こちらのコーナーは私の過去を振り返るコーナーです。まずは大損エピソード特集からご覧ください。
退場になって働くくらいならロスカットをする!そう決めて決意しました。逆張りスキャルピング手法を使って、本物のデイトレーダーに、俺はなる!
もくじ
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逆張りスキャルパーとは
基本的に逆張りスタイル。トレードそのものは細かい値幅のスキャルピングというやり方になります。これが一番理にかなっているのではないかと考えていました。
私はこの大損エピソードにあるように、負けながらもずっと相場を見続けてきました。
自分のお金が絡んで主観で見ると、全然思い通りに動けないという究極の欠点は持っていましたが、客観的に相場を見た時、その1分先、数十秒先であればそれなりに読めるようになっていました。
つまり、あとはその経験から得た感覚を、自分のお金が絡んだ時にも信じ、決断力を上げ、行動力を養い、生かしていくだけ。そう思ったのです。
後々考えてみると・・・
そこが一番の問題だろ!
と突っ込まれても仕方ない部分なんですよね、これ。しかし当時は「あとはこれが出来ればいいだけだから絶対いける」と思っていました。やはりデイトレーダーは自信家ですね。
退路を断った
今までは甘えがあったのです。
- ダメでもパチンコ・スロットで生活出来るから平気
- 最悪働けばいいだけ
これはまぁ、ダメ人間の思考ではあるものの、正論と言えば正論なんですよね。「デイトレがダメでも・・・」「株がうまくいかなくても・・・」という言葉につなげられるのです。
これはまさに退路に甘えあり!
- パチンコ・スロットにはもう戻らない
- 年内100万達成出来なければ働く
この2つを決めました。補足ですが、「働けばいいだけ?働くのは満員電車・・・絶対嫌」という感情は当然、強くすり込んだ上で上記を決めたのです。
本当に結果論であり、100万いかなくても働いてなかったでしょ?と言われれば、きっとそうだと思います(笑)しかし、それはあくまで100万に近い状態に出来ていなければ、退場はしていたと思います。
一本の糸
36万の資金で現物によるデイトレードしか出来なくなった私にとって、逆張りスキャルピングという手法は最後の希望の光でした。そしてそれは地獄に垂れる一本の糸でもありました。
これでロスカットを嫌ってコツコツドカンを繰り返すようならば、それはもはや糸をプッツリ切られても仕方のないこと。
ここに賭けるのであれば、そのくらいの覚悟を持って臨まなければいけないんだと思いました。
まさに退場寸前まで追い込まれたことで変わることが出来たのです。
逆張りスキャルパーとして徐々に成長
2007年11月、資金が60万まで回復していたとはいえ、信用取引も出来ませんし、差金決済縛りもありますので、1銘柄を全力で取引したら、その日はもうその銘柄の売買は出来ません。
つまり、その銘柄に少しでも執着、愛着を持ってしまえば、ロスカットやリカクを出来なくなってしまうわけです。
そんな中でサクサク売るという作業は、まさに感情を捨てなければ出来ないことでした。もちろん例の2497ネットエイジグループや、2148アイティメディア、4751サイバーエージェントも取引しました。
あれだけ長い期間スイングでお付き合いしていた銘柄たちも、入ってはすぐに切る繰り返し。
働きたくないという感情1つでここまで人は変わるのか、というレベルで私は変わりました。
動機そのものを考えると少々悲しくもなりますが、don't want toの感情は、人をここまで変える力があるということが証明された瞬間でもあります。
詳しくは昨日の記事をご覧下さい。
少しだけ自分を擁護させていただきますと、働きたくないと強く書いていますが、私は絶対に働きたくないというわけではなく、前述のように、働くとなると満員電車で通勤という感覚があったのです。
私はどうしても、この毎日満員電車というのが耐え難かっただけです。
ですから今は兼業トレーダーですし、きちんと働いています。満員電車の避けられる夕方からのお仕事である学習塾経営を選んだということです。これについては後々詳しく書いていきます。
今回はあくまでちょっとした自分擁護です(笑)
運命の12月
11月は順調だったものの、12月は資金が増えてきたこともあり、取ったり取られたりで幅も大きくなりました。基本的には全力で入ってはすぐにOUTという繰り返しです。
全力で入るからこそ、ナンピン余力はなく、次の行動は「売り」しかなくなりました。
そして、全力だからこそ、売らない限り次が買えません。
チャンスは次々発見出来るわけですから、当然入りたくなります。そこで資金がない!とならないためにも、基本的にキャッシュポジションというのを常に意識するようになりました。
取っては取られて・・・というより、取られても取り返す感じで進み、残り2営業日でついに100万達成しました!最終的には104万ちょっとまでいったと記憶しています。
「これで俺はやっていける!」
そう確信し、2008年を迎えることになるわけです。
この頃、有料サイト等も気にしたりしていました。結局頼ることはありませんでしたが、無料でもらえる情報もたくさんあります。良かったらこちらもお読み下さい。
投資顧問の有料情報は株デイトレードで勝つために必要か
今回は、投資顧問による有料銘柄情報が、株やデイトレードで勝つために必要なのかどうかを様々な角度から考えていきたいと思います。 私自身は有料情報を使ったことがほとんどありません。今までに3回しか経験があ ...
まとめ
いかがだったでしょうか。まさに反撃の狼煙でした。トータル550万もの損失を出し、常に一発逆転を考えていた私が最後にたどり着いた答え、それは超コツコツ取り返すことでした。
気の遠くなるくらい長い道のりでしたが、あっさり走り切れるビジョンが確かに目の前にある。そう確信していた私でしたが・・・
人生そううまくいくわけありませんよね。さぁ、次回は大損エピソード、復活エピソードのどちらのカテゴリーで書くことになるのでしょうか。
本日もお付き合いありがとうございました。