デイトレーダーという職業はミスを管理し、出来るだけミスをなくしていく職業です。これはスポーツで言えば紳士淑女のスポーツと言われるゴルフによく似た考え方になります。
私は高校時代、ゴルフ部に所属していましたので、その経験も踏まえて書いていきます。
もくじ
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ゴルフはミスのスポーツという先生の言葉
ゴルフ部時代、先生と一緒にコースをラウンドしていると、「Rよ、ゴルフっていうのはミスのスポーツなんだよ。常に完璧に近いことをやっていかなくてはならないんだ」
というお言葉をもらいました。「だから精神面が大事なんだよ」とのことです。
野球のようにピッチャーという相手がいるわけではなく、止まっているボールを練習の時と同じようにミスなく打つという点においてはまさに自分自身との戦いです。
止まっているボールを芯で打つことは難しいようで簡単・・・なようでまた難しいものです。
また、試合の時に最初のホールで多くの人が見ていたことで緊張し、空振りをしてしまったことがあります。これは本当に死ぬほど恥ずかしい思いをしたものです。
考えてみればこれも精神面が原因なんですよね。緊張でガチガチになっていたことが原因ですから。
デイトレと照らし合わせてみる
デイトレはパソコンの前で作業をするわけですが、実際にはどこかにいる誰かと株をやり取りしていることになるわけですから、ゴルフよりも野球に近いのかも知れません。
相手の思考を読んだりしながら自分の行動を決めることになりますからね。
しかし相手のことが見えるわけではありません。こういう時にこういう風な動きになりやすいという知識や経験は多くの人が持っています。
ならばその経験から閃いた行動をきちんと取ることが大切になります。
きちんと考える、でも余計なことは考えないというのだ大事ですね。
ではなぜこのデイトレがミスを管理する職業となるのでしょうか。
デイトレを仕事とするなら勝つのは当たり前
先日も書きましたが、デイトレを仕事とするのであれば勝つことは当たり前という感覚を持たなければなりません。ミスをしなければ普通に勝ち、ミスをしたら負けるというレベルです。
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また、これも先日書いていますが、多くの人はデイトレで勝つための知識や経験を持っているものの、甘えがあってその知識と経験を生かすことが出来ずに負け続けています。
そしてその甘えはもちろん精神面が原因となります。
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もう考えれば考えるほどゴルフにそっくりなのです。
相手がいるという点は野球の方に近いものの、当たり前のことを当たり前のようにやることが第一であるゴルフとデイトレはすごく近いです。
ゴルフは一度ミスをすると次は打ちにくい場所から打つ必要が出てきます。そこでうまく打てればナイスリカバリーとなり、既定路線に戻ってくることが出来るわけです。
しかし精神的に崩れてしまえばそこからミスの連鎖が起こってしまいます。
突然スコアが大きく乱れてしまう可能性もあるわけです。
デイトレでも順調に利益を積み重ねていた時、たった1つのミスから大きく崩れ、気付いたら大負けになってしまっていたなんてことがあるはずです。
精神面に大きく左右されるものは、想像以上に一気に崩れるものなのです。
うまく打てるのが当たり前
ゴルフの話に戻りましょう。
前述のようにゴルフは野球と違い、止まっているボールを打つことになります。練習通りにやればいいだけなので、考え方としてはそんなに難しいものではありません。
しかしうまく打てて当たり前という感情が、精神がミスを誘発しやすくもあります。
ボールが止まっているのにうまく打てない理由もやはり精神面なわけですね。
ゴルフはうまく打ち続けていく限り、フェアウェイ、花道、グリーンというように打ちやすい環境で打ち続けることが出来ます。ですから精神面の安定にもつながっていきます。
デイトレでリカクが続いていれば安定するのと同じになります。
しかし前述のようにミスをすればラフ、バンカー、林の中など打つための環境は一気に悪化してしまいます。ここでリカバリーが出来なければ大きなミスにつながっていくわけです。
プロゴルファーというのはうまく打てて当たり前であり、ミスをしてもリカバリーショットをうまく打てることも当たり前です。
だからこそプロとして、職業、仕事としてデイトレーダーになるのであれば、うまくトレード出来ることは当たり前(普通)であり、ミスをしても崩れないのが当たり前(普通)になる必要があるのです。
デイトレは常に完璧を求められる
ゴルフがミスのスポーツであり、そのミスをいかになくすか、ミスを0に近付けた者が優勝することになります。デイトレに関しても同じで、ミスを極力0に近付けていく必要があります。
もちろん人間ですから、時にはミスをしてしまうこともあるでしょう。
10回うまく出来ても次の1回でミスをしたならもう大ピンチとなるのです。
そういう意味では1日に1回、もしくは数日に1回はピンチを迎えることになります。そのピンチで前述のようなリカバリーショットが打てるかどうかも大切になってきます。
しかし出来ることならその大ピンチが訪れない方がいいわけですね。
だからこそデイトレの練習では、10回、20回と成功しても喜ぶべきではなく、それを当たり前と考え、1回のミスをリカバリー出来なかった時はそのことを数時間使ってでも反省するのです。
まとめ
デイトレードというのは理屈で言えば簡単そうにも思えます。しかし10%くらいの人しか勝てないと言われているだけあってとても難しいものです。それでも理屈の上では結局簡単なのです。
要はその理屈を信じ、きちんと自分のやるべきことを出来るかどうか。
その精神面こそが明暗を分けるわけです。
ミスをしない心を、そしてミスをした時に焦らない心を、ミスをリカバリー出来る冷静な心を身に付けて勝ち続けるデイトレーダーになりましょう。
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