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Nippon Idol Token(NIDT)のIEO徹底解説

投稿日:2023年3月14日 更新日:

コインチェック社のフィナンシェトークンIEOに続き、株式会社オーバースがcoinbook社とDMM Bitcoin社でIEOを実施します。その名もNippon Idol Token(NIDT)です。

概要が書いてあるホワイトペーパーはコチラです。

噛み砕いて解説していきます。

先に私の結論ですが、お祭りという観点から参加するかも知れませんが、参加するとしてもコインチェックIEOの利益の範囲内、それも半分以下ですね。

また、抽選方法からコインチェックのように満額申し込みは非常に危険と考えています。

抽選方法がコインチェックとはまるで違いますのできちんと読んでから参加するかどうか、その金額を決めて下さい。

口座は先に用意しておきましょう。

ちなみにDMM Bitocinですが、普通に口座を開くよりお得に開設する方法があります。ハピタスというポイントサイト経由で口座開設をして取引をすれば5000ptもらえます。

アマゾンギフト券などで5000円分入ることになります。

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日本アイドルトークン?(NIDT)

日本のアイドルのためのトークン、そのままの名前ですが、AKB48や乃木坂46などのプロデューサー秋元康氏が総合プロデューサーに就任しているプロジェクトになります。

秋元康×女性アイドルグループというだけで最強タッグのように感じる時期もありましたね。

そこに仮想通貨、昨年は特に話題となったメタバースも絡んだプロジェクトです。

コロナ禍でアイドル活動に制約がついてしまったものの、メタバース空間等を使い、活動の幅を広げるという目的もありますが、一番はアイドル活動の制約をなくすということです。

元々は資金提供者などの意向に沿った活動をさせられるケースが多かったそうですが、IEOによる資金調達でその制約をなくし、アイドルグループが自由に活動することが可能になるとのことです。

ただ、結局はこの株式会社オーバースに所属するアイドルということになりますから、その意向には沿う必要があると思います。アイドルというより、会社の自由になるのではないかという印象を受けました。

秋元康氏が総合プロデューサーというのはもちろんプラスに働くと思います。

ただネームバリューだけでうまくいくほどIEO、メタバースも甘くはないはずです。

NIDTで女性アイドルを支援出来るのか

48グループ、46グループと言えば握手券付きCDなどがたびたび話題になりましたね。

このような形で支援をするファンも多かったわけですが、NIDTがあればトークンを持つことで支援につなげることが出来ます。エコシステムとして機能すればこのNIDTでグッズも購入出来ることでしょう。

また、日本国内の女性アイドルグループに所属するアイドルはある程度の年齢になると卒業となるのが恒例ですが、卒業後はグループ所属時よりも仕事が減るのが通常です。

卒業時にトークンを付与することで卒業後の支援、いわゆる退職金制度のようなものを作ることによりアイドル活動に専念してもらえるようになるという狙いもあります。

正直言ってしまえばそんなものは会社で出せば・・・と思うのですが、そこを支援出来るというのはファンからすれば嬉しいものなのでしょうか。

確かに資金調達と言えばそういうものなのかも知れませんが、自社で出来ないことをIEOでお金を集めてやろうという印象をどうしても受けます。

ICO、IEOというと、ホワイトペーパーで夢を語り、それに賛同した出資者が一緒に夢を見て・・・という流れが多かったです。

今回のNIDTに関しては現実的な会社方針を打ち出し、そこに支援して下さいという、このIEOそのものが単なるトークンを使ったクラウドファンディングのように感じるのです。

今までと違った形の印象を受けるIEOなので良い方に出るか悪い方に出るか正直難しいですね。

coinbook社について

coinbookは2021年上旬に暗号資産交換業者登録が完了している会社なので、まだまだ新しく知らない人も多いと思います。SKE48のトレカなど、NFTトレカをリリースしています。

そういう意味ではアイドルNFTという分野においては先駆者的な位置にいます。

もしこのcoinbook社のみで行うIEOであれば相当不安視されたと思いますが、恐らくそれも考えた上でのことでしょう。DMM Bitcoinも含め3社でIEOを今回進めています。

私は参加するなら扱いやすさ等を考え、やはりDMM Bitcoinでの参加にします。

NIDTのIEOリスクについて

コインチェック社のフィナンシェトークンと比べてリスクはかなり大きくなると思っています。

どこがIEOするかというより、どこでIEOするかが大きな焦点になってしまっている印象があるからです。その印象にしてしまったのがGMOコインのFCRコインでしたね。

コインチェックIEO

  • 10億円規模
  • 1口座あたりの申し込み上限がパレット1000万、フィナンシェ820万
  • 抽選の当選倍率パレットが24倍、フィナンシェ18倍
  • パレットは初値7倍、最大20倍以上

GMOコインIEO

  • 10億円規模
  • 1口座あたりの申し込み上限4950万円
  • 抽選倍率は2倍に満たなかったという話
  • 初値IEO割れ、初日でいきなり半値以下に

コインチェックIEOは魅力を感じますが、やはり一歩間違えれば・・・ですよね。

特に申し込み上限が約5000万だったことを考えるとGMOコインでのIEOは1000万以上のマイナスを出した人もそれなりにいると思います。

では今回のNIDTはどうでしょうか。正直なところリスクがそれなりにあるのは仕方ないですが、特に申し込み上限と抽選方法のところに大きなリスクが潜んでいますのでしっかりご確認下さい。

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NIDTのIEO販売と抽選方法を詳しく解説

NIDTのIEO

  • 15億円規模
  • DMM Bitcoinとcoinbookで7.5億円ずつ販売
  • DMM Bitcoinは1口座の申し込み上限5000万円(危険)
  • 申し込み後の取り消し、変更可(コインチェックは不可だった)
  • 抽選方法がコインチェックと大きく異なる

まず上限5000万円は大変危険ですね。仮に倍率が3倍、4倍となっても「個の力」が大きく影響した場合は上場時の買い圧力に回らないかも知れません。

また、抽選方法をご覧下さい。積み増し方式と書いてあります。

簡単に言えば先着順に並んで待つ形です。そして先頭から順に1口(1000NIDT)ずつ販売します。最後尾まで販売を終えたらまた先頭から1口ずつ販売していきます。

1口のみ申し込んだ人はここで列から外れる形です。

こうして手元のトークンがなくなるまで何度も配られます。

つまりある一定数以上の申し込みをした人たちは全員が同じ数だけ買えることになります。

また、もし小口注文と大口注文の差が大きかった場合、大口注文の人たちは想像以上に買えてしまう可能性があります。ここが完全抽選のコインチェックとの大きな違いです。

コインチェックのフィナンシェトークンは1口座あたりの平均申し込み金額が806,000円でした。

5万円、10万円という申し込みも多かったはずですから、500万円以上の申し込みもかなり多かったことが予想されます。これは本当に500万円分欲しくて注文したわけではありません。

そのくらい注文してやっと20万円分、30万円分の配分になるとわかっていたからです。

仮にそのようなノリで注文をしてしまった場合、このNIDTではフルに買えてしまう恐れがあるということです。

例えば5000万円申し込んだ人が250万円分買えた場合、それは倍率が20倍ということではありません。250万円申し込んだ人も250万円買えてしまうのです。その人にとっては1倍です。

このような抽選方式であることは今回最も注意すべき点です。絶対に覚えておきましょう。

コインチェックでは30万円分くらい買いたいなと思ったら600万円分近い申し込みが必要でしたが、NIDTを30万円分くらい欲しいなら申し込むべき金額は30万円だということです。

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まとめ

正直なところプロジェクトうんぬんよりもIEO参加者というのはトークンが上場時初値どうなるか、上場直後にどうなるかということに99%興味を持っていると思います。

私自身プロジェクトに関しては懐疑的ですが、秋元康×女性アイドルグループの破壊力は目にしてきてるのでほんのちょっとの理由で大爆発もありえますからね。

まずはフィナンシェトークンの結果を待ち、その結果次第で投入するか決めます。

GMOコインのIEOがこけてるだけにここでNIDTがこけたらもう日本発IEOはコインチェックしかダメという結論にもつながりかねないのでこのIEOの行方は非常に重要になります。

注目していきたいと思います。

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