株やデイトレード関連の教養本はたくさん出版されています。書店の中に投資コーナーがきっちりと設けられているお店も多く、その多くはやはり株、デイトレの勝ち方に関するものです。
テクニカル、ファンダメンタルなど多くの専門用語もありますので、そういう用語を学べる本もたくさんありますし、メンタルをメインに書いてある本も多くあるようですね。
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テクニカル分析とは
正直に言います。株を始めて11年目の今、この記事を書くまで、テクニカルという言葉を言葉のままに、技術的な分析だと思っていました。知ったかぶりをして書くわけにはいかないので、自分で調べてみて驚愕しました。
将来の取引価格の変化を過去に発生した価格や出来高等の取引実績の時系列パターンから予想・分析しようとする手法
引用:Wikipedia
らしいです。つまり、過去にこの価格帯で出来高が膨れ上がったため、抵抗線となり跳ね返される可能性が高い。この銘柄は後場直後に狙われるケースが多い傾向にある。などという部分を取引決定の一因にすることを指すようです。
私はなんて無知なのでしょうか。技術的でも何でもないですねこれは。どちらかといえば過去のデータからの分析なので、お馬さんなどでよくやる過去10年のデータから予想というのと同じでしょう。
テクニカル分析は使用してこなかった?
いえ、使用していました。私はこの記事にこういうことを書こうと思って書き始めたわけではないのですが、テクニカル分析を調べたのは良いきっかけですので私自身のことに少々触れさせて下さい。
私は過去に出来高が膨れ上がった場所や、揉み合った価格帯、時間や連動系をすごく大事に扱っています。私が買いを決断する時に心掛けているのは、買える理由が2つ以上あるということです。複合要素を重視しています。
ですから、その理由の1つにテクニカル分析が使われていることは多いと思います。しかしご覧のように私はテクニカル分析の内容を全く理解していませんでした。
これはよくある通販番組などのように、あらかじめ価格が決まっていて、いったん高い価格を表示した後に値切ったように思わせるような出来レースのような記事ではありません。本当に知らなかったのです。だから知らず知らずに使っていたということになります。
ファンダメンタル分析とは
記事を方向転換しましたので、こちらも調べてみました。
ファンダメンタル分析とは、財務諸表、健全性、経営、競争優位性、競合相手、市場などを分析することである
引用:Wikipedia
だそうです。こちらは大体予想通りでした。そしてこちらに関しましては、デイトレを行う上でそこまで重要ではないと考えていますので、実際に使ってもいませんでした。
しかしながら、会社の背景などについては調べておいた方がいいな、と思う事案をいくつも見てきたことは確かです。記憶に新しいところで言えば、2016年のアキュセラインクの暴落事件です。
場中に暴落が起こり、翌朝のIRでショックから次に寄り付いた価格はおよそ6~7分の1の価格でした。値動きの魅力から、つい安易な気持ちで逆張りINをしてしまえば、100万円買っただけでも80万円以上の損失が出てしまう計算です。
もちろんこういうものに関してはいくらファンダメンタル分析をしていても確実に回避できるわけではなく、事故として処理することは大切です。しかしながら、少しでも確率を高めていくのが株・デイトレの世界であり定石だと思います。
そういう意味では、イマ、自分が何の業種でどのような業績の銘柄をトレードしているのかくらいは知っておいた方がいいかもしれませんね。
余談ですが、私は努力が嫌いというダメ人間ですので、今後もそのような下調べをしないと思います。だからすぐにドカンを喰らうわけですね(笑)
株やデイトレの知識はどこまで必要か
本来はこの記事は知識と経験について書こうと思い、書き始めましたが、知識についてのみとなってしまいました。さて、この知識ですがどこまで必要なのでしょうか。私は上記のようにテクニカル分析という言葉を違う意味だと思い込んでいました。
ですから「テクニカル分析使ってる?」と聞かれれば「いや、使ってないよ」と答える立場だったと思います。しかしながら実際はテクニカル分析を使っていたということになります。
今回、誰かに説明をする時は、知識が絶対必要になるとは思いましたが、株で利益を出すにあたって知識は必ずしもなければいけないわけではないと思います。もちろん知識はあるにこしたことはありませんが、知識があれば勝てるのかと問われれば、答えはNoです。
まとめ
株やデイトレードの知識は大切ですが、勝つための絶対条件ではないと思います。仮に絶対条件であるなら私はずっと負け続けていることでしょう。また、知識があれば勝てるのかに対してNoというのは、書店にあれだけ教養本があるにも関わらず、デイトレーダーの生存率は低いということです。
本を読んで正しいと思うことを学べば学ぶほど、大衆心理はそこに向かい、その裏を取りにくる兵もいるということでしょうか。本を読んで得た知識は無駄ではありません。しかし、その知識を鵜呑みにするのではなく、自分の立場に応用して使えるようになれば勝ちへ近付くことが出来ると思います。
お付き合いありがとうございました。