昨今のデイトレではシステムによるアルゴリズム売買が蔓延っているため、以前にも増して数秒、いや1秒で戦況は大きく変わってきます。それは多くの人が実感していることと思います。
ここで大事なのでは、1秒で変わるということの先です。
1秒でガラリ変わるということは、1秒前の判断が正しくとも、注文クリックが完了する時に本当に正しいかはわからないということです。ほんの1秒の躊躇が勝負の分かれ目。
そんな経験もたくさんしていることと思います。
もくじ
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デイトレにおける即行動の大切さ
最初に書いておきますが、この1秒ガラリ一変を回避する方法などありません。
自分で何か出来るならいいですが、相手があって1秒の重要度が変わってくるわけですから、こちらはそれに従うしかないわけです。ですが、出来ることがないわけではありません。
特に順張りで買いたい時に起こる現象の一例を出しましょう。
- 怪しい上昇を発見する
- もっと上がると予想し、買いたいと思う
- より安全を求め少し様子を見る(買いを躊躇)
- さらに上がっていく
- これではジャンピングキャッチになるかもと少し待つ(買いを躊躇)
- さらに上がっていく
- 我慢出来ずに買い
- 買った瞬間下がる
まぁ最後の9番はオマケですが、このような流れはかなり頻繁にあると思います。
2番で即行動を起こしておけば全く問題なく、勝てるトレードだったわけですね。
もう少しこれらを見ていきましょう。
1秒1秒を意識して早め行動を
これらのうち7番までは実際ものすごい短い時間で起こります。
そしてすごく大事なこととして、2番におけるあなたの判断はズバリ正しいということです。
人間はどうしても安全を追いたがる習性があるので、即行動に起こすことが出来ません。もしかしたらそういう弱点を考慮したシステムがアルゴリズムで組まれている可能性も私はあると思います。
さらに言えば、この流れになりそうな中で、例えば3番で様子を見た後に下がるパターンもありますね。
この時、「買わなくて良かった」と胸を撫で下ろすことでしょう。
しかしこの流れがさらに即行動を起こせない自分を作り上げてしまうのです。
1回の成功が強くインプットされる
1回の成功が忘れられずに多くの失敗をすることは多々あります。
パチンコやスロットにハマってしまい給料をつぎ込んでしまうのもこのタイプです。
何度も失敗しているくせに1回の成功による快感がどうしても忘れられないわけですね。
先ほどの「買わなくて良かった」ですが、実際には2番での予想が外れていたという失敗体験になります。それなのに、これを回避したという成功体験に置き換わってインプットされてしまうのです。
上がると思ったものが下がった。しかしジャンピングキャッチをせずに難を逃れた。
これを成功とインプットし、毎回のように躊躇するようになってしまいます。
ならば毎回最後まで躊躇すればいいのですが、6番あたりまでくるとまた違った感情が生まれます。
「やっぱり自分の考えはあってたんだ!」
これですね。これもこれでまた成功体験と考えてしまうわけです。
せっかく自分の考えがあっていたのに、このままチャンスを逸する、機会損失となるのはあまりにももったいないと思ってしまい、なんとか少しでもチャンスをモノにしたいと考えます。
そして7番の行動になってしまうわけですね。
やらずに悔やむよりやって悔やむ
恐らく今ここでこの記事を読んでもそう簡単に変わるものではありません。
そもそも他人の書いた記事、ハウトゥー本などでそんな簡単に変われるくらいならばもっと早く変わっているはずですからね。この「やって悔やむ」が出来るようになるのは簡単ではないのです。
ではどうすれば即行動を起こせるようになるのか。
それは何度失敗しても2番で行動を起こすと言い聞かせるところから始まります。
- 2番で行動を起こすと言い聞かせる
- 行動を起こせても起こせなくても結果をデータで残す
- 何度も同様のパターンでデータを取る
- 20件以上のデータが出来たらどうすれば最も効果的か検証する
- 2番で行動を起こすのが1番だとわかる
結局のところ言い訳の出来ない状況を作り上げるには冷静に判断出来るデータをいくつも取るしかありません。これで5番の結果にならないのであれば、そもそも自分の読みが甘いということです。
決して躊躇が正解というわけではないのです。
例えば前出の2番で行動を起こした場合、仮にその後下がってしまう場合であっても7番で買うのに比べ、逃げる時間はたっぷりあります。なぜなら多くの人がそれを見ているわけです。
そして躊躇して下がったら買おうと考えている人も多いです。
まだそんなに上がり切っていないため、下げシロもそんなに多くありません。
いかがでしょう、どう考えても7番よりも2番で行動を起こす方が理論上も優位性が高くなります。
しかし繰り返しますが、ここでこれ以上私がこの記事で何を言ってもいきなりあなたが変わるわけではありません。後出の流れでデータを是非取ってみて下さい。
ジャンピングキャッチや機会損失に悩んでいる方は自分自身で取った疑いようのないデータを元にして変わっていくしかないのです。
私自身もそのようにして変わってきたつもりです。
まとめ
いかがだったでしょうか。思い当たる節、あったかと思います。私自身もデータで自分に何度も言い聞かせ変わるようにしてきましたが、いまだに躊躇はしてしまいます。
やはり安全を追うという人間の本質から完全に逃れることは不可能なのだと思います。
ですから少しでもそうなるようにこれからもデータと言い聞かせを徹底していきたいと思います。
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