でA銘柄をリカク
  3. 1分後にA銘柄を3340円で購入
  1. 3200円でA銘柄を購入(この時B銘柄も3200円)
  2. 3300円でA銘柄を購入
  3. 直後に値上がりしたB銘柄を3300円で購入

どちらもポジポジ病の典型的な行動パターンになります。

黄枠の方は3200円から3300円までの上昇でリカクしたため、利益がそれなりに出ているものの、売った直後にさらに値上がりしたことで「置いていかれてしまう」と感じたのです。

そしてすぐに追い掛けるような買いをしてしまいました。

赤枠の方は黄枠のような追っ掛け買いをしないように意識しているのでしょう。

しかし焦る気持ちは抑えられず、好地合いによって一緒に値上がりしたB銘柄の方をすぐに購入しています。これならA銘柄をリカクせず持ったままにしているのと大差ありません。

ポジポジ病の重症化

上記黄枠、赤枠のような行動を取ってもバブル相場であれば許されてしまうケースも多く、実際に2013年、2014年の相場ではこのような手法でも勝てている人がたくさんいました。

しかし助かれば助かるほど、勝てば勝つほどポジポジ病は重症化していきます。

  • 何でもいいから買えば勝てる
  • 株って簡単
  • デイトレって簡単
  • 株を持っていないと不安
  • 売ってもすぐに買いたくなる

どんどんポジポジ精神が育っていってしまうのです。

ポジポジ病のデメリット

ポジポジ病は私の弟と妻もかかっていました。2013年で一気に資産を増やした弟、それに感化された妻の行動はどちらもポジポジ病そのものであり、ほとんどの時間で何かしらの銘柄を持っていました。

私自身もその方がいいのでは・・・と思ったことがあります。

しかしポジポジ病がプラスに働くのはバブル相場の時のみなのです。

いくら好地合いであっても、完全なバブル相場と言える状況でないならば、単純なイケイケ相場にはなりません。きちんと谷間も作りながら、アップダウンしながら上昇します。

つまり売った後、しばらく待つ時間がないと利益が積み上がりません。

せっかく利益が出せても、直後に買い直してしまっては谷間にお付き合いすることになるので、ポジポジ病にかかっていることはこの時完全にデメリットとなるわけです。

つまり、押し目も大して作らないような完全なバブル相場以外では、ポジポジ病がマイナスに働いてしまう可能性が高いということになります。

ポジポジ病による悲劇

先ほどの例ですが、黄枠でも赤枠でも「リカク」という意識はきちんと持っていました。しかしポジポジ病が進むとその意識は薄れていきます。それは当然ですよね。

「結局売らない方が良かった」

この意識が育っていくわけですから。

そして次に来るのは、「これを持ったまま他も買う」です。

いつの間にか「売ったら買う」から「売らずに買う」となってしまい、信用枠も含め余力パンパンに買うような癖がついてしまう人も多くいます。

ここまで来るとポジポジ病の克服は非常に難しくなります。

そしてこの状態でバブルが終わり、暴落相場に突入してしまったらどうでしょう。

ポジションとともに含み損はどんどん膨らみます。

そして魔法の言葉、いったんノーポジを実践出来たとしてもまたすぐに買いたくなってしまい、恐らくはチャンスでもないのに前のめり気味で買ってしまうことでしょう。

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ポジポジ病の治し方

ポジポジ病を治したいと思う人は、当然ですがポジポジ病であることのデメリットを理解していて、このままでは安定してデイトレで勝てるようにはなれないと思っているはずです。

ですがバブル相場で染みついたおいしい思い、記憶はそう簡単に洗い流せません。

技術的な病ではなく、精神的な病とも言えるものなので、治療は簡単ではないのです。

結局のところ、最も治しやすい方法としては、ポジポジ病ですぐにポジションを取ることによって受ける被害の大きさを嫌というほど頭に叩き込むことです。

バブル相場時、ポジポジ病によって利益が出せたという記憶を上塗りしてあげる必要があるということです。もちろん理屈で治せるという人もいることでしょう。

しかしいったん大儲けの甘い汁を吸うと脳内がどうなってしまうのか、私にも経験があるのでわかっているつもりです。どんなに不利な状況になってもいつかは一発逆転でまたその状況に戻れるのではないかという期待が離れないんですよね。

そんな幻想を抱いているうちはどうしてもポジポジ病から抜け出すことは出来ません。

現実を直視する勇気を持ち、他にもチャンスはいくらでもあるということを知りましょう。

  • 「今売ったら置いていかれる」
  • 「売ったら上がってしまう」
  • 「売ったら取り返すチャンスがなくなる」

これらは全て過去の相場の中のことであり、「イマ」という現実ではありません。

バブル時、ポジション持ちにとって大チャンスであったように、暴落相場においてはノーポジの人にとって大チャンスとなります。勇気あるロスカットと勇気ある行動を心掛けましょう。

視野を広げ、マルチモニターや無料メルマガ銘柄など、様々な銘柄を監視することでポジポジ病も解消されていくでしょうから。

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まとめ

ポジポジ病について書いてきましたが、バブル相場で患ったポジポジ病から抜け出すのは本当に至難の業となります。人はどうしても成功時のイメージを拭えないものですから。

つらいながらも過去の栄光や記憶を捨て、現実を直視して時代に見合った手法に真面目に取り組む努力をしましょう。ポジポジ病はバブル相場時のみに許された手法なのですから。

私たち兄弟のトレーダー人生をノンフィクション小説として連載しています。

・兄側のノンフィクション小説
株で億り人になった弟を持つ男
・弟側のノンフィクション小説
株で億を4回つかんで4回破産した男

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