デイトレで大負け、大損をすると放心状態になります。これは現在の私も例外ではありません。いかに勝ち続けていようとも、たった1回の大負けでかなり落ち込んでしまうものです。
そこで心のリセットが出来ないとコツコツドカンでは終わりません。
ドカン後のドンガラガッシャーンにつながるわけですね。
これを食い止めるためには15時以降の過ごし方が非常に大事になります。
もくじ
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持ち越しをしないこと
私が提案する持ち越しをしないことについてですが、少し誤解がある可能性もあるので、最初に少し補足しておきたいと思います。
私はデイトレで勝ち組になるためには持ち越しをするなと言っているわけではありません。
持ち越しを視野に入れた戦略も大いにありだと思います。
ただ、デイトレードのつもりで入ったものの、ロスカットが嫌で含み損を持ち越すことは絶対にやめた方がいいと言っているのです。ここには明確な違いがあります。
戦略的に持ち越した銘柄がある場合、翌日以降への期待感があることでしょう。
しかしロスカットを嫌って含み損を持ち越した場合、夕方から始まる欧州市場が、PTSが、そして夜間の米市場がとても気になることと思います。気が気でないという状態ですね。
これではせっかく自由時間の多いデイトレーダーという職業でいる価値がありません。
また、この決断の先送りのデメリットはそれだけではありません。
デイトレの実力は絶対に身に付かない
もう1つ、これは決定打ですが、このような持ち越しをしている限り本当の実力は絶対に身に付きません。これは絶対です。相場が良ければ助かることもあるでしょう。
何度も何度も助かることもあります。
しかし結局その勝ちは実力などではなく、助けてもらったに過ぎません。
何度かこれを繰り返すうちに自分は上手くなったと勘違いしてしまう人は多いです。そして今回も同じよう助かるだろう。そう思って含み損を持ち越し続けるのです。
実際には助からないパターンが忍び寄っています。
毎回助かっているのだからとナンピンを駆使したところでさらに下抜けされてしまえばもう目も当てられません。また、そのようなタイプはすぐに取り戻そうと暴走する癖も合わせ持っています。
確かに目先のお金は大事です。失いたくないのもよくわかります。
しかし決断の先送りに過ぎない持ち越しを繰り返して実力が身に付かないよりも、きちんとスパッと切って実力を磨き、勝つ力を身に付ける方がよっぽど先々の利益につながるはずです。
ノーポジションで心がリセットされるまで
私の感覚では、15時に場が引けてからひたすら落ち込み、振り返って反省をし、翌日以降へ気持ちを新たにし、本当に吹っ切れるまでおよそ1時間半~2時間くらいかかります。
ですがそれ以降は本当に引きずることなくさっぱりと忘れて日常生活が送れます。
これはもちろん人それぞれ差がある部分かと思います。
差はあれども持ち越しさえしていなければその日のうちのどこかで心はかなりの確率でリセットされることと思います。しかし含み損のまま持ち越しをしていたらどうでしょうか。
前述のように気が気でない状態が続いているはずです。
心は常に含み損の株とともにあるでしょう。
その場合、心がリセットされることなく翌営業日を迎えることになります。
つまり含み損に苦労して暗い気持ちで勝負をしていた前営業日の延長戦から始まることになるのです。
普段から長持ちするようなトレードスタイルであればそこまで影響はないのかも知れません。しかし短時間で飛び移っていくようなトレードスタイルの人は全く違うスタイルを強いられます。
これではこの日も自分の武器が全く生かせません。
含み損を抱えると何も出来なくなる
どんなに上手なスキャルパーでも、どんなに上手な順張りトレーダーも、逆張りトレーダーも、含み損を抱えてお祈りに移行した瞬間無力になります。なぜならもう出来ることはないからです。
普段であればチャンスを待ち、チャンスを探し、利益を積み上げていくことでしょう。
しかしいったん含み損になって動きを止めてしまえばもう凡人の仲間入りです。
相場を操作することなど出来ないわけですから、もはや技術も何もありません。
これを翌日以降も続けようというのは決して得策とは言えませんよね。
何かに没頭する
私は2017年8月頃から決めているのですが、大きく負けたら自分にペナルティを課しています。
罰ゲームと言えば聞こえは悪いですが、言い換えるならば「イマ、出来ること」をやろうという考え方です。
まず引け間際に出来ることと言えば翌日に引きずらないよう全て売ることです。
そして大負けした後、株関連で出来ることと言えばもう心のリセット以外にありません。いかに心をリセットし、翌日きちんとしたトレードが出来るかということが大切です。
ではその他に何か出来ることはないでしょうか。
株で大負けしたということはお金が大きく減ったことを意味します。
お金が減った以上、お金を戻すための作業、これを私はペナルティとしています。
簡単に言えば副業です。
デイトレーダーには時間が多くあります。大負けでトレードを終えた日は心身ともに疲れ果ててしまい、何もしたくなくなります。ですがいつまでも落ち込んでいるわけにもいきません。
いかに心はリセットされても動かないでいると気分は再度滅入ってくることもあります。
お金を戻すための副業に没頭し、動くこと、働くことで気持ちを前向きにしています。
これは非常にオススメです。
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常にいつも通りを
仕事としてデイトレードをする以上、勝つことを当たり前にする必要があります。
勝つことを当たり前にしたら、当たり前のことが出来る環境を常に整えることが大切です。
そのためにはどのような過ごし方がいいか、これも結局は人それぞれになると思います。
私の今回の記事はあくまで提案の1つです。
あなた自身、心を落ち着けるためには何をすれば一番なのか是非探してみて下さい。
私が持ち越しをしない理由について解説した動画です。
まとめ
どんなに気を付けていても大負けしてしまうことはあります。しかしそこで食い止めることが出来れば、連敗することさえなければ大きな痛手になることはあまりありません。
メンタルバランスを崩してしまえばそこから大きな連敗街道につながりかねません。
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早い段階で自分に合った心のリセット方を見つけるようにしましょう。