誰か後ろにいるのか!?いや、そんなはずはない。でもそうとしか思えない。
こんな被害妄想をした経験、誰しもあると思います。そのくらい自分が買った瞬間に株価が下がるという被害にあっている人は多いのです。最初はたまたまだと言い聞かせますよね。
しかしあまりにも続く。いや、自分が下手なせいだろう。
そう結論付けていませんか?実はそれだけが原因ではないのです。
この記事の内容を動画で見たい方はこちらの2本の動画をご覧下さい。
もくじ
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買った瞬間株価が下がる理由
買った瞬間株価が下がる。実はこの「瞬間」という部分が肝になります。
単に自分が買ったら株価が毎回のように下がるというだけであれば、確かに自分が下手だから仕方ないという理由が大きいと思います。ですが、毎度毎度買った”瞬間”下がるのはさすがにおかしいですよね。
まずは多くの人が疑問に感じているこの部分を解明していきましょう。
株価を監視しているうちはなかなか動かない。こちらが買おうとしても動かない。じれったい・・・よし、もう意を決して買おう!そう思っていざ買ってみたら瞬時に急落。
たまったもんじゃない!絶対誰か後ろで見てて狙い撃ちしてやがる!
そう思うのも無理はありません。
実際にはそれ以上にひどい監視をされているようなものなのですから。
ズバリ、あなたが上値を買ったらその瞬間、下に売りをぶつけるようにプログラミングされているのです。
これこそ被害妄想のように感じるかも知れません。しかしそういったアルゴリズムは確実に市場にいます。
上にある売り板を叩いて買うと、下に向けて売り、不安にさせるような設定になってるのです。
もちろん全ての銘柄、全ての価格帯でそのような設定があるわけではありません。値動きが少なかったり、板が飛び飛びになっている銘柄ほど入っているケースが多いのです。
少し思い返してみて下さい。
「絶対誰か後ろで見てるだろ!」と文句を言いたくなった時のことを。
動きが鈍くて買うタイミングがつかめなかった時ではないですか?板が薄い、もしくは飛び飛びだったから思い切って売り板をつついて買うことが出来なかった時ではないですか?
そう、そんな時だからこそ買った瞬間下がることに違和感を覚え、後ろを振り返るのです。
脅しアルゴの回避方法
これ、実はそんなに難しいことではありません。
買い指値を使って待つだけです。もう少し思い出してみて下さい。
上記パターンに当てはまった中で、最後はご自身が手動で上にある売り板に向けて買いを入れたはずです。そしてそれが言わばトリガーになって下にぶつけた売りが出ているのです。
ならば話は簡単で、売り板をつつかなければいいのです。
もちろん順張りトレード、それも出来高が多い銘柄で上値をつついて買うべきタイミングもたくさんあります。今回に関して言えば出来高も少なく、板も飛んでいるケースの話になります。
その状態で上の売り板をつつくのは大変危険なのです。
もしもつつきたいのであれば、その売り板を全部食いつくすレベルの買いでなければなりません。
ただやはりつつきさえしなければトリガーは発動しません。ゆえに出来高がなく、板も飛び飛びでじれったくなる時ほど買い指値で待って我慢比べをする意識を持ってみて下さい。きっと回避出来ます。
脅しアルゴを利用する方法
ではこの脅しアルゴを利用する方法はないのでしょうか。
厳密に言えばこのアルゴを利用して利益を出すことは難しいと思います。
しかし400株買いたいと思っている時などは平均単価を下げる買い方に使えます。
板が飛び飛びになっているわけですから、まずは下に200株か300株買い指値を入れます。その上で上にある売り板から100株か200株をつついて買えばいいのです。
そうするとその買いがトリガーとなって下に向けた売りが出た場合、自分の買いが約定となり欲しかった株数が買えるという流れが作れます。もちろん部分約定にしかならないかも知れませんが。
苦し紛れのような感じもありますが、イライラしなくて済むのは大きいと思います。
もう1つの買ったら下がる理由
これは言わずもがな自分自身が下手だという理由ですね。ただ単に下手というのでは元も子もないですね。詳しく言うならば、自分が大衆心理の一員であり、誰もがそうしてしまうタイミングで一緒に買っているからです。
最もわかりやすいポイントを挙げましょう。
- 上がり始めた株を見つける
- 買いと思ったけど安全策で待機
- さらに上昇して買いたくなる
- もう少し様子見と待機
- 一気の上昇!
- 我慢出来ずに買い
- 急落
これはすごいあるあるだと思います。どれだけわかってるつもりでも、どれだけ過去に煮え湯を飲まされたとしても、5番の急騰はなぜか我慢出来ずに手が出てしまうことが多いです。
そしてこれこそが大衆心理であり、ここで皆一斉に飛び付きます。
こういう買い方はどうしても「買ったら下がる」につながります。
急騰に飛び付かないことだけでも意識すればきっとこういった被害も少なくなります。
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売ったら上がる仕組みと対処法
こちらに関しても結局は同じことになりますが、今度は逆張りで例を出してみましょう。
- 1200円から急落が起こる
- 1170円で買うも1130円まで下落
- 1160円まで戻して売ったら1200円まで急上昇
こうなると非常に悔しい思いが込み上げてきますよね。
この場合は恐らく1170円で買った人が多いのです。結局自分も大衆心理の一員ですから、自分が欲しい、買いだ!と思った位置では多くの人が同じように感じ、実際に買っているものと思われます。
ですから全員で含み損に苦しみ、全員で逃げたいと思っている状態です。
1150円くらいまで戻したあたりで我先に逃げる人が出てくることでしょう。そして1150~1165あたりでの攻防になると思います。買いが力尽きれば再度の下落、売りが枯れれば3番へいきます。
3番パターンは悔しい思いが強く、印象に残ってしまいがちですが、実際には売って正解というパターンも多いので、私はあまり気にする必要はないと思っています。
一応仕組みをそのまま見ていきます。
1150~1165円の攻防はそれなりに時間を使うと思います。
1170円で買った人たちは一生懸命逃げます。恐らく最後の売りは1170円前後にあることでしょう。
もしも買いが枯れず、売りを吸収することが出来たのであれば、多くの人が買ったであろう1170円を超えたら1200円くらいまでは真空地帯に近くなっていて、逃げたい層がほとんどいないのです。
ですから自分がやっとの思いで逃げられたそのすぐ上の価格帯は一気に飛びやすい価格帯に自然となっているのです。そう、実は何ら不思議なことではないのです。
まずは買いを大衆心理からズラしてあげることが大切ですね。
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まとめ
買ったら下がる、売ったら上がるというのはデイトレーダーにとって本当によくあることで、つらいと思います。しかしこのような仕組みを知っておくことで被害の回数は確実に減らせます。
また、それだけでなくこの仕組みから様々な勝ちへのヒントも得られます。
こちらの動画もその1つですね。
色んな考え方を吸収し勝てるデイトレーダーを目指していきましょう。
当ブログだけでなく、YouTubeの方でも多くの『デイトレで勝てない人のための』コンテンツがあります。是非多くの記事や動画を見ていって下さい。
諦めなければきっと光が見えてくると思います。頑張りましょう。