今回はデイトレで気を付けるべきことについて書いていきます。もちろん非常にたくさんあるわけですが、その中からいくつか抜粋して書いていきます。
ロスカットができない時、資金の拘束より恐ろしい拘束とはいったい何でしょうか。
もくじ
デイトレで気を付けることというテーマで書くとすると、正直言って何万文字書いても足りないくらいです。ですから、要点をかいつまんで今回は書きます。
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相対的に勝つ意識を持つ
今から矛盾しているかのようなおかしなことを言います。
持ち越しをしないデイトレというのは、目先のお金を大事にするので、目先の勝敗が大事です。
しかし、全ての投資機会で利益を出すことなどできませんので、目先の勝敗にこだわらず、相対的に勝とうという意識が大切です。
ほら・・・矛盾のように感じてしまいますよね。でも、これが定石なのです。全ての投資機会で利益を出そうとするな、というのは立派な格言です。格言はこちらをご覧ください。
デイトレスキル格言
geralt / Pixabay デイトレのスキルにおける自分的相場格言です。あくまで私個人の経験に基づく格言です。共感いただけると嬉しいですが、中にはおかしいと思われるものもあるかと思います。お許し ...
全ての投資機会で利益を出そうとしてしまうと、どうしてもロスカットが遅れます。そして遅れたロスカットは、損失を膨らませ、ロスカット機会を完全に失います。
資金の拘束による機会損失
デイトレをする上で資金が拘束されるのは非常に痛いです。どんなにチャンスと思っても、その時に余力がないと機会損失になります。
しかも、他のチャンスで資金が拘束されているのならまだしも、意図せぬ粘りで、かつ戻りがあるかどうかもわからないような不確実な勝負で資金が拘束されているわけです。
含み損も大きく精神的な安定もありません。これでは本当に何のメリットもありません。いえ、それどころかもっと大きな損をしているのです。
意識の拘束による機会損失
私はこの意識の拘束が最もつらい部分だと思います。人間は平常心の時はある程度広い視野があります。しかし、何かに意識が集中すると、途端に視野が半分以下になります。
含み損が拡大し、その銘柄の値動きにのみ意識が集中してしまうと、視野は通常の2割以下まで落ち込むと考えます。
また、意識を集中さえようと、結局は含み損を抱えて眺めるだけで何もしないと思います。するといったらお祈りくらいのものでしょうか。
つまり、何をするでもなく、意識だけが集中してしまい、他のチャンスに気付くこともなく機会損失を繰り返しているのです。
また、意識が集中してしまっているので、自分が機会損失をしていることにさえ気付きません。何一ついいことがありませんね(笑)
この意識の拘束には、私も最近気付いて気を付けるようにしました。わかっているようでわかっていなかった重要な部分だと思い、今回書かせていただきました。
常に余裕を持つこと
人間それぞれに器があるように、自分が持てるロットにも限界があります。それは資金的な面だけでなく、平常心を保てる限度のことです。
仮にロットが低ければ粘ったけど、高ロットゆえに普段と違う位置でロスカットになったというのもよくある話です。
自信があっても、ロットがキャパオーバーになっていると、ちょっとした振るい落としで離脱してしまいます。
ナンピンが全て正しいわけでもありませんが、ナンピンしても大丈夫な程度のロットに抑えると平常心を保つことが簡単にできます。
余談ですが、私は本当にいつまでたってもビビリであり、ロットが50~80万程度のことが多いメンタル弱小投資家です。
しかし、低ロットだからこそ助かった場面も何度もあります。
私は兼業だからというより、結婚をして子供が生まれてからは、絶対に負けられない立場と強く認識しているので、大儲けを放棄してでも常勝できる方法を取っています。
まぁ・・・言い換えれば勝負ができない言い訳になってしまいますけどね。
負けない意識についてはこちらも参照してください。
自分の都合を相場に押し付けない
これについてはいずれ、ひとつの記事として取り上げてリンクさせていただきます。特に負けている時は自分の都合を相場に押し付けてしまいがちです。
追記:こちらに記事があります。
3万負けているから、含み益1万の時、いつもリカクするけど今日は3万狙ってしまおう。そう思っていたら含み損になる。そしてまた意識の拘束です。
3万負けている状態で2銘柄を買ったとします。片方が1万の含み損でもう片方は3万の含み益。これだとトータルでまだ1万負けだから粘る。
粘っているうちに3万の含み益がなくなってしまう。その間に1万の含み損が2万の含み益に。そして粘っているとまた逆に。
このような形で右往左往するケースもよくあることだと思います。普段であれば両方きちんとリカクし、最高の結果になったはずです。
しかし、「自分が今負けているから」という都合を強引に相場に押し付け、その銘柄に押し付け、他の銘柄の責任を取らせようとしたのです。
その結果がさらなる悪循環です。もう数え切れないほどこの悪循環を私は経験してきました。さすがに懲りたので、今は相場に自分の都合は押し付けなくなりました。
これは本当に気を付けてください。
まとめ
デイトレで気を付けるべきことはまだまだこんなものではなく、たくさんあると思います。ただ、やはり一番大事なのは常に「いつも通り」を心がけることだと思います。
意識の拘束は平常心さえも奪います。「とりあえずノーポジ」を合言葉に克服してください。