デイトレードを、デイトレーダーという職業を長く続けていれば、スランプに陥ることというのは何度もあるでしょう。時にはこの先やっていく自信さえ崩壊してしまうことも。
そんな時、どのようにして失った自信を取り戻せばいいのでしょうか。
もちろん「勝つ」ことが一番の特効薬となるのでしょう。
しかしスランプ時はそう都合よく勝てるものではありません。あれだけ当たり前のように勝っていたのに、全く波長が合わなくなってしまうことだってあるのです。
もくじ
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スランプ時にしてはいけないこと
まず先に、スランプに陥ったと感じた時、してはいけないと思うことを書きます。
それは自分のトレードスタイルに大きな変化を加えることです。
これはあくまで「スランプ」のお話です。長く勝ててない場合はこの限りではありません。勝てるようになってきたかな?と思ったのに負け組に逆戻りしてしまった人には有効ですね。
例えばそれまで順張りを極めようと練習してきて、やっと勝てるようになり、数か月利益が出ていたとします。しかしまた勝てなくなってきて、スランプを実感したとしましょう。
そこで、突然逆張り手法に変えたりするのはNGだということです。
もちろん逆張りを練習した人が突然順張りに変えるのもNGです。
あなたは自分自身でその手法を磨き上げ、勝てるようになったわけです。
それを大きく変えてしまっては、それまでの練習の大半が無駄になります。いえ、無駄どころか、それまでの練習で培った意識がきちんと残っているので、新手法の邪魔にもなります。
順張りでのノウハウを持った者が、スランプで突然逆張りをしても、順張りで培った意識が邪魔をして逆張りなんて到底出来なく、チグハグになってしまうということです。
ですから、スランプに陥った時、いきなり大きな変化は加えないようにして下さい。
スランプの入り口を探そう
スランプに陥ったと感じる頃、それはもうすでに勝てなくなってから1週間以上、もしかしたら数週間過ぎている頃のはずです。つまり本当の意味でのスランプの入り口はそこではありません。
実際に勝てなくなった時期というのはかなり前なのです。
ですから、まず最初の作業としては、いつくらいから勝てなくなってきたのか、そしてその頃、相場にどのような変化があったと考えられるかをきちんと考察することです。
原因がわからないものを修正することは出来ませんからね。
スランプ前とスランプ後を比べる
スランプの原因は、極端に大きく分ければ2つあります。
- 相場が原因のスランプ
- 自分が原因のスランプ
相場が原因である場合、上昇相場、ボックス相場、下落相場など、いわゆる基調のようなものに大きな変化があった可能性があります。
下がっても結局は上がる相場というようなぬるま湯相場から、下落相場に変わってしまえば、もちろんいきなり対応出来なくなってしまう可能性もありますからね。
しかし、相場が原因ではなく、自分が原因でスランプになっている可能性もあります。
- 一度の大負けで臆病になってしまい、買いポイントがズレてしまうこと
- 大負けを取り返そうとして欲張ってリカクポイントがズレてしまうこと
- 大きな勝ちがきっかけで調子に乗ったトレードを頻発してしまうこと
- ナンピンで助かったことにより、ナンピンに頼るようになってしまうこと
- ナンピンからの大きな利益を覚えてしまい、ナンピン癖がついてしまうこと
このように、ざっと書き出しただけでも、自分が原因で、精神面が原因でスランプに陥ってしまいそうな要因はたくさんあります。ドキッとした方もいるのではないでしょうか。
そうなんです。負けからではなく、大勝ちからスランプになるケースも多いのです。
とにかく振り返ること
相場の変化によるスランプであれば、スランプの入り口とその前でどのような変化があったのかよくチェックしてみて下さい。今まで培ってきた知識・経験は必ず生きます。
大きな変化を加えるのではなく、微調整をし、うまくいかなければまた微調整をするというように、少しずつ相場に歩み寄っていけるように頑張ってみましょう。
自分に原因がある場合は、とにかく「いつも通り」、平穏を取り戻せるようにしましょう。
心理面での変化が必ずあります。
その前と後でどのように変わってしまったのかをきちんと知り、どうすれば元に戻せるのか考えてみましょう
あくまで「スランプ」なのですから、脱出すればまたいつものように勝てる!
心され折れなければ何度だって挑戦出来るのですから。
株ブログでデータを残す
振り返ろうにも、データが残っていないと難しいです。
ただ漠然と勝ってきただけでは、その時どのような心情だったか覚えていられません。
また、過去にスランプを乗り越えた時、どのようにして乗り越えたかも忘れてしまっているでしょう。自分のこととはいえ、データというのは少しでも多く残しておくべきです。
エクセルやワードなどを使って残すのもいいと思います。
株ブログ、トレード日記ブログなどもデータを残すのに向いています。
株のブログを書いている人は多いですが、単なる自己満足や自己顕示欲などでやっている人は少ないでしょう。その多くはまさに自分のため、自分が振り返る時のため。
そう、つまりはスランプを乗り越えるために存在するのです。
どんなに優れた教師よりも、過去の自分のデータというのは参考になります。
是非、毎日データを残し、反省を書く癖をつけてみて下さい。
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まとめ
いかがだったでしょうか。私はもうデイトレ歴は12年目となりますが、それでも気付かないうちにスランプに陥り、過去のデータに頼ることがあります。
何気ないことでも1つ1つ意味があるのです。
是非、自分なりのスランプ脱出方法を見つけて下さい。