デイトレで勝てない人は多くの共通点があります。また、自分自身で負ける道を選んでしまっているのです。もちろん全員こうすれば勝てると思って行動はしているはずです。
日々勝てるようになるための努力、勉強もしていると思います。
それでもいつの間にか負ける道を選択してしまっているのです。
この記事の内容を動画でも確認したい方はこちらをご覧下さい。
もくじ
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デイトレで負ける道
デイトレで勝てない理由はもちろんたくさんありますが、多くの人に共通していることはこちらです。
- ロットバランス
- 適正銘柄ではない
- 毎回1ティック損している
- 指値と成行
- 逆指値の使用
これらが挙げられます。ロットバランスと適正銘柄に関しては以前の記事でもお話しているので、詳しくはそちらをご覧下さい。
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簡単に触れますが、5000円の株と500円の株をトレードする時、両方とも100株になってしまっていませんか?何でもかんでも100株で入るという人は意外と多いです。
しかしそれでは10勝1敗でも負けてしまうリスクが自然と高まります。
10勝1敗でも負けてしまうようなタイプのことをコツコツドカン、損大利小という言い方をするのですが、自然な形ではなく、こうして結局”自分で”負ける道を作り上げているのです。
また、デイトレ適正銘柄というのは適度に値動きと出来高があり、ボラティリティの高い銘柄です。
値動きが速い銘柄は怖いと考え、デイトレ適正のない銘柄を選んでしまいがちです。やはり自分で選んでしまうわけですね。怖い思いをした経験から勝ちやすい銘柄を自分で放棄してしまうのです。
リスクを避けようという選択が実はリスクを高めてしまうわけですから皮肉なものです。
毎回1ティック損をしている
これは単純な話です。現在値が503円で、買い板が503円に残っており、売り板が504円だとします。
この時点でどうしてもこの株が欲しいと思えば上の板を叩いて買うしか方法がありません。もちろん数分待っていれば503円で買うことが出来るかも知れません。
しかし今スグにどうしても欲しいとなれば504円買いしかありません。
この状態で504円で買ったものの、すぐに危険と考え売る場合はどうでしょうか。
もちろん今度は下の買い板である503円にぶつけて売る以外にありません。
このように即時買い、即時売りを1セット行えば必ず毎回1ティック損するように出来ています。何を当たり前のことを・・・。そうです、当たり前のことなのです。
それなのにこの毎回1ティック損をあまりに自然に受け入れている人が多過ぎます。
デイトレーダーというのは1日に何回も、何十回も、何百回もトレードを繰り返していくものです。
毎回1ティック損をしていたらその積み上げでとんでもないロスになっていってしまいます。
対策はないのでしょうか。
指値注文を利用する
先にお断りしておきますが、順張りで即座に買うべきと考えた時は上値を叩いて買う即決力、行動力が必要になりますので、指値を入れるなんて悠長なことをしない方がいいです。
しかし順張りの初動即買いを目指す時以外は指値利用を徹底していきましょう。
指値を使って買えた場合どうなるのか考えてみて下さい。
先ほど同様に503円だった時、503円に買い指値を入れて待ちます。この状態で買えた直後に危険を感じて売る場合は、まだ買い板が残っていれば503円で即買値撤退が出来ます。
つまり指値を使うだけで先ほどの毎回1ティック損という要素が消えるのです。
ただもちろん、指値の入れ方にも少しコツがあります。指値の約定は指値を入れた順です。その価格の最後尾で待つような指値の入れ方ではこの指値の利点も全く活用出来ません。
フル板を利用したりして指値の入れ方をより効率的にしていきましょう。
私の板読みとフル板利用での指値の入れ方はこちらをご覧下さい。
逆指値の利用
こちらは指値と逆です。逆指値を使うことで自分が負ける道を選んでいるという意味です。
逆指値という機能は、ある金額に到達したら成行買いを入れる、成行売りを入れるという注文のことです。
つまりある条件をトリガーとして注文が自動で入るようにする仕組みです。
とてもすごい機能のように感じますが、私がデイトレを始めた2006年にはすでにこの機能がありました。
特にロスカット、損切りが出来ないデイトレーダーが使います。ロスカットラインをあらかじめ決めていても、いざその値段になったら粘る理由を探してしまうのです。
特にヤフー掲示板のようなものを見て買う理由を探します。
これは本当に良くない行動です。
ではなぜこの自動でロスカット出来るような仕組みを利用するのがNGなのでしょうか。
それは、この仕組みを逆手に取ったトレードがAI、アルゴリズムの中で横行しているからです。
アルゴからすれば簡単な作業です。〇〇円以下になったら成行売りという注文がある程度入ってることくらい想像に難くないですよね。しかもこれは臨機応変には変わりません。
その価格まで落ちれば一気に売りが出るのです。
ならばそこまで売り崩し、逆指値を発動させ、その下で拾い直すor空売りのリカクをすればいいだけです。
ザラ場中に相場を見ることが出来ないサラリーマンなら無理もありませんが、私たちデイトレーダーは常にパソコンの前で相場を見ることが出来ます。
ならば本来こんな機能を使う必要はないのです。
相場には決断出来ない心を狙ったAIアルゴがいて、そのアルゴを逆手に取ろうという人もいるわけです。
カモ探しの先頭に立つ必要なんてないと思いませんか?
それでもロスカットが出来ないから仕方がない。そう思う人もいるかも知れません。しかし逆指値を使っていて負け続きというのであれば、本当にそこに原因がないのか考えてみて下さい。
逆指値で狩られた時の負け方がどのくらいあるか、その時に買い板がないせいで予想より下で売らされてしまうケースがどのくらいあったかなどです。
こうして後からデータが見られるよう残しておくのも大切な作業です。
対処法のまとめ
デイトレで負け続きという人は自分自身で負ける道を選んでしまっているということ、納得いただけたかと思います。また、デイトレーダー生存率が低い理由もおわかりいただけたと思います。
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- ロットバランスを整える
- 適正銘柄を選択する
- 指値を利用する
- 逆指値は極力使わない
これらを意識していきましょう。
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