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リスク管理

ひとつのミスは破滅・破産へのプロローグ

投稿日:2017年6月7日 更新日:

今回は、ひとつのミスは破滅・破産へのプロローグというテーマです。穏やかではありませんね。しかし、これは強く意識しておく必要がある部分なので、肝に銘じておきましょう。

これも本日2017年6月7日、私自身が犯したミスをきっかけにこの記事を書くことにしました。新鮮な生の声、生の経験をお伝えすることで、よりデイトレードの勝率を高めることにつなげられたらと思います。

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ワンミス命取り

これは私の口癖です。常にワンミス命取りと言っています。これは何も、ひとつミスしたら、そのまま大損するというわけではありません。

ひとつのミスで心を乱され、負の連鎖が起こるというのがメインです。

たったひとつのミス、損失ならば、仮にそれがそこそこの大損であっても、立て直すことができます。しかし、人はどうしてもその損失を受け入れ切れず、いつもと違った行動を取ってしまうのです。

本日の私のミスについて

まず、前場にI銘柄に固執する形で追い掛けていました。いける!と思っていたものの、何度も含み損と含み益を行ったり来たりで煮え切らない展開だったので、リカクしてしまいました。

前場の終わりが近付くにつれ、新興マザーズ指数が大きく上昇しました。それに耐え切れず、ジャンピングキャッチの形で3銘柄買ってしまい、3連敗になってしまいました。

そして後場が始まるとすぐに、B銘柄が急上昇しました。実はこのB銘柄も前場トレードしていて、きちんとリカクさせてもらった銘柄でした。

まず、このB銘柄に、ある程度の位置で飛び付いてしまい、そこそこのロスカットをしました。すると、すぐに前場固執したI銘柄に急騰!心がざわつきました。

なんで俺が持ってる時にこない・・・

この感覚はまさにアウトですね。その後すぐに押したタイミングでガッと買いました。しかし、その後下落は止まらず、半値押し以上に下げました。そこでさらに買いました。

もはや自分の許容ロットではありません。

それでも下落は止まるか止まらないかわからない均衡状態。すでに含み損は4万オーバー。

私は毎日3~5万円狙いで、月に50~60万くらいの利益を安定して得るタイプですので、1回のトレードで4万という含み損は非常に厳しいものです。そして、4万のロスカットならまだいいです。

それよりも精神を苦しめるのは、4万の含み損に加え、大きめのロットで持った状態が続いているということです。つまり、さらに下がればあっさり10万オーバーの負けもあるということです。

この可能性という不安が私の心を苦しめるのです

ワンミスに対する意識

本日の私のミスは、どこが発端か正直わかりにくいです。前場の3連敗かもしれないし、B銘柄の失敗かもしれないし、I銘柄の急騰で心がざわついたところかもしれません。

しかし、負の連鎖になっている以上、その発端部分は破滅へのプロローグだったのは間違いありません。

それを感じたので、仕方なく大きめのロスカットを受け入れ、他銘柄のチャンスを拾い、なんとか1日の収支としてはプラスに戻すことができました。

しかし、I銘柄での失敗を受け入れられず、粘っていたらさらなる悲劇を招いていたはずです。負け、それも大負けだと受け入れるには勇気が必要です。しかし、負けを受け入れることで見える景色も変わります

是非、負けを受け入れる勇気を持って下さい。

株はどこからでも破産できる

恐ろしい見出しになってしまいますが、これは本当です。株で、デイトレで生活することも出来ます。大金持ちになれる可能性もあります。しかしそれと同時に退場、破産する可能性もあります。

また、これはどこからでもです。ずっと株で生活していても、突然その日がやってくるかもしれません。1億、2億と財を築いても、その次の瞬間、借金クラスの大負けがくるかもしれません。

私は脅しているわけではありません。常にそういうリスクがあることだけは頭の片隅に置いておくべきだということです。そうすることでロスカットの意識も高めることができます。

また、最悪を想定することにより、「イマ」のミスに対して受け入れることができるようになるかもしれません。

最悪のシナリオが待っている時は、いつだってそれに気付くのは、取り返しがつかなくなってからです。事前に最悪を想定することで、回避出来るケースが格段に増えることを覚えておきましょう。

株・デイトレ破産例

私自身のドぎつい経験をお話します。まずは株を始めて1年弱で550万円負けたお話です。これは何も信用取引をしたわけではありません。全て現物で、口座には200万程度しか入っていなかったのです。

負けるたびに追い金をしていき、毎回失って気付けば所持金のほとんどがなくなっていました。このように、信用取引なしでも、所持金全てを失うくらいの負けは可能なのです。

これは負の連鎖が止まらない例ですね。

もう1つは空売りでTOBを喰らったお話です。空売りをした2分後に、場中TOBが発表されてしまいました。40万円分の空売りをした2分後に、51万円の損失が確定した瞬間です。

建て玉代金以上の負けを経験した人はなかなかいないと思います。資金全力で空売りしていたら、借金です

もし、信用権利全てを空売りしていたら、全財産の3倍の負けです。1億持っていたら、このワンミスで3億負け、2億の借金だけが残るのです。

これは負の連鎖とかではなく、完全に「ワンミス」命取りの例ですね。

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まとめ

このように、守りの意識がないと、株やデイトレに潜む鬼は容赦なく牙をむいてきます。特に、調子が良い時に、ちょっと調子に乗ってしまった。そういうのが入り口になりやすいです。

勝って兜の緒を締めよ、ですね。常にリスクを管理しておきましょう。

追記:無料で出来る努力について記事にしました。是非お読み下さい。

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今回は、投資顧問による有料銘柄情報が、株やデイトレードで勝つために必要なのかどうかを様々な角度から考えていきたいと思います。 私自身は有料情報を使ったことがほとんどありません。今までに3回しか経験があ ...

お付き合いありがとうございました。


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