デイトレ負け組だった人がある日突然勝てるようになった理由とは

始めに書いておきますが、この「ある日突然勝てるようになった人」というのはモデルが明確にあるわけではありません。あるとすれば、これから勝てるようになるあなたがモデルです。

デイトレで負け組だった人がある日突然勝てるようになる。夢のような話ではありますが、理論上実は難しいことではありません。あとはあなた次第ということになります。

デイトレは本当に破産寸前まで追い込まれてから勝てるようになる人が多いです。出来ればその前に大切なことに気付き、早い段階で勝てるようになりたいものですね。

デイトレ負け組で過ごす日々

デイトレで勝てずに負け続ける日々は非常につらいものと思います。

いえ、つらいものです。私自身、株のデイトレードで12か月連続でマイナス収支を出しました。本当につらい日々で何度も何度も現実逃避のようなことをしてきました。

しかしこのつらい日々にきちんと向き合うかどうかで今後が変わってきます。

現実逃避をしてきた私が書くのもおかしな話かも知れませんが、負けども負けどもその負けに目を背けず、どうして負けてしまうのかを日々考えていくことが大切です。

デイトレで勝てない時期というのは、面白いくらい勝てないものですよね。

私にもそういう時期があっただけにとてもよくわかります。

適当にやっただけでも2日に1回は勝てそうに思えます。運だけでやっても3日に1回くらいは勝てそうに思えます。それなのに5連敗、10連敗は当たり前のようにしてしまうのがデイトレです。

これは本当に不思議ですよね。

ですが、寄り前の段階で上がる銘柄を予想してみて下さい。買わなくて大丈夫です。

そうすると3回に1回は普通に当たります。適当な証券コードを打ってその銘柄が上がるかどうかで考えるなら、2回に1回は当たります。ではなぜこんなにもデイトレで勝てないのでしょうか。

それはあなた自身がデイトレで負けるための行動を取っているからです。

デイトレで負け続ける意味とは

デイトレで負け続けることも大切な経験になります。

繰り返される負けがいつか勝ちへと導いてくれる・・・可能性も秘めています。

それに負け続けていても相場と向き合った経験は蓄積されていきます。デイトレで負けながら毎回のように考えませんか。「あ、これはヤバい、売った方がいいやつだ」と。

それだけではありません。

買った瞬間に「あ、買っちゃいけなかった」と思うこともあるでしょう。

含み益になって欲張って失敗したこともあるでしょう。含み損を受け入れられずにロスカットをしなかったらどんどん含み損が大きくなっていった経験もたくさんあるでしょう。

その1つ1つの経験が大切な知識となってあなたの中に蓄積されていくのです。

デイトレード本では得られない生の経験こそ勝ち組への道となるはずです。

デイトレで勝てるための考え方とは

デイトレでどうすれば勝てるようになるかですが、デイトレを始めたばかりでなければ、デイトレで負け組と思えるほど負けているのであればすでに気付いている人の方が多いはずです。

負ける度に考えているはずです。

その通りです。〇〇しなければ勝てると思います。この〇〇には人それぞれ違うものが入ることと思いますが、代表的なものを少し挙げてみましょう。

そうですよね。わかります。具体的にはこれらをしなければ勝てる・・・というより致命的な負け方をしないようになるでしょう。それは多くの人がわかっているはずなのです。

これらの厄介な点は、多くの人が『わかっていながらやってしまう』ということです。

デイトレーダーの厄介な思考とは

「自分はデイトレ初心者とは違う」「デイトレを始めたばかりの人とは違う」「これだけ授業料を払ったんだから（負けたんだから）そろそろ勝てるようになってもいいはずだ」

こんな風に考えたこともありませんか。

デイトレーダーというのはどんなに負けてても自信家であり、それを指摘されることを嫌います。自分に自信を持ちたい人種が多いのです。それもそのはずです。

全体で10%程度しか勝てないと言われているデイトレードを「自分は勝てる」と思って始めたわけですからね。負けると思いながらデイトレを始める人なんていないでしょう。

ですがこの思考こそ厄介なのです。

1番の方が勝ちに近いことは確かだと思いますが、近そうで遠いのもまた事実です。なぜならそれまでの経験から知識が多く入っているため、自信もさらに深まっている頃です。

「自分は〇〇さえしなければ勝てるんだ」という妄想の中での自信が出てきてしまう時期です。

2番は言わばまだ生まれたてのヒナです。悪い癖も欲もないでしょう。

その方が間違った行動も取りにくいのです。

デイトレで勝てるようにならない理由を考える

知識もある、経験もある。それなのになぜデイトレで勝てるようにならないのでしょうか。

上記黄枠をもう1度見て下さい。これらは具体的な考え方になります。本来であれば抽象的な表現よりも具体的な表現の方がわかりやすいはずですが、ここでは抽象的な表現がベストです。

これら黄枠の具体例を抽象的表現に直せば全て同じになるはずです。

甘えなければ勝てる

これですよね。

全部が甘えなのです。甘えを捨てない限り勝ちなどありません。

経験を積み、知識が入れば入るほどデイトレの勝ち方、負けない方法を知ることが出来ます。しかしいくらそれを知っても甘えがあるうちは実行など出来ません。

黄枠の行動というのは言わば人間の本能的な行動になります。

ですから自然な行動であり、反射的にやってしまうことでもあります。それを抑え込むには強靭な精神力が必要になるわけで、甘えを持っている人が出来るはずもありません。

多くの負け組デイトレーダーがどうすれば勝てるかを知っています。

それでも勝てるようにならない理由、それは自分自身の心にあるわけです。

デイトレで突然勝てるようになる日

もはや言うまでもないかと思いますが、それは甘えを捨てた日です。

具体的にどうすればいいんだろうと考える必要などありません。

甘えを捨てればいいだけです。

甘えを捨てることが出来れば自分で積み上げてきた経験や知識がフルに生きるはずです。

このことを証明することは難しいですが、冷静になってよく考えてみましょう。

そう、本来2分の1の勝負に自分の予想を加えることが出来、さらに競馬などで考えればレース中に予想を変えることも出来るのがデイトレーダーの特権となります。

それなのに10%しか勝てないということは、2番、3番で余計なことをしているわけです。

そのほとんどが甘えによる行動になるわけです。

〇〇しなければ勝てるというのを心の拠り所にするのはもうやめましょう。わかっていながら直せないことこそがあなたの1番の敗因であり、勝てるようにならない理由なのです。

人間は変化に臆病な生き物です。

わかっていてもなかなか出来ないことが多いのはそのためです。

株の勉強はもういりません。とにかく1回甘えず、勝つためにしてはいけない”〇〇”をしないようにしてみて下さい。1か月とは言いません。たった1週間、数日だっていいです。

「今日」勝つことが重要なのではなく、「今後ずっと」勝っていくことが目的です。

どんな結果になってもいいので、甘えなかったと自信を持って言えるトレードをしてみて下さい。

また、せっかく知識や経験が増え、決断出来るようになったとしてもトレード環境が整っていないためにチャンスに気付かないケースが多いようでは勝つのは難しいです。

気付いたとしてもインターネット回線が遅ければ指値の指し負けもします。

勝てるようになる前から勝つための準備はきちんとしておきましょう。

デイトレードで勝てる人、勝ち続けている人のトレード手法は様々です。イナゴトレード、チャート、ファンダメンタルズ等得意分野は違いますが、皆それぞれ努力をしています。

情報収集にしても無料で出来ることは全て網羅しておきましょう。

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まとめ

いかがだったでしょうか。どんなにチャート等を勉強してもそれらは過去のものであり、未来にどこまで役に立つかはわかりません。それに勉強をしただけで勝てるようになった気がしてしまいます。

もうあなたの中にはデイトレで勝つための知識や経験が十分にあるはずです。

あとは最後の一歩にして最大の一歩、甘えを捨てられるように頑張ってみて下さい。

甘えを捨てた時、あなたはきっと突然勝てるようになるはずです。

一応念のため私の考える板読み知識の動画と、5分足チャートで使っているロジックの動画を貼っておきます。