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コツコツドカン特集

ロスカットが出来ない人は逆張り投資手法で負けない取引を極めよう

投稿日:2018年2月16日 更新日:

ロスカットが出来ないというのは人間の本質だからある意味仕方ないという書き方をしてきました。直そう直そうと思っても直せないのであれば、それはもう無理です。

言い方は悪いですが、「無駄なあがき」に時間を使うよりも、ロスカットが出来ない自分コツコツドカンが直せない自分とどのように付き合っていくか考える方が建設的でしょう。

そうしているうちに、いつの間にか直せる可能性もありますからね。

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順張りと逆張りの差

よく誤解されることでして、私自身も弟に言われるまで勘違いしていたことがあります。

それは、順張りと逆張りで「リカク出来るまでの速度」はどちらが速いか、ということです。

もちろん一概には言えない・・・と言いますかケースバイケースになるわけですが、一般的には順張りの方が速いと言われているそうです。私は自分の手法の関係からも逆張りの方が速いと思っていました。

しかし理屈で考えてみると、確かに順張りの方が速いと理解出来ました。

順張り

  1. 上昇中の買い
  2. 天井買いさえしなければそのまま上昇
  3. 含み益になる
  4. そのまま大きな上昇or天井で下落
  5. 下落だった場合は助からない危険性が高い

逆張り

  1. 下落中の買い
  2. 大底買いが出来なければそのまま下落
  3. 含み損になる
  4. 落ちるナイフだと大怪我だが、大底で切り返す期待
  5. 切り返した場合は買値を上回って含み益になる期待が高い

つまり、スキャルピングのように、買ってすぐに逃げるやり方で考えるなら順張りの方が効率的だというお話です。買ってすぐに含み益になるので、欲張らない場合はほぼ毎回リカク出来ます。

逆張りの場合は、よほど良い位置で買えない限り、含み損を経由します。

そのため「売らされる」こともあるし、浮上するまで時間がかかることもあるでしょう。

また、落ちるナイフ、ナイアガラと呼ばれる落ち方をされると大ヤケドになります。

ですから・・・

「買ってすぐに利益を出したい!」

「含み損は嫌だ」

という人には順張りの方が向いている・・・という話に納得しました。

ただ、私はそれでも逆張りで含み損にならないという、さらなる高みを目指して手法を作りました。それについては後述します。

粘った場合のその後

  1. 順張りで含み益を粘る
  2. 逆張りで含み損を粘る

両者比べてみましょう。

まず、順張りで含み益を粘った場合、さらなる上昇からストップ高を捕らえるような動きに遭遇することもあるでしょう。大儲けを狙うなら順張りがいいと言われるところでもあります。

しかし・・・もしも天井を打って含み損に変わってしまったらどうでしょうか。

大きな上昇後に下落という展開です。

いったんの天井であり、再度高値を目指す動きになる可能性ももちろんあります。

しかし本当の天井だった場合、数日・・・数週間、数か月と救済されない可能性も非常に高くなります。もちろんデイトレードにおいて救済などされるわけがないのです。

次に逆張りを考えてみましょう。

買ってすぐは含み損になったとしても、それを粘ることで含み益に変わったとしたら・・・?

そうです、それは大底を打ったことで戻ってきた可能性が高く、もしかしたら大きな戻りも期待出来るかも知れません。もちろん、弱ければ再度含み損になる危険もあるので注意は必要ですが。

いずれにしても、よほど弱くなければ逃げ場はどこかで作られる可能性が高いです。

目的をきちんと意識すること

私はこの記事において、「順張りが良い」「逆張りが良い」ということが言いたいわけではありません。どちらの手法でも勝てる人は勝ち続けているわけであり、優劣などありません。

もし、スキャルピングに徹することが出来、ミスした場合にそれを自覚し、認め、受け入れ、ロスカットが出来るというのであれば順張りが向いていると言えるでしょう。

しかし、含み損になるとどうしても売れなくなってしまう。

すなわちロスカットが出来ないタイプは、逆張りを極めに行ってみてはどうでしょうか。

上記のように、順張りした際、含み損になってしまうと、いくら粘っても救済されないケースが多発します。どんなに勝率が高くても、コツコツドカンになってしまうのです。

逆張りの場合ももちろん、コツコツドカンはあります。

それは「下がれば下がるほどチャンス」という考え方から行う手法ですので、イレギュラーな下げ方をしている時、すなわち落ちるナイフに対し、無限ナンピンで対処すると完全にアウトです。

ですから、まずは「逆張り+ナンピンなし」で慣れてみて下さい。

負けない手法を身に付ける

私は含み損に耐えられるような強い心を持っていません。ですから含み損は大嫌いです。まぁ好きな人はいないでしょうけど、恐らくかなり極端に含み損を嫌うタイプだと思います。

それにロスカット出来ない病も持ち合わせていました。

ちょっとした矛盾ですよね。

含み損に耐えられないのに、含み損が膨らむとそれをロスカットしたくないと考え、粘ってしまう。まるで芯のない投資をしていた時期も過去にありました。

そこで・・・

順張りのメリットである、「買ってすぐに含み益」という部分と、逆張りのメリットである、「粘れば助かる可能性が高い」という部分を合わせ持った手法はないか考えました。

それはトコトン買値にこだわることで実現出来ました。

簡単に言えば、オーバーシュートを拾うのです。オーバーシュートなので、買えた瞬間に戻りがあり、数秒、数十秒でリカクが出来るケースが多いです。

また、多少飲まれてもすぐに戻るものが多いです。

もちろん、指値の位置や、どこがオーバーシュートになるのか、という点については経験を積む必要があると思いますが、一度これを極めれば負ける戦はほとんどなくなります。

いきなり多くを望んでもなかなかうまくはいきません。

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まとめ

いかがだったでしょうか。逆張り手法というのは、下落相場でも勝ち続けられるという強味があります。2013年から長く上昇相場が続いているわけですが、いつ崩壊がくるかもわかりません。

様々な手法、引き出しを持っておくことでどんな相場にも対応出来るようになります。

是非、多くの手法を試してみて下さい。


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