株のデイトレードを極めるためには何を意識すればいいのでしょうか。株価を読めるようになればもちろん極めたと言えるでしょう。しかしデイトレにおいて株価を読むとは・・・。
ファンダメンタルズはデイトレに限れば大した意味を成しません。テクニカルも全幅の信頼を寄せることは出来ません。
結論から言えば多くの要素を取り入れ、1つ1つの精度を上げることが大切になりますが、そのために必要なこと、大切なことについて全てお話していきますので最後までお付き合い下さい。
この記事の内容を動画で見たい方はこちらもあわせてご覧下さい。
もくじ
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株価を読むということ
株価を読むとはどういうことでしょうか。
業績などから将来的な株価を予想することはあると思います。しかしデイトレードに限るとそういう読みが必ずしも有効とは限りません。株価というのは無機質な数字の羅列です。
これを読むために使うテクニカルというのもやはり無機質なものです。
過去の傾向から「こうなりやすい」という根拠で予想を立てるわけですから、やはり無機質です。
ならばデイトレにおいて株価を読むのに大切なこととは何でしょうか。
それは人の心理です。
いやいや何を言う、今はアルゴリズム全盛時代。人よりもAIの動きを予想しなければ意味がない。そういう声も聞こえてきそうですね。しかしやはり心理と言えるでしょう。
なぜならアルゴリズムは人の心理を利用し、その隙を突いて利益を出すためにプログラミングされています。
つまり言うなればAI、アルゴリズムも私たち人間の心理を読むことで株価予想をしているわけです。
心理を読むための極意
これは感情移入がどこまで出来るかに尽きます。この感情移入というものはデイトレにおいてとても重要です。
- もし自分が持っていたら
- もし自分の含み損がこのくらいだったら
- もしノーポジだったら
いったい今からどのような注文を入れるだろうか。
そう、心理を読むとなると相手の考えていることを想像しなければならないように感じますから、難しいようにも思いますよね。しかし実際はそんなに難しいことではないのです。
なぜなら自分という人間がそもそも大衆の一員であるわけで、ならば大衆心理を読むためには自分の素直な気持ちが理解出来ればいいのです。
なぜそう言えるのかも簡単です。
勝っている人は恐らくこのような悩みは抱えません。しかし負けている人は確実に大衆心理の一員です。デイトレは大衆と同じことをしていればどうしても負け続けるようになっています。
ですから勝てない悩みを持っている人は、大衆心理と同じ心理を持ち、かつその気持ちの通りの行動を取って負け続けていると言えるのです。私自身ももちろんそうでした。
しかし実際に持っていないのに持っている時のことを考えたり、その逆は生半可な感情移入では難しいものです。
どうしても真剣味が薄れてしまうものですよね。
真剣な感情移入をすることが心理を読むことの極意になります。
持っていない時に真剣に持ってるつもりになって感情を想像する。反対も想像する。
これが自然に出来るようになれば心理を読むことも可能になるはずです。
心理を自然に読める人とは
良いか悪いかは別として、最高に人の心理が読める人というのは、究極に意地悪な人です。
なぜなら相手が何をされると嫌なのかを自然に理解し、意地悪な行動を取っているからです。
これはまさにAI、アルゴの指値の入れ方、株価の動かし方そのものですよね。
悔しいけれど、やつらは私たちがそのタイミングで何をされると一番困るのか、一番嫌か、諦めてロスカットするのか心理面からきちんと読み取ってくるのです。
例えば買い指値を入れたら割り込まれるという経験も多いと思います。それで上の売り板を食う形で買ったらその瞬間に株価が落とされる。本当にイラつくと思います。
買わせてもくれない、だからと言って上を買えば下がる、一体なんなんだ!叫びたくもなるでしょう。
2番目は人の痛みがわかるとても優しい人です。
動画内では両方とも同列のように話しましたが、よくよく考えてみるとやはり意地悪な人の方が1番、優しい人は2番ですね。そのくらい意地悪な人が相手の嫌がることを理解する能力は高いと思います。
皮肉のようですが、機械的なトレードに超絶向くと思われます。
デイトレードを極めるために
ここまでの流れからもうご理解いただけると思います。
デイトレードを極めるためには心理を読むことを深堀りすることが大切です。
相手の心理を読めるようになる必要はありません。とにかくその都度その都度真剣に自分がその立場だったらということを考え、その上で何をされたら最も困ってしまうかまで思いを巡らせるのです。
そうすることで相手の動きも読めるようになります。
そこまでくれば無機質だった株価という数字も、表情のあるものに見えてきます。
もちろんだからと言ってこれも必勝法などというものではありません。
そもそも株に、デイトレードに必勝法などありません。あるとすればそれはインサイダー取引や、一部の殿様イナゴから直々にツイート内容を聞くか・・・それもインサイダーですね。
ですから真っ当な勝負をする上で最も勝率を高められるための極意、それはやはり感情移入です。もちろんデイトレードに限っての話になります。
この感情移入で心理を読み、自然と株価の読みにつなげられるようにしていきましょう。
心理を読み取る機会
板やチャートからも心理が読み取れます。下記動画『板読み・歩み値攻略完全版』でも「板は心の見せ合い」と表現しています。
チャートもテクニカルではありますが、テクニカルをテクニカルとして使うのではなく、テクニカルを使う人がたくさんいる、ということはそこにも心理が集中するはずです。
少し遠回りのように感じますが、様々な心の見せ合い局面がデイトレにはあります。
究極の意地悪を目指す必要はありませんが、究極の感情移入をすることで心理読みの精度を上げていきましょう。そうすることできっとデイトレの精度も上がっていきますから。
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まとめ
いかがだったでしょうか。無機質な数字を読もうとするよりも心理という明確な目標物を持つことできっと目指すべきものも見えてくると思います。
実戦では1分1秒を争う場面も多いですので、日頃から練習し、本番ではサッと使えるようにしておきましょう。
当ブログだけでなく、YouTubeの方でも多くの『デイトレで勝てない人のための』コンテンツがあります。是非、多くの記事や動画を見ていって下さい。