今回は連動銘柄、テーマ株をきちんと知ることでデイトレードにどう生かしていくかについてです。今回は特に連動銘柄について説明をしていきたいと思います。
この考え方は私が株を始めた2006年でもすでに有名でした。
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連動銘柄とは
例えばA銘柄、B銘柄、C銘柄があり、わかりやすく全てが1500円だったとします。
- A銘柄が1550円まで一気に上昇
- B銘柄が連れて1530円まで上昇
- 直後にC銘柄が上昇へと動き出す
このように一連の動きで上昇、下落を見せる銘柄を連動銘柄と言います。
私が株を始めた2006年からしばらくの間、有名だったのは現在もあります4751サイバーエージェントと、すでにTOBされて存在しない、サイバーコミュニケーションズという株価が連動していました。
指数よりも何よりも、片方の動きが強く干渉する関係でした。
セクター絡みを意識する
セクターが同じである、同セクター銘柄はやはり連動しやすいです。業種が同じであれば、盛り上がった業種に注目が集まるため、出遅れた同セクター銘柄が買われるという道理です。
ですから、同セクターというだけで注目が集まるケースもあります。
もちろん、売られ始めたら、あまり関係なくとも大きな影響を受けますので、良いことばかりとは限りません。また、動くきっかけは様々ありますので、指数を始め多くのことに目を向ける必要があります。
親玉銘柄を探す
連動銘柄は大体が親子関係になっています。いつだって親が先に動き出し、子が後から付いてくるといった感じです。
ですから、特に親の動向に注意し、親が動き出したタイミングで子が動いていないのなら、とりあえず子を買ってみよう、という感じに買ってみて、出遅れからの上昇を待つ手法も有効です。
欠点としては、子が動き出す前に親の上昇が止まってしまうことも想定しなければならないことです。その場合は、上がってなかった子も、なぜかそこから値を下げることが多いです。
素直にロスカットが出来る精神状態でやらないと思わぬ損失につながるかもしれません。
親子銘柄連動の逆転もある!
いつも大体こちらの方が先に動く、という銘柄を親と表現しましたが、時に子が先に動き出すこともあります。
直近の例で言いますと、連動しやすい3742ITブックと9758ジャパンシステムですが、常に3742ITブックが先に動くことを多くの人が認識していると思います。
しかし2017年3月、これは完全に9758ジャパンシステムが先でした。
それを受けて3742ITブックが動き出したのです。こういう親子逆転現象もあります。
連動銘柄逆転の逆転
時に主役交代とも私は言うのですが、親の上昇についてくる形で上昇した子銘柄が、いつの間にか主役となり、親を逆転して主役級の強さを見せる場合があります。
これは上記のような、親子逆転現象が起こった後に再逆転という形でよく起こります。
2017年3月の流れを見てみましょう。9758ジャパンシステムの上昇を発端に、3742ITブックも大きな上昇を見せました。日足で見るとわかりにくいですが、私はこの動き出した日を覚えています。
9758ジャパンシステムが先にストップ高へ行き、そのタイミングで3742ITブックはまだまだ前日比とほぼ変わらずでした。そこで勇気を出して私は買いましたが、やや動きが鈍いので1万円程度でリカクしました。
そしてその後思い切り飛んでいったわけです。
ですから、私のように決断力があまりなくても間に合うケースは多々あります。そしてその後は信じる力と握力が試されるわけですね。
話を戻しましょう。
その後の日足チャートを見ていただければ明らかだと思います。途中で主役が3742ITブック側に移っていますよね。このように親が子に逆転された後、再度逆転しに向かうケースも実は多いです。
連動銘柄を知る
これは地道に色々調べるしかないです。まさに地道な努力です。
私の苦手な分野でして、私は弟から過去に色々教えてもらった経緯があります。
多くの人が知っている有名な関係だけいくつか挙げておきますが、投資は全て自己責任で行って下さい。そういうのを知っておくと便利というだけであり、連動をお約束するものではありませんので。
- 3778 さくらインターネット
- 3853 インフォテリア
- 3663 アートスパーク
- 8462 フューチャーベンチャーキャピタル(FVC)
- 3823 アクロディア
- 4777 ガーラ
このように、連動しやすい銘柄は、探せばかなりの数が見つかると思います。
売買理由は複数あった方がいいという記事を書きましたが、こういうのも大事な1つの買い要素、売り要素になるので、デイトレードに取り入れることで勝率は確実に上がります。
文章だけではイマイチ雰囲気がわからないという方はこちらの動画解説もご覧下さい。
まとめ
今回は連動銘柄をメインに取り上げました。私は買い!と思ったタイミングでなかなか買えないので、買いに踏み切るための要素として、この連動はよく使います。
続けてテーマ株についても書いていこうと思います。
追記:テーマ株はこちらです。