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考え方・練習方法

逆張りのデイトレで分割買いをしてはいけない理由|脱コツコツドカン

投稿日:2018年11月9日 更新日:

私は2009年頃、デイトレで勝てるようになったと浮かれていました。しかし2010年頃には伸び悩んでいました。それはコツコツドカンにより、努力を時々一発で飛ばれていた頃です。

そしてこのスランプを抜け出すのに、実に数年かかりました。

当時やってしまっていたことを思い出しつつ、それがなぜいけないのかを考え、どうすることで改善出来るのかも考えて書いていきたいと思います。お付き合いよろしくお願いします。

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逆張り分割買いとナンピン

わかりやすさを重視したいので、少し大げさな値動きを例に出します。

1200円の株を逆張りで狙い、1100円で1000株欲しいとする

Aパターン

1100円に1000株の指値をして待つ

Bパターン

1110円に500株、1090円に500株指値をして待つ

Cパターン

1120円に200株、1110円に200株、1100円に200株、1090円に200株、1080円に200株指値をして待つ

この中で、Cパターンをやっているうちはデイトレ成績が伸び悩む可能性が高いと言いたいわけです。もちろん全員というわけではありません。傾向の話になります。

また、暴落パニック相場においてはCパターンも有効な手法です。

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ですが基本的には通常の平常運転相場で常に勝たなければいけないのがデイトレーダーですので、平常運転においてこの手法を使うと伸び悩むという意味となります。

分割買いをしてしまう理由

私は実際に自分がなぜこのような買い方をしていたのか理解しています。また、色々な方の話を聞き、同じ理由で同じ症状となり、同じ悩み(成績が伸びない)を持つ人が多いと知りました。

なぜ、Cパターンの買い方をしてしまうのでしょうか。

  • いきなり1000株買うのは怖い
  • 500株ずつでも怖い
  • 200株買うのは怖くない

ほぼ、これです。1000株買うのは怖くても、500株買うのは怖くても、小刻みに買った「計500株」や、「計1000株」であれば怖くないので、感覚をマヒさせるための作戦でもあります。

「値動きが激しいからどこまで落ちるか全く読めないための処置」であれば問題ありません。これがパニック相場用のやり方です。ですが平常運転相場で読めないのはいただけません。

「平常運転相場なのに、どこまで落ちるかわからない」という状態であれば、その銘柄に入ることを止めるべきです。もっと読みやすく自分に合った銘柄に入りましょう。

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分割買いがいけない理由とは

では、なぜ分割買いがいけないか考えてみましょう。

  1. 1120円まで落ちて反発
  2. 1110円まで落ちて反発
  3. 1100円まで落ちて反発
  4. 1090円まで落ちて反発
  5. 1080円まで落ちて反発
  6. 1080円以下まで下落

1番、2番の場合はBパターン、Cパターンが利益となり、Aパターンは損益なしです。

3番の場合は全て利益となりそうですが、B、Cパターンは少し怪しいですね。Aパターンの利益が最も大きくなるところでしょう。

4番の場合も利益となるならば平均単価が最も低いのはAパターンです。

5番の場合は全て平均単価が同じになりますので、これで条件が同じになります。

6番の場合は全て同じのように思えますが、損失の大きさはC>B>Aとなると断言します。理由もきちんと説明します。

いずれにしても1、2番パターン以外は全てAパターンが優位に立つことはわかりますね。

逃げ場の有無について

上記1~6番の場合も全て逃げ場がないわけではありません。しかし3番になる場合、Bパターン、Cパターンは上で買ったものをすでにリカクしているでしょうか?

元々1100円で買いたいという思いがあったわけです。

上で買って発生した含み益はリカクしていない可能性が高いです。下がってもいい、上がってもいいと思いながら粘っているのではないでしょうか。

それは4番、5番、6番の場合に大きな差となって現れます。

最もひどい6番であった場合でも、1100円まで落ちた後、1105円まで反発があればAパターンはそこで逃げているかも知れませんし、分割して売ろうとし、500株だけでもリカクしているかも知れません。

しかしB、Cパターンはこの時まだ含み損なので、逃げられないでしょう。

そうやって逃げ場をモノに出来ずに下がって損失を膨らませる可能性が高いのがB、Cパターンなのです。ですが、それだけではありません。B、Cが大損するケースはまだあるのです。

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ナンピン買い増しへの意識

例えばそのまま1050円まで下落したとしましょう。その場合、Aパターンは4万円の含み損です。株数も大きいので軽々にナンピンはしていないと思います。

「B、Cパターンも同じ4万円だろ!?」

本当にそう思いますか?Cパターンなんて、1080円まで落ちる中で5回も買いを入れているわけです。1070円、1060円でも同じく200株ずつ買ってるんじゃないですか?

いや、もしかしたらパニックになり、「そんなはずはない!」「これはチャンスだ!」とロットを上げて慌てて1070円くらいで買い込んでしまっているかも知れません。

どうですか?これが私の伸び悩んだ大きな理由であり、コツコツドカンの現実です。

  • 1000株一気に買うという行為が怖い
  • ロットを下げて分割して買おう

これは臆病で慎重になろうとした結果だと思います。

ですが慎重になったつもりが、結果的にリスクだけを大きく引き上げてしまっているのです。

こんなことも感じていませんか?

「ロットが低い時に限ってうまくいく気がする」

これも当たり前なのです。だって1番、2番の場合は3番になってもいいと考え、ロットが低い状態で粘るケースが多いわけです。その間に大きな値上がりに遭遇することもあるでしょう。

だからそんな時、ロットが低くてもそこそこ勝てた、と思うのです。

「ロットが大きければ・・・」という気持ちが出てくるかも知れませんが、その場合において「ロットが大きい」なんてことはあり得ないことを自覚する必要があります。

デイトレは「たった100株だから」が命取りになる危険もあります。

臆病風の対処法と練習方法

このような分割買いをしてしまう要因として、臆病で慎重というだけでなく、目先の利益に固執している可能性があります。数か月先ではなく、今月の利益が!今週の利益が!今日の利益が!

こういう考えが強くなっているので、1番、2番の場合に利益が出ない(損益なし)ことを嫌ってしまい、安易に買い始める位置を前に持っていってしまうのです。

これはつまり、自分の狙いの位置より上で買うことになるわけです。

その後、自分の狙いまで落ちてきたらどうですか?

「よし!」と思いますか?でもその瞬間、あなたは含み損を抱えていますよね。本当にその状態で「よし!」と言えるのでしょうか?そこから少し戻したとしても、本来は狙い通りと言えるはずが、まだ含み損の可能性もあるわけです。

これでは何が正解だったかもごちゃごちゃしてきますし、自分の感覚が正しかったのかどうかもうやむやにされてしまい、上達するチャンスを失ってしまいます。

ですから、慎重になりたいのであれば、ロットを下げるだけにして、AパターンかBパターンで練習しましょう。1000株が怖いなら400株でいいですよ。

Aパターンで一撃400株購入orBパターンで200株ずつ2回で購入です。

Cパターンで勝っても、勝ち続けたとしても、それは蜃気楼の中で先が見えないまま勝っているようなものです。1回のドカンでとんでもない金額を失いますし、そうなれば取り返そうとして大負けの連鎖が起こります。

なぜならCパターンで大きく取りたいのであれば、一番下まで刺さってから戻すパターンしかありません。ロットの都合上そうなりますよね。

  • それを強引に取り返そうとするなら、買い始めをさらに上にする
  • 1回毎の買いロットを上げる

このどちらかしかありません。パニック状態でそれをしたらもうおしまいです。

しかも1回毎のロットを上げても小刻みに買う癖は残ります。ですから先ほどの例で言えば、1120円で400株、1110円で400株、1100円で400株、1090円で400株、1080円で400株というような買い方をしてしまうのです。

大負けをする時、1回の大負けよりも翌日以降の連敗でもっと大きな負けがくる理由もここにあります。

地道な努力をする

このように、Cパターンは自分の実力を霧の中に隠したようなやり方になってしまいます。自分が1100円まで落ちると予想したのに1120円で反発してしまった。

これは読み違えですが、その結果としてリカク出来てしまいますよね。

それが繰り返されれば判断をミスしているのに実力で勝っていると勘違いしてしまいます。

ですからロットを落としてもAかBパターン。出来ればAパターンの練習をしましょう。

それを繰り返すことで精度を上げていき、自分で自分自身のことを信用してあげられるくらい成功を繰り返して下さい。それにより、Aパターンでもロットを1000株に出来るはずです。

まとめ

いかがだったでしょうか。心が弱い方に流れると、自然とCパターンにたどり着くように出来ていると思いますし、私も私の知り合いも当然のようにそこへ流れ着きました。

私はこのCパターン島で多くの経験をしました。

2~3か月頑張ってコツコツ勝っては数日で全てを吹き飛ばすドカン負け。これを何回も繰り返すことでついにはコツコツ頑張る意欲も失ってしまいました。

そんな経験があるからこそ、同じ境遇で悩んでいる方には抜け出して欲しいと強く思います。是非、自分の判断を曖昧にせず、白黒ハッキリするAパターンでの練習を頑張ってみて下さい。

私が脱出出来たように、あなたもいつか脱出出来ると信じています。

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