ロスカットが出来ない、ついついナンピンしてしまい傷口を広げてコツコツドカンになってしまうという人は多いと思います。私もいまだに少し狂うとそういう癖が出てきます。
ロスカットをしない、ナンピンをするというのと同義語がありますので、それを見て、それが本当に正しい判断による行動なのか冷静に考える癖をつけましょう。
もくじ
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ロスカットをしないの同義語とは
ロスカットをしない=その価格で同株数を買う
これが結論です。ですから、ロスカットをすべきかどうか考えた上で、ロスカットをしないという判断を下す場合、その価格で「買いたい」と思える状況でなくてはならないのです。
- 1500円で500株購入する
- 1450円まで下落して含み損が25000円
- ロスカットするかどうか迷う
- ロスカットしないと判断
- 1450円で500株保有が続く
いかがですか?含み損は実損と変わりません。つまり2番の時点で25000円は損しているのです。1450円にて500株を新規に買いたいと思える状況であれば粘るのもいいでしょう。
しかし、ノーポジだったと仮定した時、欲しいと思えないのであればロスカットすべきなのです。
「ノーポジなら絶対買わないな」と思いながらロスカットしないのであれば、それはもはやお祈りの部類、ギャンブルの部類であり、仕事をしているとは言えません。
もちろん、実際には感情という要素が少し入ってしまうでしょう。
しかし、ロスカットしないということと、ノーポジ時に同数の買いを入れるということが、デイトレにおいて全く同じ意味を持つということはよく覚えておきましょう。
ナンピンをすると同義語とは
ナンピンをする=その価格で2倍の株数を購入する
いかがですか。いやいや、それは違うだろうって思いましたか?
思いますよね。今回の2つの同義語は弟から言われた言葉なのですが、私も最初に聞いた時、すぐには理解が出来ませんでしたし、特にナンピンの同義語は違うだろうと思いました。
ロスカットしないの例と照らし合わせて考えてみましょう。
- 1500円で500株購入する
- 1450円まで下落して含み損が25000円
- ロスカットするか、ナンピンするか迷う
- 同数ナンピンすると判断
- 1450円で1000株保有となる
先ほどと同様に、2番の時点で25000円の損となります。そこでロスカットして確定損となろうが、含み損であろうが同じ25000円の損失であることに変わりありません。
そこで焦点となるのは、1450円で1000株買いたいかどうかです。
含み損である25000円を考えず、ノーポジだったと仮定した時、1450円で1000株買いたいと思うならナンピンをするのは正しい行動と言えましょう。
しかし、いらないのであれば、正しい行動はロスカットです。
欲しいけど500株くらいだな、と思うなら何もせずホールドで様子見です。
冷静に考え行動すること
デイトレに限らず、何回も同じことを繰り返し行うことは、確率論を使うことで安定に近付きます。正しいと思う行為は、何度失敗してもめげずに繰り返すことで成功に近付きます。
その行為を邪魔するのが「感情」です。
特に含み損があり、その金額が大きいと、「こうすべきなのはわかっているけど・・・出来ない」というケースが増えてきてしまいます。
もちろん私もそういうことがあります。
いい加減直せなければいけないと思うのですが、実際にその場面になるとどうしても感情が優先されてしまい、なかなか正しい行動を取ることが出来ません。
冷静に考えること、そしてその考えを実行すること。
この2つが出来るだけでデイトレの成績というのは見違えるほど向上するはずです。
もちろんそれも含めてわかっていながら出来ないのが人間ということになりますが・・・。
コツコツドカンとはお付き合い
何度も繰り返し書いてきましたが、コツコツドカンはそう簡単に直せません。
無理に直そうとすると、ちょっとの含み損で損切りを繰り返す損切り貧乏と呼ばれる負け方になってしまうので、私は無理に直す必要はなく、うまくお付き合いしていけばいいと思います。
例えばコツコツドカンは許容しても、ドンガラガッシャーンレベルは許容しない。
2~3日分の勝ち額が飛ばされることは許容しても、1週間分の利益が飛ばされそうになったら絶対その前に逃げるなど、どこかで強制的な逃げ道を作っておくことは大事です。
また、1銘柄のみで信じられないほどの額を負けるケースは非常に稀です。
大体は1銘柄の含み損に耐え切れなくなり、なんとか同じタイミングで他銘柄にて助かろうと安易に新規買いをし、複数銘柄で含み損を抱え、ドカンが完成します。
ですから、脳内でイレギュラーを感知したら、何もしないで待ってみるのも1つの手段だと言えます。
まとめ
チャンスはいくらでもあり、今捕まっている銘柄で取り返す必要などどこにもありません。全ての投資機会で利益を出そうとするのではなく、無数にあるチャンスを察知する力をつけましょう。
その方がよっぽど建設的だと言えます。
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