デイトレードで最も大事なことは何でしょうか。私は常々デイトレードや株式投資に正解はないと書いています。それはどんなやり方、手法でも利益が出せる可能性もあり、大損する可能性もあるからです。
どんな銘柄に投資するか、どんな手法を使うかなど、もちろん大切な要素というのはたくさんあるわけですが、中でもタイミングというのは最も大事になる可能性が高いです。
中身を見ていきましょう。
もくじ
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勝ち組トレーダーと負け組トレーダーの差
勝ち組と負け組の差って大きいと思っていませんか?
色んな情報があって・・・経験が多く判断力が優れていて・・・。
わかります。もちろん情報がモノを言う世界でもあります。
何千万円、何億円と狙っていくのであれば情報網ももちろん大事になるでしょうし、情報源をたくさん作るなどの努力も必要になってくると思います。
しかし私のように毎月数十万、多くても100万少々の利益をコンスタントに挙げ続けたいという程度のデイトレーダーであれば、情報に頼らずとも成果を出し続けることは可能です。
そうなると、勝ち負けの差はどこに出るのでしょうか。
タイミング次第で天国と地獄
例えば上昇基調のA銘柄と、下落基調のB銘柄があったとします。
A銘柄
- 1か月前は1000円
- 現在値は2000円
- 1か月後に3000円になる(仮定)
B銘柄
- 1か月前は3000円
- 現在値は2000円
- 1か月後に1000円になる(仮定)
銘柄選定が全てと考えるのであれば、A銘柄を選んだ時点で勝ちが確定し、B銘柄を選んだ時点で負けが確定します。しかし実際はそうではありません。
勝ち組トレーダーさんたちはA銘柄、B銘柄どちらを選んだとしても利益につなげ、負け組トレーダーさんたちはA銘柄、B銘柄どちらを選んだとしてもロスカットになる可能性が高いのです。
1番から3番までの2か月間、A銘柄が毎日上昇し、B銘柄が毎日下落するのであれば、この限りではありませんが、実際には両銘柄とも株価が上下し、結果的に3番の価格になるわけです。
ですから、A銘柄でも大きな下落をする日がありますし、B銘柄がS高になるような日があってもおかしくありません。
売買のタイミング次第ではどちらもおいしい投資対象になりますが、どちらも危険銘柄となるわけです。
デイトレにおける数秒の価値
デイトレをしていて、「買いだ!」と思っても「待てよ・・・」と躊躇することってすごく多いと思います。もう少し確信が欲しいと数秒、数十秒待つケースですね。
その間に少し買われ、慌てて数ティック上で買うことも多いでしょう。
ズバリ、それです。デイトレーダーにおける勝ち組と負け組の差の最も大きな部分、それはその数十秒の差なのです。デイトレにおける数秒、数十秒にはものすごい価値があります。
デイトレでは1日に多くの売買をこなすことになります。
例えば20回の買いと20回の売りで計40回約定があるとしましょう。
そのうち買いで10回、売りで10回の躊躇があり、平均2ティックのロスを作るトレーダーがいれば、1回を1000円としても1日で2万円のロスになるわけです。
躊躇なく心静かに機械のようにトレードが出来れば2万円違うわけですね。
そんな少しの差で・・・と思うことなかれです。
もちろん躊躇の後でその行動を取っていれば1日で2万円の差です。積み重ねれば1年の営業日で400万以上の差となりますが、さすがにそこまで影響は出ないと思いますよね。
実はもっと出ているかも知れません。
売りで躊躇した場合、ロスカット額が増えますので、「ロスカットしなくない」という気持ちが入ってきます。そうなるとそのまま暴落に巻き込まれる危険だってあります。
一瞬の躊躇から超大負けに発展してしまったという経験は誰にでもあるでしょう。もちろん私にもそういう苦い思い出がたくさんあります。
これは最初の時点で躊躇しなければ、すなわち数秒、数十秒のロスがなければ生まれなかった大負けです。数秒、数十秒の差がどれだけの差を生むか納得していただけると思います。
タイミングはデイトレの命
どんなにすごいやり方をしても、そのタイミングが重要です。
デイトレに限らず、投資は全てです。例えば昨年の仮想通貨バブルですが、年始~10月くらいまでに始めた人は信じられないくらいの利益が出たかと思います。
しかしテレビやメディアが億り人億り人と騒いだことで始めてしまった人は大損の可能性もあります。
株においても、同じ銘柄を買って利益を出す人もいれば損をする人もいます。
イナゴトレードをして焼かれる人もいればウハウハしている人もいます。
勝ち組の差と負け組の差はそんなに大きいものではなく、デイトレで言えば数秒、数十秒の差であるケースも多く、スイングにおいても1日、2日の差であるケースが多いです。
言わば常に紙一重なのです。
しかしこの紙はペラッペラなようで実は越えようと思うと分厚い紙・・・。
まずは「買い」と思ったら即買い、「売り」と思ったら即売るという練習をしてみて下さい。そこで経験したこと、得たものを基に微調整をすることで勝ち組に近付けるはずです。
多くの負け組トレーダーさんは、「このままではダメだ」「何かを大きく変えなければ!」と必要以上に変化を求めてしまいます。
やり方をガラリと変えてしまったら、それまで培ったその手法における経験値が無駄になってしまいます。よほど使えない手法を使っているわけでないのなら、ガラリ一変はオススメしません。
どんな手法でもタイミング次第では常勝手法になれるのですから。
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まとめ
繰り返しになりますが、すごい上手な人と全く同じことを10秒遅れてしただけなのに、大損という可能性もあります。それが投資というものです。
最初は真似でもいいので、少しずつ微調整をして自分のオリジナル手法を確立させましょう。
私は勝てない時期に、自分のヘタクソさを利用した手法を確立させました。自分が下手でも、下手であることを認識し、認めるだけで利用出来るようになるものです。
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今回はズレ投資法について書いていきます。この「ズレ手法」という手法は、2017年5月18日現在、どこを検索してみても扱っているページがないので、Rオリジナルの投資手法になります。 もくじ1 ズレ手法と ...
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