「え?」「は!?」という反応もあるかと思いますが、私は声を大にして言いたいと思います。株で破産するくらいの大損が出来るのは間違いなく才能の一種と言えます。
リスクというのは悪と言われがちですが、必要悪でもあるのです。
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株で破産・株で借金記事を書く上で・はじめに
どうしてもこの手の記事は最初にお断りしておく必要があるかと思います。
株で破産するくらいの大損が才能と言うのは、決してそういう風になるべきだと言っているわけではなく、これから書くことを実行した方が良いという意味で書くものではありません。
また、億を掴む表現をしますが、コツコツ稼ぎつつ時にアクセルを踏めるような堅実かつ大胆なタイプの人が最もその才能があるというのも事実です。
しかしそういう人は限られた極わずかな人間です。私たちのような一般人における話になりますので、少数派の天才型と比べるような話とは違うこともご了承いただければと思います。
以上のことをご納得いただけるようであれば、このまま是非お付き合い下さい。
ただ・・・「借金」は才能ではないかも知れませんね・・・。
株で大損くらいまでを才能と表現した方が正しいかも知れません。
株で破産・株で借金する人の特徴とは
記事の最後に小説がリンクがしてあるように、私の弟は億を4回掴んで4回とも破産しています。
弟の特徴をよく考えてみると、どんな時でも全力なのです。
信用二階建てと言われる買い方は当たり前です。滅多にないですが、1銘柄に集中して信用全力買いをすることもあるので、借金を抱えるリスクさえはらんでいるということです。
上記で触れたように、借金リスクを抱えるほどのやり方は良くないと思います。
しかし、分散投資で信用二階建て程度であれば一気に借金になるリスクは低いです。天変地異のような災害があれば別ですが、常識の範囲内で考えれば大丈夫なはずです。
その上で最大限のリスクを取っているということになります。
このように最大限のリスクを取る投資手法は、当然ながら破産リスク、大損リスク、借金リスクが最大限になります。しかしその反面、リターンの大きさも最大限になるわけです。
私の弟は40万と1億円の間を何往復もしています。
詳しくは小説の流れをご覧いただければわかると思います。もちろん全てノンフィクションです。
リスクとリターンの関係
リスクとリターンは常に等価です。10のリスクを取れば10のリターンの可能性があるわけです。勘違いしないで下さいね。10のリスクを取れば10のリターンがあると言っているわけではありません。
10のリスクを取れば、マイナス10になる可能性からプラス10になる可能性まで幅広くなるということです。
3のリスクしか取れない場合、マイナス3からプラス3のリターンになると考えて下さい。
例えば私のようなコツコツ派というのは、常に1~2程度のリスクしか取りません。いえ、取れません。
その場合、常に1~2のリターンしか得られず、それを積み重ねることになります。さらに突っ込んでいくと、私のようにコツコツドカンになるタイプは、ナンピン買いや複数銘柄買いをします。
その場合、1~2のリスクがいつの間にか膨らまされます。
それによってドカンリスクがいつの間にか発生してしまうということです。
しかしそんな時に思わぬ幸運で大勝ちになったという経験もあるはずです。これはまさにリスクが上がったことでリターンの上限も大きくなり、幸運で大勝ちとなったということです。
リスクを取れる勇気
言うは易く行うは難しと言いますが、リスクを取るという行為ほどこの言葉が当てはまるものはないと思います。特に趣味の枠を超え、兼業、専業トレーダーの方には至難の業です。
負けてはいけないという立場の人間がリスクを高めるというのは本当に難しいものです。
- 「リスクは悪だ」
- 「リスクはバカバカしい」
- 「リスクなんてヘタクソが取るものだ」
このようにもっともらしい言葉を並べては自分に言い聞かせるのです。
「このままでいい」と。
でも実際は自分でもわかっているはずなのです。
特に勝率が高く、コツコツ長い年月勝ち続けている人は、ロットを上げたり、投資機会を増やすことで利益が増えることは間違いないということを。
もちろんロットが上がることによってメンタルにブレが生じる危険性もあります。
それによって勝率が落ちる可能性も低くはないかも知れません。しかし・・・そんなものは一時的なものである可能性が極めて高いです。
そんなにも長い年月継続して勝ち続けてきた人がロットを1.5倍や2倍、よもや3倍にしたところで負け組に転落する可能性なんてほんの一握りさえないはずなのです。
それでも出来ない、それでも無理。
リスクを取る勇気というのはそれほど大きな壁なのです。
リスクを取ることの是非
はじめに書いたように、リスクを取ることをオススメしているわけではありません。
実際に私自身もリスクを取り切れないまま10年以上デイトレードをしています。いや、むしろどんどんと守りに入りリスクを取らなくなっていっている気さえします。
では、なぜ今この記事なのか。
今年1月にはサンバイオショックが起こりました。
サンバイオショックに学ぶデイトレーダーの在り方
2019年1月30日、前日に発表された4592サンバイオのIRにより、サンバイオは寄らずストップ安となっています。サンバイオは時価総額が大きく、マザーズ指数に最も影響を与える銘柄です。 そのため、マザ ...
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この手のショック相場は定期的に起こりますので、1銘柄に集中して信用二階建て投資をすると借金になるリスクが一気に高まってしまうということを再認識していただきたいと思います。
そしてこのようなショック相場の時はリスクを取ったことをバカにするような発言も散見されます。
確かに結果だけ見ればそうなのかも知れません。
しかし、リスクを取るという行為がどれほど人間にとってハードルが高いかということも知っていただきたいと思ったのです。
少なくともサンバイオショックに散ってしまった人というのは、その大きく高いハードルを飛び越えてきた人たちなのです。何度も繰り返しますが、それが偉いと言っているわけではありません。
ただ、ハードルを越えてきた人間のことを後出しで安全な位置からバカにする行為は決して良くないと言いたいのです。リスクを取れない人間が取れる人間をバカにするのはおかしい話です。
リスクを取る勇気が持てる人はきっと失敗者をバカにしたりしませんからね。
億り人になれる可能性が高いのは
これはもうダントツでリスクが取れるタイプの方です。
破産するくらいのリスクを背負うのですから、そのくらいのリターンの夢があるのも納得出来ます。
家族がいる、子どもがいる、株、デイトレがメインの収入源だという人はどうしてもリスクを取るよりも現実主義の稼ぎ方になってくると思います。
昔は大勝負を好んでいたものの、家族が出来て堅実派になった人も知っています。
今となっては弟にもそういうきっかけを持って堅実派になってもらいたいという思いもあります。
しかしどこかでぶっ壊れた金銭感覚になって後先考えずにデイトレをして億り人を目指してみたいという気持ちも少しあります。リスクを取るという意味であり、何も考えずにやるわけではありませんよ。
自分がなるべきトレーダー像というのは、間違いなく家族を安定して養えるコツコツトレーダーですが、楽しさを追及してみたいという気持ちも最近少し持つようになりました。
なりたいトレーダー像というのは、常に自分の中でじぶん会議をし続けていくものだと思います。
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まとめ
少々まとまりのない記事になってしまったように思い反省していますが、最も言いたいのは、リスクを取れるということは実はすごいことなのだということです。
勝てば官軍負ければ賊軍というような世界であり、王になるかこ〇きになるかというような手法であるからこそ、失敗した時には一斉に批難をされるような手法になるわけですが、成功時にはこぞって称賛されるやり方でもあるわけです。
退路は必ず用意しますが、その上で取れるリスクの幅を上げていけるようにしたいと考えています。勇気の特大ハードルを飛び越えられる日が来ることを祈って心の修行をしていきたいと思います。