私が13年間勝ち続けた手法を全て公開しますという記事を出しました。
私が13年間勝ち続けた株のデイトレ手法をこの記事で全て公開します
私は株のデイトレードを始めて最初の1年間で550万円も負けました。本当に一筋の光さえ見えない日々でした。時には自暴自棄になり、吐き気を催すこともありました。 しかし2年目に勝てるようになり、そこから先 ...
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以前YouTube動画の方で出していた内容を文章化したものになります。今回の14年間勝ち続けた秘訣も過去にYouTube動画で出していた内容をもとに、さらに追記した内容にしていきます。
もし良かったら先にこちらの動画もご覧下さい。
もくじ
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精神的に追い込まれた回数
私は2006年8月に株のデイトレードを初めて行いました。言わばこれがデイトレーダーデビューだったわけですが、ここから15年の間に私は4回ほど精神的に追い込まれました。
今までの記事や、YouTube動画で、最初の1年間で550万円負けたというのは周知の事実です。
そしてその後はずっと勝ち続けてきたのも事実ではあります。
しかしこの間、さらに3回も追い込まれていたのです。実際ギリギリまで追い詰められていたと言えるのは最初の1年で550万円負けた時だけかも知れませんが、他3回もかなり追い込まれはしました。
しかし今思えば定期的に追い込まれることも14年間勝ち続ける上で大事だったように思います。
人間は変化を嫌う生き物で、私自身も同じです。多少生活がつらく、改善すべきと思ってもなかなか変わろうとしませんが、追い込まれればさすがに動きますからね。適度に追い込まれるのは悪いことではなさそうです。
そしてこの「変わり続けてきた」からこそ14年間勝ち続けてくることが出来たのだと思います。
破産寸前まで追い詰められて変わったこと
これが1回目ですね。これは2007年7月でした。この時は追い込まれただけでなく、本当にギリギリまで追い詰められていました。それこそ消えてしまいたいと思うことも何度もありました。
恥ずかしい話ですが、私はそれまであまり壁に当たったこともなかったため、自分は出来る人間だと思い込んでいました。プライドも無駄に高かったのを覚えています。
ですから自分のやり方、手法等が間違っていると認めたくなかったのです。
ですが36万円という資金しかなくなってしまい、さすがに自分の弱さを受け入れました。
そしてそれまで1年間負けるべくして負けてきたやり方を一切やらなくなったのです。
必勝法のようなものはわからなかったけれど、自分が1年間負け続けたことで必敗法のようなものはよくわかっていました。それらをやらなくなったことで一気に世界は変わりました。
追い詰められたことでやっと自分の弱さを認め、受け入れ、そして「変わる勇気」を持てました。
この時にやっていた手法はこちらです
- 順張り躊躇からのジャンピングキャッチ
- 逆張りを試すも戻り出してから買うやり方
- 急落に耐え切れず狼狽売り
ここから変えたのは、逆張り特化で下がっているうちに買うというやり方です。
待ち伏せの逆張りズレ手法の原点ですね。
ズレ手法について|Rオリジナルのデイトレ株投資手法を伝授
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兼業トレーダーという道に活路を見出す
私は会社で働くことが嫌で、なんとか専業トレーダーとしてやっていきたいと思いました。2007年8月以降、やっと勝てるようにはなってきましたが、独身での生活費プラスアルファ程度の勝ちでした。
これでは結婚や子どもが生まれたらどうにもなりません。
わかっていながらもなかなか専業トレーダーという生活から抜け出そうとはしませんでした。
ただ、暇ということもあって2008年後半には家庭教師のアルバイトを始め、少しだけでも社会に関わろうとしました。
転機は2010年でした。
当時から相場にいるデイトレーダーさんたちは口を揃えて同じことを言うと思いますが、民主党政権時代の値動きはデイトレーダーにとって地獄そのものでした。
朝の10分くらいしか動かず、それを逃せばほぼずっとヨコヨコ。
ちょっと急騰しても行って来い、ちょっと急落してもリバらずヨコヨコ。
たまに大きな急落がきたと思ったら本格的な暴落。
こんな状況がしばらく続くと、私の成績も下降していきました。
このままでは無理だ・・・。いよいよ気持ちの面でも追い込まれていきました。
専業(微々たるバイト代はあるので厳密にはすでに兼業というべきかも知れません)であるがゆえに”稼がなければならない”というプレッシャーも大きく、トレードも乱れました。
そこでアルバイトではなく、自分で起業してきちんとビジネスをしようと動きました。
そうすることでプレッシャーから解き放たれ、トレードの成績も安定が戻ってきました。
デイトレは最終的にメンタルだと常々書いていますが、本当にメンタルは大きいと思いました。
大負けした日の過ごし方|心のリセットをするために出来ること
デイトレで大負け、大損をすると放心状態になります。これは現在の私も例外ではありません。いかに勝ち続けていようとも、たった1回の大負けでかなり落ち込んでしまうものです。 そこで心のリセットが出来ないとコ ...
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この時の手法はこちらです
- 逆張りで急落があればとにかく買って様子見
- 上昇を見付けたら飛び付いてみる
逆張りズレ手法では投資機会が激減していたので、少しでもエントリー回数を増やそうとしていました。
結果的に利益は出るのですが、失敗した時のロスカット額が大きく、典型的なコツコツドカンでメンタルがやられてしまう日も多かったです。
ここから兼業になることで、トレードしなくてもいいと思えるようになり、本当に大チャンスと思える時だけトレードするようになり、成績は一気に安定、向上しました。
事業成績が悪化してトレード転機
2013年、今度は経営している学習塾の業績が少し悪化してきました。最初の2年は絶好調だったのですが、3年目は少し傾いてしまったのです。しかもそれだけではありません。
4年目以降のさらなる悪化が予想出来る状態でした。
簡単に言えば中学3年生の数はそれなりにいるけれど、1年生と2年生が少なかったので、このままでは厳しくなるだろうということが予想出来たのです。
株の世界はアベノミクス全盛の2013年です。
有料情報と弟に1回頼って一撃50万の利益を出したものの、それ以降はあまりトレードもしませんでした。
しかしこのままでは確実に手詰まりになる。あの時支えとなった本業が要因で手詰まりになる可能性が高い。私に残された道はトレードへの本格復帰でした。
しかしアベノミクス相場、順張りで撃沈し続けていた弟は順張りであっさり数千万もの利益を出していました。私がこの相場に戻るなら、順張りへのチャレンジが必須とも言える相場状況でした。
2007年、それまで負け続けたことでプライドは捨てました。しかしそれ以降は逆張りズレ手法を主体として勝ち続けてきたプライドが当時の私にはありました。
相場を眺めてみても逆張りズレ手法では本当にどうにもならないイメージでした。
そこでまた「変わる勇気」を持ちました。
逆張りズレ手法を土台として残しつつ、キャッシュポジションは上がり出した株を即座に見付け、見付けた瞬間に躊躇なく買ってしばらく放置する完全順張り初動キャッチの手法となりました。
この時に活躍したのがこのトレード環境です。
このトレード環境を作るのにも最初はしぶっていました。形から入るようなことが嫌いだったからです。
でもそんなの関係ないですよね。この時また全てのプライドを捨て、勝つために動いたのです。
幸いこれを最後に変な意地やプライドは持たなくなりました。無駄だと気付いたからです。
私のトレード環境紹介
こちらは2018年初旬まで使っていた私のトレード環境です。凄腕デイトレーダーさんのように、何枚もモニターを使っているわけではなく、ノートパソコン1台と、モニター1枚です。 2022年現在はモニターのサ ...
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この順張りをある程度モノにしたことで2か月で300万の利益が出せ、本業の援護が出来ました。
最後の転機
プライドと共に野望というか夢みたいなものも全部置いてきてしまったようで、何の欲もなく平凡にマンションの一室で生涯を終えればいいと思っていました。そしてそれを妻に言いました。
すると私は家が欲しいと返ってきました。少しショックを受けました。
まさかそんなこと出来ようはずもないと思ったからです。
これは2015年の年末でした。弟は11月に40万しかなかったものの、年末には2100万を超える大勝利。それを引き合いに出して「悔しくないの?」と煽りのようなことも・・・。
この頃の手法は当然こちらです
- 急落を見付けたら入ってすぐにリカクのヒット&アウェイ
- 逆張りズレ手法で底値で入ったと思えば少し粘る
- 10時までの出来高が多い時間だけトレード
しかし家を買うためのトレードとなれば最低でも年間で500万と本業も好調キープ。現金一括を視野に入れる場合は1000万近く何年も連続で勝つ必要がある状況でした。
無理だ・・・。
年末年始を使って自分を洗脳していきました。「変わる勇気」のためです。
利益を増やすためには当然リスクを増やす必要があります。その覚悟を作るには時間が必要でした。
そうして年明けから使った手法がこちらです
- 10時以降もトレード
- 逆張りズレ手法で指値は入れる
- 指値待ちしている間に上がり出した銘柄へ即決で入る
- テーマ株への順張りから粘る
- 朝の急落はロットを上げて入る
かなりの勇気が必要でしたが、これを実行するようになって前年朝だけダラダラトレードして260万円だった利益が700万円オーバーの利益に変わりました。
結局家が買えたのはデイトレではなく仮想通貨等によるものでしたが、恐らくこういった変わる勇気の決断を続けたからこそ、仮想通貨の決断にもつながったのだと思います。
なぜ14年間勝ち続けることが出来たのか
上に挙げた転機ですが、それぞれで今までやってこなかったこと、周りが勝っているやり方だけど自分の引き出しになく、その時の自分には出来なかった手法にチャレンジしています。
それまでの自分のままでは通用しなかったり、大きく取ることが出来ないと感じた時、変わる勇気を持つよう自分を促しました。何日もかけて洗脳するかのように促しました。
そうして転機ごとに自分の武器となって引き出しの中身が増えていきました。
ひと通り様々な相場を経験すると、こういう時にどういうやり方をすべきか、それが通用しない時はどのような対処法があるかなどなど、多くのパターンを吸収することになります。
一歩踏み出すことが出来なければ何も変わることが出来なかったことと思います。
その場合はテーマ株の取りやすさであったり、ロットを上げた時にひりつく感じ、アクセルを踏むべき時と流す時の差を感じる力など多くのものに気付くことが出来ないままだったと思います。
追い込まれるごとに変わることを選択したことは間違いなく14年間勝ち続けられた要因です。
そしてその時その時で吸収した経験を、引き出しから出し入れすることで様々な相場に対応することが出来るようになりました。これこそが14年間変わらず利益を出し続けることが出来た秘訣です。
もちろん板読みやチャートの知識なども使ってトレードしています。
しかしそういった知識はあくまで確率を少しずつ高めるものに他なりません。
その場その場での決断に関してはやはり自信、時には間違いを認める潔さ、柔軟な心などメンタル面がついてこなければそういったものは宝の持ち腐れになってしまいます。
意地やプライドを捨て、多くの人から多くのことを吸収し、学び、それを生かそうとした姿勢が維持出来れば、これから15年、16年、17年と勝ち続けられるのではないかと思っています。
まとめ
一度勝てるようになると、しばらくの間は問題なく勝ち続けられるケースが多いです。しかし私にもその後大きな転機だけでも3回、小さなものを入れればさらに多くの転機がありました。
そういった時に、それまで勝ってきた意地やプライドなど何の意味も持ちません。
柔軟な心で変化を受け入れ、順応していくことが何より大切だと思います。
今後もまた壁にぶち当たることがあると思います。その時は、それまで勝ってきたという気持ちなど持たず、常にチャレンジャーという気持ちで乗り越えようと頑張りたいと思います。
当ブログだけでなく、YouTubeの方でも多くの『デイトレで勝てない人のための』コンテンツがあります。是非多くの記事や動画を見ていって下さい。