今回は収入源を複数作る、持つことの意味について書いていきます。そうです、なんてことはありません。専業では無理だという私の逃げの経験から得たものです。
私はとても弱い人間なので、専業ではメンタルが持ちませんでした。
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デイトレーダーは全て自己責任
投資が自己責任などということは言わずもがなですが、デイトレーダーという職種は本当に異色です。どう異色なのか少し見てみましょう。
- サラリーマンの給料をはるかに超える可能性がある
- 失敗した場合は給料ナシどころか罰金
- 周りから仕事として認めてもらえない
- 明日が約束されているわけではない
- 定年退職がない
- 孤独
私も2006~2008年のあたりでは、サラリーマンの給料を超えてやる!と意気込んでいました。確かに夢のある世界なので、それが不可能というわけでもありません。
しかし大きな夢には大きな代償があることも知りました。当然ですけどね。
そう、失敗したら給料ナシどころか罰金になるのです。月給マイナス20万なんていうこともあるわけですね。これは他の職種ではあり得ないことなので、最も異色な部分でしょうか。
そして周りから仕事と認めてもらえないわけですね。
「ご職業は?」
と言われて、デイトレーダーです、と堂々と言っても「はい?」という反応が予想出来ます。
実は私も結婚する際、肩書きが欲しいという理由もあって学習塾を起業しました。もちろんきちんと学習塾を経営したい理念はありましたが、やはり肩書きという目的もあったのです。
デイトレーダーの魅力とリスク
デイトレーダーは明日が約束されているわけではありません。いかに勝てるようになったとしても、それは勝てるようになったと思い込んでいるだけかも知れません。
いつ勝てなくなるかわかりません。それは数年後かも知れないし、明日かも知れないのです。
私はスランプになっても、「大丈夫でしょ」とよく声を掛けていただけます。
それはきっと「これまでずっと出来てるんだから平気でしょ」という思いからいただける言葉だと思っています。
しかし当の本人は不安で不安で仕方ありません。
自分のことですが、自分に全幅の信頼を寄せることが出来ないのです。
ただ、こうして常に自分を疑い続けることこそ、長く勝ち続けられる理由だとも思いますし、何より自分自身が進化出来る秘訣だと思っています。
なぜなら人間は現状に満足してしまうと、進化しなくなってしまう生き物だからです。進化をするために、私は今後も自分を疑い続けていくと思います。
また、デイトレーダーには定年退職がありません。
瞬間的な判断力などは衰えていき、パフォーマンスは落ちてしまうように思いますが、誰かに言われて引退しなければいけないということはありません。
自分で出来る!やる!という意思さえあれば続けられるわけですね。
そして最後・・・孤独ということです。これは仕方ない部分です。
トレーダーは本当に孤独です。誰かに相談することも出来ませんからね。
私は何度かオフ会も開催させていただいていますが、こういう会は一時的に孤独から解放されますので、非常に心の癒しになります。
また、オフ会直後には調子が良くなるという傾向があります。これはジンクスのようなものであり、信憑性がどこまでかはわかりませんが、メンタル面で良い作用があるのかも知れません。
専業トレーダーのリスク
専業トレーダーとして成功し、何年も続けている方は本当にすごいと思います。
私には絶対に出来ません。なぜなら収入面でのリスクに耐えられないからです。
上記のように、常に自分を疑い続けているのも事実であり、いつ稼げなくなるかはわからないものです。
事実、私もしばらく不調らしい不調がなかったものの、8~10月の前半はここ数年で見ても稀に見るほどの長く厳しいスランプに陥りました。
1か月程度なら生活費で赤字になっても焦りませんが、やはり2か月連続で赤字になり、翌月の前半も厳しい状況とあらば、焦りもかなりのものになってくると思います。
そんな時、どういう行動を起こしてしまいがちか・・・。
そうです。普段であれば入らないような場面でも、強引にINしてしまうようになります。
また、普段であればリカクするポイントであっても、なんとかモノにしようと強引に粘ってしまって失敗につなげてしまうようになりがちです。
自分から大負けのリスクを高めにいってしまうわけです。
そして大負けしてしまえば、ただでさえスランプなだけに、取り返すことも容易ではなくなる、負のスパイラルに陥ってしまうわけです。
心の弱い人が専業トレーダーになると、こういう大きなリスクが介在します。
収入源を複数持つ意味
私が最初に兼業として2つ目の収入源に選んだのは、家庭教師でした。
これは株が終わった15時以降から出来る仕事であり、18歳の頃から学習塾でアルバイトをしていた経験が生かせると思ったからです。
月に4~8万程度でしたが、気持ちの面で全然違いました。確かにたった1~2日のデイトレの調子次第で転んでしまう金額なのですが、毎月この収入が約束されている。
それだけのことで精神はある程度安定しました。
2年半の間、家庭教師とデイトレーダーとして兼業を経験した後、学習塾の起業をしました。
夏期講習や冬期講習になると、デイトレ時間がほとんど取れなくなってしまうのはネックでしたが、これにより2つ目の収入源から入る金額が大きく跳ね上がりました。
私の場合は学習塾が軌道に乗ったことでデイトレからはいったん退場してしまったので、これはこの記事においては本末転倒のお話になってしまいますが・・・。
そして今回3つ目の収入源として、ウェブサイト経営を2017年5月より始めました。
これにより、8~10月前半の不調期でも慌てずにゆっくりと構えることが出来ました。
無理をすれば絶対に負けていたと思いますが、我慢我慢で、また我慢をすることにより、乗り越えることが出来たと思っています。
もちろん強い精神力をお持ちの方ならば、専業でいいのだと思います。
しかし私のように精神的に弱い人間はすぐに焦ってしまいます。そして焦ればいつも通りが出来なくなります。そして大負けしてしまいます。
さらに良くないことに、その大負けの理由を「いつも通りが出来なかったから」として処理してしまい、根本的な改善につなげることも出来なくなりがちです。
これは本当に良くないことですね。
リスクを取れるようになる
上記の記事にもありますが、リスクがありそうに見える場面こそ実は安全であり、安全を追い求めた結果として、知らず知らずにリスクを取らされることは多々あることです。
これは株、デイトレードに限らず仮想通貨などでも同じことが言えます。
人間は弱気になれば弱気になるほど安全を追うようになります。
しかし、それは結果として安全に「見える」だけであり、実は最もリスキーな場面に向かってフラフラ歩き始めてしまっていることになるのです。
こんな偉そうなことを言っている私も同じことです。弱気になれば必ずそうしてしまっていました。
しかし、安定した副収入があれば、焦ることも少なくなるので、リスクを取れます。
リスクを取れるというのは、もちろんリスキーに見えるだけで、実際は「ほぼ勝てるだろう」というポイントなのを冷静に見抜いて入ることが出来る、という意味です。
そういう意味では仮想通貨業界も、もうはまだなり、という動きが続いていますね。
まとめ
デイトレーダーという職業は非常に自由であり、楽しいこともたくさんありますが、その反面やはり難しい面も多くあるものです。
株はメンタル、デイトレはメンタルと言われるように、メンタルをいかにして「いつも通り」に持っていくかが重要なわけですね。
この「いつも通り」でいるために、収入源を複数持つことが一番近道になるのだと私は考えています。
余談ですが、昔は「1日30分の作業で100万円」などという詐欺のようなキャッチコピーのサイトに登録してしまうほど困っていた時期がありました。
そういうことを考える前に、まずは15時以降に出来る仕事を探そう、という考えに変わって良かったと思っています。
あなたもメンタルが原因でデイトレ成績にムラが出ていると感じたら、何かしらの方法で収入源を増やす努力をしてみてはいかがでしょうか。それがそのままデイトレ成績の向上につながるかも知れませんよ。