今回は少し箸休め的な記事になりますが、それでも非常に重要かつ役に立つ内容になると思います。私の妻も昔これを知った時「そんなこともあるんだ」と興味を示していました。
株はどんなことでも材料になる。ゆっくり見ていきましょう。
※この記事は2019年5月に執筆したものになりますが、読み直した上で今アップしても役に立てると感じたのでそのままアップします。
もくじ
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株の材料はテーマ株につながる
まずは真面目な部分・・・いや後半が不真面目になるわけではないのですが、まずは正統派部分からとでも言いましょうか。テーマ株につながるような材料を見ていきましょう。
古くは東日本大震災が起こった時、多くの銘柄が急落する中でインフラ関連の銘柄が軒並み上昇していきました。私が株から離れていた時期であり、こんな時に不謹慎だなぁと感じたものです。
しかしそれでも確かに地震でインフラ関連が買われるのは納得する部分です。
地震が起こってから残り14分間の間によくそこまで皆頭が回って買いに走ることが出来るなぁと今になって考えるとすごい感心してしまいます。実際に翌週も買われていました。
また、さらに前では2008年の北京オリンピック時、競泳水着の軽量化が騒がれ、水着関連会社の中で大きな明暗を分かつことがありました。
多くの選手が採用した水着会社はものすごい上昇を見せることとなりました。
さらにメダル獲得選手が所属している会社などは上昇傾向にあります。
少々面白い部分ではありますが、これもきちんと世の中の動向を見ることで察知出来る立派なテーマ株となるわけで、アンテナを張っていた人はやはりすごいなぁと感じます。
エボラ出血熱やインフルエンザもテーマ株に
海外でエボラ出血熱が流行した時にはバイオ株が軒並み上昇しました。
確かに渡航があるとどうこうというようなニュースは連日流れていましたが、海外で流行したことがニュースになっていたことで、エボラ出血熱について関係ないバイオも大きく上昇です。
こういうのは思惑買いと言われるもので、テーマとして長続きはしにくいです。
しかし材料などは結局人間が判断するものですから、後から考えれば大したテーマではないというものでも、その時、その場の人間が熱狂してしまえば強烈なテーマにもなるわけです。
私たち日本人に関係ある部分で言えばインフルエンザの流行です。
インフルエンザは毎年過去最高を記録するなど、真冬に猛威を振るいます。
これも少々古い話にはなりますが、日本だけでなく世界中でインフルエンザが流行し、新型も出たと騒がれ、パンデミックという言葉が流行語になりそうなくらい大きなニュースになったことがあります。
そしてこの時テーマ株として買われたのが「マスク関連株」です。
マスク販売関連はもちろんのこと、原材料である綿などが関連している銘柄も買われました。
「え?マスク?」と当時は少々戸惑いましたが、市場がマスクと言えばマスクなのです。私たちの考えなど関係なく、火が付けばどんな理由でも材料、テーマ株として上昇していくわけです。
面白いですよね。
北朝鮮問題で防衛関連株
新しくは北朝鮮問題で何か悪材料があればすぐに防衛関連株が上昇していました。
これは2017年頃ずっとでしたね。
全体的な株が下がっていく中でスイスイと・・・いやグングンと上昇していく防衛関連株はものすごく目立っていました。ですが家族、子どもを持つ親としてはなかなか歓迎出来ませんでした。
市場が防衛関連だと言っているわけだから防衛関連株を買うべきなのかも知れません。
しかし東日本大震災の時も私は結局インフラ関連株を買えませんでしたし、北朝鮮問題では何度ミサイルが発射されようとも防衛関連株を買うことは一度もありませんでした。
何かポリシーがあるわけではありませんが、チャンスは他にいくらでもあると自分に言い聞かせてこのテーマたちをスルーしたものです。
株はこんなことでも材料になる・おもしろ編
以上、ためになる真面目な材料、テーマ株関連のお話でした。
ここからは「え?そんなこと、こんなことで材料になっちゃうの?」という部分です。
まず取り上げたいのが、皇后さま(雅子さま)がご出産された時のお話です。この時は赤ちゃん関連の株価が軒並み上昇したのです。ご祝儀と言えばご祝儀かも知れません。
しかしだからと言って株価が反応って・・・すごいですよね。
大きなニュースであったことは間違いないので、連日ニュースでも取り上げられていましたが、だからと言って赤ちゃんブームがくるわけでもなく、それなのに赤ちゃん関連株が買われる。
仮に雅子さまのご出産で赤ちゃんブームが来るとしましょう。
そうだとしても赤ちゃんブームが来る頃には赤ちゃん関連株のテーマなど完全に終わっているでしょうからね。本当に無理やりのような材料の作り方だとよくわかりますよね。
前述のマスクも「そんなことで」と思えますが、これはまさに「今すぐ」皆が必要とする物がテーマになっているだけにわかりやすいものだと感じます。
次に日付によるテーマです。
13日の金曜日と言えば多くの人があの映画を連想すると思います。
1年間に13日の金曜日というのは数回あるものです。実はこの13日の金曜日が近付いてくると、その名前に関連した銘柄が上昇すると言われていました。今はあまりありません。
しかし以前は本当に13日の金曜日が近付くにつれて買われることも多かったです。
「今回は盛り上がらないなぁ」と思っていたら13日の金曜日当日に突然噴き上げてストップ高になるということもあり、本当にそれを取り巻く人たちの気分次第の材料だと思いました。
元号関連も思惑が飛び交った
13日の金曜日関連のように、こうした名前、名称関連のおもしろテーマは振り返ってみるとかなりあります。しかし言わずもがな重要なのはリアルタイムで気付くことです。
後から「〇〇だから買われた」と思うのは誰にでも出来ることで簡単なことです。
常にきちんとアンテナを張ってリアルタイムに察知することでしか自分の利益につなげることは出来ません。こういう風に復習しておくことでどのようなことが注目されるのか考えておきましょう。
2019年には元号が変わるということで、元号関連銘柄がテーマとなりました。
印刷系などが多く買われ、正当なテーマとしてきちんと盛り上がっていました。
しかしそんな中、新元号を予想したテーマも出現したのです。テレビなどで取り上げられている予想に『安』の字が使われるというものが多かったことで、『安』関連が買われました。
名前、名称ですよ。単純に『安』の字が使われている銘柄が買われたのです。
不思議だとも思いますが、本当にどんなことでも材料にしてしまうんだなぁと感心しますよね。実際にはご存知のように『令和』となったわけで、『安』ではありませんでした。
しかしここからが難しい。
『安』で買われていた銘柄は軒並み下がる・・・と見せかけ、中に1つさらなる上昇を見せた銘柄もありました。こんな予想はなかなか出来ません。
そして『令和』を受けて『レイワ』という文字の一部が入っている銘柄に急騰が起こりました。
いやそこまで関連付けるのか・・・と強引さにポカンとしたものです。
いずれにしても名称というのはこじつけでもいいから材料になるということ、再認識出来ました。
まとめ
いかがだったでしょうか。箸休め的な記事にしようと思い、実際そうなると思って冒頭部分に書きましたが、書いているのが楽しくなり、結局いつも通りの量になってしまいました。
いつかはリアルタイムでテーマを先取りして買ってみたいものですね。
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