今回はリスクについてです。リスク管理をしないと退場になるというのは当たり前の話ですが、リスクを取ること自体は決して悪いことではありません。
人間はリスクを意識的にも、無意識にも避けようとしてしまいがちです。
それゆえ、本能が避けようとしてしまうリスクを取れるというのは、実は大きな才能にもなるのだと私は考えています。
もくじ
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リスクなくしてリターンなし
リスクとリターンの関係は、基本的には正比例の関係になっていると考えるべきです。リスクを上げていけば、リターンも大きくなるわけです。
- ローリスクローリターン
- ローリスクハイリターン
- ハイリスクローリターン
- ハイリスクハイリターン
大きく分ければこの4つに分類されるわけですが、ローリスクハイリターンなどという都合の良い株式投資というのは、IPOの当選くらいのものです。
実際にデイトレードを行う際は、ローリスクローリターンの投資法か、ハイリスクハイリターンの投資法のどちらかを選ぶことになるはずです。
そんな中で、自分なりに工夫をし、少しでもリスクを抑えつつリターンを上げようと努力するのが、個々のオリジナル手法につながっていくのでしょう。
私がズレ手法を作り出して使っているのも、逆張りや、スキャルピング手法でローリスクローリターンの投資法を学びつつ、昇華させることが出来たからです。
ズレ手法について|Rオリジナルのデイトレ株投資手法を伝授
今回はズレ投資法について書いていきます。この「ズレ手法」という手法は、2017年5月18日現在、どこを検索してみても扱っているページがないので、Rオリジナルの投資手法になります。 もくじ1 ズレ手法と ...
私の弱点について
ローリスクローリターンを好む投資家である私のようなタイプは、勝率も高いです。その最大の理由は、リスクを取らないからということになります。
そしてリスクを取らないために、ほぼ勝てるのは間違いない反面、大きな利益にはなかなかつながりません。
この大きな利益を取ろうと思うならば、リスクを上げていく必要があります。
しかし、一度この手法に慣れてしまうと、なかなか殻を破ることが出来なくなってしまいます。
そのため、リスクを取りに行きたい、行くべき、行かなきゃ!という場面になっても、躊躇してしまうケースが多くなってしまいがちです。
これは紛れもない弱点だと言わざるを得ません。
リスクを取ることを恐れない
ここはデイトレで勝てない人のためのブログです。あなたが勝てていないトレーダーさんだとしても、負けること、リスクを取ることを恐れないで下さい。
確かに株式市場で常勝トレーダーになるのは簡単なことではありません。
そこまでたどり着く前に資金がパンクしてしまう方も多くいるでしょう。ですが、リスクを取れなくなってしまったら、今後リスクを取れないトレーダーになってしまいます。
こんな言い方はおかしいかも知れませんが、練習中は、負ける時はきっちり負けていいと思っています。
練習中から勝とうとしたり、勝ちにこだわっていると、むしろ成長が遅れます。いえ、成長しないかも知れません。
少し例を出しますので考えてみて下さい。
100万円のトレード資金がある
- 毎日1万円以内の勝ち負けを繰り返しながら練習
- 練習中に3万勝つこともあれば5万10万負けることもある
あなたはどちらの練習方法をしていますか?誤解のないように先に書きますが、あくまで私個人の見解ですから、納得出来ない場合はスルー推奨です。
しかし、きちんと根拠も添えて説明させていただきますので、今しばらくお付き合い下さい。
多くの人は、「勝てないうちは1番がいい」と考えることでしょう。そして1番の練習方法をしている人はたくさんいるものと思います。
確かに、いきなりドカンと資金を入れてしまうと、私のように右も左もわからないまま550万という大金を失ってしまう救えない人も出てきてしまいます。
ただ、私は1番の練習方法には反対です。とても反対なのです。練習方法は断固として2番で行うべきだと考えています。
場の空気を最大限に感じるべし
相場には確実に空気の流れがあります。もちろん比喩表現ではありますが、値動きでチカチカ光っているだけの株価がしゃべっているように感じる時もあります。
そのくらい場の空気というのは感じることが出来るものなのです。
しかし、1番の練習方法で本当に相場の声を聞くことが出来るでしょうか?
真面目にトレードをし、真面目に勉強しているというのは確かでしょう。否定もしません。もちろん認めます。しかし、確実にその内容は自分で薄めています。
「今は勝てないから少額でやってるんだ!」
わかります。わかりますよもちろん。では、負けた時、自分になんて言っていますか?こう言っていませんか?
- 「今日も負けたけど勉強になった」
- 「こんな値動きもあるんだ、少額で良かった」
- 「危ない、まだロット上げないうちで良かった」
- 「まだ資金は増やすべきじゃないな」
いかがですか?思い当たる節はありませんか?そうです、負けて安心しているのです。負けても仕方ないと思っているのです。
そんな精神状態では、場のひり付く空気はなかなか感じられないものです。
勝ったら万歳、負けたら胃がキリキリ。そういうリスクを取ってこそ初めて場の空気が伝わってくるものだと私は考えています。私は。
自分の人生を薄めないで
私自身、どうしてもロットが上げられないので、偉そうにリスクを取れと言うことは出来ません。しかしながら、リスクを取らないということは、すなわち自分を信用出来ないことになります。
また、自分の持っている人生の時間を薄める行為にもなるのです。
どうしても行くべきと思った時、私は「自分の人生を薄めるな!」と言い聞かして鼓舞したりします。
1番、2番の練習方法についてもそうです。1番の練習方法でやっていれば、恐らくは退場するような負け方をすることはないでしょう。
心が折れない限りはいつまでも練習を続ける権利があるはずです。
しかし、いつの間にかそういうトレードしか出来なくなってしまいますよ。あなたは1日3000円ずつ勝ちたくて株の練習をしているわけではないですよね?
2番の練習方法をしていると、退場クラスの負けになってしまう可能性もあるでしょう。ただ、その時きちんと感じるはずです。場の空気というものを。
そしてきちんとその負けを反省し、次に生かせるのであれば、それは決して無駄な負けではありません。
資金をもう一度作り、再挑戦する時には必ず成長していることでしょう。
是非、自分の人生の時間を凝縮させた濃い練習時間を過ごして下さい。
トレード環境を整えるのは早ければ早いほど良いです。こちらも参考にして下さい。
私のトレード環境紹介
こちらは2018年初旬まで使っていた私のトレード環境です。凄腕デイトレーダーさんのように、何枚もモニターを使っているわけではなく、ノートパソコン1台と、モニター1枚です。 2022年現在はモニターのサ ...
auひかりで高額キャッシュバックと爆速インターネット環境をゲット
※2022年の最新版情報にアップデートしました。 実は私がauひかりに乗り換えたきっかけはデイトレ環境ではありません。インターネットゲームやスマホゲームのオンラインゲームにハマっていまして、その環境速 ...
まとめ
人間は年々リスクを取れなくなっていくものです。また、結婚、子供が生まれるなどを契機に、本当にリスクを取らなくなっていきます。
独身であるうちや、まだ勝てるようになっていないうちからリスクを取らないことに慣れてしまうと、最終的には本当に小学生のお小遣い稼ぎが目的になってしまう可能性もあります。
目的が日々のお昼ご飯代稼ぎというのであれば、1番の練習方法もありだと思います。
しかし、そうでないのであれば、いったん殻を破って練習してみる、というのも良いかと思います。
私は550万負けてからの復活組です。今となってはあの負けも無駄ではなかったと笑って話せます。ただ、何もわからないうちから資金を大きく入れ過ぎたことは猛反省でしたね。
あくまで率の問題です。資金の最大量を抑えて、全力で勝負するやり方でも十分に空気は感じられると思います。
なんとか誤魔化してリスクを取っていると自分に言い聞かせるのであれば、資金を30万程度にして、毎回その30万を全力で投入する練習方法も2番の方法と言えるでしょう。
「負けてもいい」という気持ちが入る余地を一切なくして練習するようにして下さい。
お付き合いありがとうございました。