デイトレーダーと言っても、ひとくくりにすることはとても出来ません。それほど多くの手法が存在し、多くの勝ち方、負け方があり、毎日一喜一憂されている世界です。
ですがタイトルにあるように、「動かされたら負け」です。
もくじ
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デイトレーダーを仕分け
多くの手法が存在するわけですが、大きく分けていくつかピックアップします。また、1月相場のようにとにかくバブル相場になったものの、自分が乗れずに悔しい思いをしてるとしましょう。
当てはまる方も多いですよね。そんな時の行動についての考察です。
- 勝ち組順張りデイトレーダー
- 負け組順張りデイトレーダー
- 勝ち組逆張りデイトレーダー
- 負け組逆張りデイトレーダー
- 勝ち組スキャルパー
- 負け組スキャルパー
- 勝ち組オールラウンダー
- 負け組オールラウンダー
- 初心者
大きく分けてもこれほど多くなってしまいました。
では、それぞれがこのバブル相場に全員乗り遅れたと仮定します。あくまで私の個人的な意見であり、偏見のような部分もあることをご了承下さい。
1人でも「ハッ」として自分の欠点を直すきっかけにしてもらえれば幸いです。
- 適切なインを待つ(押し目がなければブレイクのタイミングを狙う)
- ブレイク直後に我慢出来なくなって飛び付いてジャンピングキャッチからのロスカット
- 大きな押し目を待つ(来なければ自分の土俵ではないと考え、ひたすらスルー)
- 数時間後ついに我慢が出来ずに飛び付きからのロスカット
- 空中戦になっていることを理解、警戒しながら板の雰囲気で細かく刻む
- 空中戦になっていることを忘れ、数回連勝した後にドカン負け
- 入れそうなら入るが、チャンスと思えなければ無理はしない
- 入れるチャンスをうかがうも、どこかでしびれを切らして買い
- 何でも上がる気がしてしまい、すぐに買い
いかがでしょうか。番号を照らし合わせてみて下さい。
思い当たる節、ありますよね。私は書いていて、自分自身あるある!とうなずいてしまいました。
不思議なものですが、順張りと逆張りでは全くもって考え方が違うのに、我慢が出来なくなって「動かされる」ポイントというのはほとんど同じ位置だと考えられます。
ジリ上げは決め手待ち
指数全体が強いと、ジリ上げ→急騰→ヨコヨコ→ジリ上げ→急騰という繰り返しがよく起こります。すでにホールドしている組からすると、最も安心出来る展開ですね。
しかし、ノーポジという立場からするとこれ以上なく新規買いを入れにくいものです。
そこでどうしても新規買いをする決め手を待つ時間が長くなります。
- A銘柄に注目をする
- ジリジリ上がっていて買い場、買いの決め手となるポイントがない
- B銘柄にも注目したが同様
- A銘柄がブレイクしそうな雰囲気だが、ジリ上げだけに難しい
- B銘柄にも同様の雰囲気を感じるも、手を出しにくい
- B銘柄を見ているうちにA銘柄がブレイク!
- ブレイクからヨコヨコになり、またも買う決め手がない
こういった流れもあるあるではないでしょうか。
1時間が過ぎ、2時間が過ぎ、何度も押し目やブレイクで買うべきポイントはあったものの、「決め手に欠ける」という理由でスルー。しかしずっと気になって監視はしている。
そのままスルー出来ればいいものの、長く「強いからチャンス」と思い、監視していることから、ある強迫観念のようなものにとらわれてしまいます。
「この銘柄で利益を出さなきゃ今日の監視時間がもったいない」
そして負け組トレーダーが我慢出来なくなるポイントが来ます。
- ジリ上げから本日最大の陽線が出る
- 大き目の陽線が2本連続する
- ストップ高まで残りわずかとなる一気の急騰
いかがでしょうか。想像してみて下さい。上記のように狙いを持ちつつもモノに出来ないままジリジリした気持ちになっている中、赤枠1~3のどれかがきたら・・・
あなたは我慢出来る自信がありますか?
私は負け組というわけではありませんが、昨年もこのパターンで2~3回我慢出来ずに飛び付きました。そして漏れなく全敗でしたね。
冷静に考えればわかるはずです。セリクラがあるように、これはあまりにわかりやすいバイイングクライマックス(バイクラ)となり、最も天井となりやすいポイントなのです。
それでも、そこまで数時間かけて焦らされているので、途中から「勝つため」ではなく、「その銘柄を買う」ことが目的のように脳が勘違いしていってしまうのでしょう。
これこそ、「買った瞬間下がる」という被害妄想が多発する大きな理由です。
初心者の方がマシ
初心者の頃は、よくわからなかったので、こういう相場だと何か買っておこうという気持ちになり、あまり深く考えず、早い段階で何かを購入するケースが多かったです。
実はその方がはるかにマシです。
確かにバブルな上昇相場ですから、どこかで目をつむって、「えい!」と買ってしまえばかなり高い確率で利益にすることが出来るはずです。
少しでも綺麗に、少しでも上手に買おうとすることで、結局「買わされる」、つまりは「動かされる」ことになり、必ず負けるポイントでつかまされてしまうのです。
自発的な買いは結果を問わない
「買わされる」、「動かされる」という受動的な買いに対し、「買う」という自発的、能動的な行動はデイトレードのみならず、株と向き合う上でとてつもなく大事になります。
自分の予想、シナリオがあるからそこで「買う」ことになるわけですね。
つまり買った瞬間というのは自分で納得して、自信を持って買うことになります。
この場合、仮に負けたとしても自分のやった責任として受け止められる精神状態である可能性が高いです。自発的に起こした行動であれば、全てを脳が受け入れるはずです。
それに対し、動かされて負けた場合はどうでしょうか。
私の経験上、上記のような流れで飛び付いてしまうと、買った瞬間に後悔します。
大きな陽線が出てしまい、我慢出来ずに飛び付いたその瞬間、我に返るのです。
いつの間にかその銘柄を買うということが目的となってしまっていたのがよくわかる証拠です。
後悔したならその瞬間に売ればいいのに、「順張りだから」「上昇基調だから」と何かしら無理矢理の理由をつけて粘ってしまうケースが多いです。そして負けが膨らみます。
また、そこで終わるはずがありません。
無理矢理取り返そうとして動くのは間違いありません。
もちろんそこは「自分から動く」ことになるのでしょう。
しかし、頭に血が上って冷静さを欠いた「自分」が自分から動いたとしても、それはもはや「動かされた自分」であることは間違いないのですが、それも自分では気付けません。
自分のテリトリー(領域)を確立する
まずは自分のテリトリーを作りましょう。
こういう買い方こそ自分なのだという買いポイントを持つのです。
- ほぼ100%と言える鉄板買いポイント
- 80%は勝てるポイント
- 60%くらいのポイント
出来るだけ100%と言える鉄板買いポイントを最初に作りましょう。滅多に現れないポイントでも構いません。一度それを見つけたら、そこを基準に80%、60%と思えるポイントを作ります。
こうして絶対の自信を持った自分の土俵、得意な戦場、自分のテリトリーを確立するのです。
あとはマルチモニターで多くの銘柄を同時に監視することや、無料情報、ブログ情報を使い、旬な銘柄を監視に入れることで鉄板パターンの出現を多く察知出来るようにするのです。
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それが出来れば・・・勝ち組に近付き、少ないチャンスに固執し、「動かされ」、ジャンピングキャッチをしてしまう回数は大幅に減らせることでしょう。
まぁ、昨年も私自身何度かジャンピングキャッチをしていますから、これは自分自身に対しての戒めの記事でもあります。
とにかく自分の得意な土俵に引きずり込むという意識を大切にして下さい。
まとめ
後半になり、少々まとまりのない記事になってしまい申し訳ありません。
「我慢が出来なくなるポイント」については共感をいただけるものと思いますし、そこがどうしても直せないというのもわかっていただけるポイントだと思います。
人間の本質的部分でもあるので、直そうとして直せるものではないと私は考えています。
ですから、それ以上に自信を持てるポイントを確立していくことで、監視銘柄を増やしチャンスを多く見つけることが出来るような環境を作ることで、徐々に焦りをなくすのです。
焦りさえ消えれば、自然とジャンピングキャッチは減っていきますからね。
道のりは長いかも知れませんが、頑張っていきましょう。