昨日、相場が始まる前に体調が良くない日はいつもと違ってくるため、気を付けなければならないと書きました。他にも気を付けるべきタイミングをいくつかご紹介しましたね。
私は自分で自分の記事を肯定したいかのように見事に崩れました。
もはや最後は自分で何がしたくて何をしているのか全くわからないほどでした。
今回の私のパニックを生きたサンプルとしてご提供したいと思います。
もくじ
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いつもの確認を怠って買いを入れる
最近では急落がいつもよりひどいと感じた時、決算等あったか調べてから入ります。昨日は9519レノバという銘柄の急落を発見しましたが、何も調べずにあっさりと入ってしまいました。
2回くらいトレードしたまでは良かったのですが、ついに大きな下落に巻き込まれます。
結局ストップ安まで連れていかれ、含み損が10万前後になったと思います。
その下落の最中に6787メイコーの寄りを買いました。10万すでに負けていることもあってついつい欲張ってしまいいつもの軽快なフットワークが出せません。ついにはこちらもストップ安へ。
もはや何をやっているんだという状況です。
いや、まさかここまでおかしくなるものとは・・・と自分で少し笑ってしまいました。
しかしそう自覚して以降は立て直そうと頑張っていき、固執せず飛び移っていくトレードに徹することでどんどん取り返していきました。よくここまで立て直せたなと一時は思いました。
後場になっても頑張っていると、ついにプラ転へ。
ストップ安で捕まっているものはあったものの、当日決済分だけで見れば含み損を加味しても4万近いプラスへと転じていました。これで満足出来ればいいわけですが。
やはりいつもと同じ思考が持てない
6787メイコーもストップ安でいくらでも売るチャンスはありました。
それなのに全く売ろうとしない自分がいます。
もう十分他で取り返したはずです。利益も出たわけです。それなのに一切売る気にならないのです。何を欲張っているんだ・・・。妻がメイコー買いたいと言ってきました。
それに対してはやめておけとアドバイスしているのです。
それでも自分はホールド。
これも振り返れば何が何だかわかりません。
その後相場はどんどん崩れていきました。
4588オンコリスバイオで狂う
自分の中で昨日は入った時のホールド時間がやや長いことを自覚していました。
だからこそオンコリスバイオは避けてきたのですが、ついに入ってしまいます。そこそこの含み損へ連れて行かれた後、小さなロスカットで済ますことが出来ました。
しかしなかなか危険なトレードでした。
さらに落ちた時、今度こそスイング目線でいこうと買ってしまいました。
確かに今日指数が大きく落ちようものならスイングを発動させるつもりでいました。
しかし前もってきちんとじっくりと立てた作戦ではなく、急遽買わされた格好でのスイングとなった感は否めません。いや、否めないどころか全ては買わされたスイングに過ぎません。
私の唯一の武器は持ち越しをしない完全デイトレードに徹することです。
ですから、買ったものの思うように動かなかったため持ち越しに逃げるということを一切しないで来ました。今日も実際に最後は振るいにかけました。
スイングしたい銘柄とそうでない銘柄に分別し、きちんと売った銘柄もあります。
しかしそれは買わされた銘柄群の中での話です。
元から狙っていた銘柄はこの中に2つしかないのですから。
パニックは思考停止の後、暴走を招く
自動車による痛ましい事故が連日相次いでいます。
私は19歳の頃、一時停止で止まらず横からきた軽トラにぶつけられたことがあります。語弊がありますかね・・・。私が悪いのです。一時停止違反ですからね。
軽トラ側は徐行の道路です。
真横からぶつけられた私の車は交差点の左角に向けて吹っ飛びました。
そこは駐車場だったのですが、私は何を思ったかアクセルをブンブンふかしました。
今でも覚えています。
一瞬思考は停止するのですが、何かしなきゃと思うと自分でもわけのわからない行動を取るのがパニックです。
その時はぶつかった衝撃でちょうどギアがニュートラルに入っていたおかげで空ぶかしに終わりましたが、ギアがドライブ等に入っていて、車が故障していなかったら大暴走していたかも知れません。
昨日のデイトレに関しても同様の流れに感じました。
体調が悪い時のデイトレがどれほど危険か嫌というほど経験し、それを自分に言い聞かせる意味でも朝に記事にしました。そこまで意識しておきながらこのように簡単にパニックになるのです。
意識し過ぎたという話ではなく、頭の回転速度が確実に鈍っているのだと思います。
反省の必要性は大きい
私は今回の失敗を「やっぱり」で終わらせてはいけないと思います。
今回反省すべき点は朝の10万負けだけではありません。ここも確かに反省材料です。
しかしこれを無理やりではなく、きちんといつも通りのトレードで取り返した自分がいたはずなのです。しかもその時も体調は悪いままです。そこできちんと終わらせていれば・・・。
そうすればプラスで終えられ、休むことも出来たはずです。
納得がいかないからと継続した結果、ノーポジで終われずスイングの始まりになってしまいました。
1銘柄は狙い通りとしても、他にも持ち越したので、これはずっと守ってきた持ち越し禁止を明確に破ったことになります。どんなにパニックになった時でもここだけは守って来ました。
これだけ経験してきたのだから1回くらいいいだろうという気持ちも今回よぎりました。
1回くらい、そう思ったが最後ドツボにハマっていくのが人間の愚かな習性です。
このように過去の実績や経験、知識など何の意味もなくなってしまうのが脳内パニックです。そして体調不良時にはそのパニックを簡単に引き起こしてしまうものです。
繰り返しますがデイトレをするために生きているわけではありません。
生きるためにデイトレをしているのです。
体調が悪ければ素直におとなしく休むという選択を取れるようになりたいと思います。
まとめ
今回のスイング結果がどうなろうと、パニックによるスイングなので、全く参考にならないものです。成功した時には調子に乗らないように。失敗した時はきちんと受け止めるようにします。
読者の皆様はこのようなパニック行動を生きたサンプル、反面教師として使って下さい。
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暴落パニック相場なるものが年に数回訪れます。もちろん逆に朝の寄りから暴騰するようなウハウハバブル相場も年に数回やってきます。スイングトレーダー、デイトレーダーでその相場が持つ意味は大きく違ってきます。 ...
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パニックになった人の行動は良いカモです。昨日の私は相当良いカモだったことと思います。
せめて私に出来ること、やるべきこと、これをやれればまだ救いという内容としては、スイングしてしまった株のことを忘れ、今日1日を普通にいつも通りデイトレすることだと思います。
どこまで平常心でいられるか、試されると思っています。