株式投資のデイトレードをする上で証券会社選びはとても重要です。特に2つの要素に着目します。
- 手数料はどのくらいか
- 監視ツール、注文ツールの使いやすさ
ここで選び方を失敗してしまうと今後のデイトレード多大な悪影響が出てしまう可能性もあります。未経験者、初心者さんから証券会社の乗り換えを考えている人まで満足出来るよう詳しく解説していきます。
是非最後までお付き合い下さい。
もくじ
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株式投資、デイトレードを始めるなら
これから株を始める場合、最初は「現物取引」をするところからになります。昨今では1日で完結するタイプの信用取引なら手数料と金利が無料という証券口座も増えました。
手数料はないにこしたことはありませんから、当然手数料無料のプランで開設したいですよね。
しかし信用取引には元本を超える損失が出るリスクもあり、未経験者でいきなり開設することは出来なくなっています。厳密に言えば証券会社ごとに審査があるだけで、それも自己申告なので開設出来ないことはないかも知れませんが・・・。
いずれにしても最初はデイトレードというものがどういう感じなのか、実際にトレードをするとどういう心境になるのかなど知るためにも現物取引が無料で出来る証券口座を開きましょう。
こちらの証券会社は1日に100万円までの現物トレードならば手数料が無料になっています。
いきなり大金を入金してのトレードは絶対やめた方がいいですし、多くの人は数十万円程度から始めるものと思います。1日50万円程度の往復トレードで慣れるのはとても理にかなっています。
慣れてきて信用取引で手数料無料のデイトレードをしたい!
そう思ったら次のステップに進みます。
しかし信用取引については前述のように元本を超えるリスクがあります。100万円入金し、100万円でトレードをしたのに150万円のマイナスが出る可能性もあるということです。
ですから初心者に信用取引を勧めるなんてけしからん!という風潮も根強くあります。
きちんと信用取引のリスク、仕組みを理解した上で信用口座を開設するようにしましょう。
また、このSBI証券は25歳までなら現物手数料が全て無料です。信用口座の開設が出来ないうちから100万円までではなく、全部無料で現物トレードが出来ますので絶対に開設しましょう。
デイトレード用ネット証券の主要3社は全て開設すべき
現在デイトレーダーがよく使っている主要インターネット証券会社は3社あります。この3社に関しては全て口座開設することを強く推奨します。
証券口座選びは重要、徹底比較と言いつつ結局全て開設すべきとは・・・。
そう疑問に思われても無理はありません。しかしこれにはきちんと理由があります。
仮想通貨、暗号資産の場合は取引所ごとに独立していてトレードが行われます。しかし株式投資の場合、通常は東京証券取引所(東証)で取引が行われています。
私たち顧客側は証券会社に注文を出します。そして証券会社から東証へと注文される流れです。
証券会社も万能ではないため、時々システムエラーが起こり注文が出来なくなってしまうことがあります。
株には空売りという制度もあるため、A社で持っている株を売りたいのにシステムエラーで売れなくなった!という時、B社で空売りをすることでリスクを回避することが出来ます。
このようにイレギュラーを想定し、複数の証券口座を開設することはとても重要になります。
まずは主要3社をご紹介します。
3社とも一度は聞いたことがある証券会社ではないでしょうか。3社とも言い方は違えどデイトレード用の信用取引は手数料・金利ともに無料となっていてやりやすい環境が整っています。
あとは好みの問題にもなってきますが、それぞれの特徴をきちんと説明しますので、その上でご自身に合うと感じた証券会社をメイン証券にして下さい。
松井証券を徹底解説
松井証券はツイッターやトレードブログをしている人を見渡すと最も多くのデイトレーダーが使っている証券会社と言ってもいいでしょう。とても多くの人が収支報告の画像をアップしています。
このような画像を見たことはありませんか。
こちらは松井証券のホームページ上の画像、スクリーンショットになります。1つ1つの銘柄ごとに損益が出て、1日の収益や売買代金もきちんと計算されて表になっていますね。
自分の成績をまとめて記録する上でも便利ですし、後から日付指定でこの画面を呼び出すことも出来ます。
ブログやツイッターで収支報告をしたい人もわかりやすい画面をスクリーンショット出来ますからとても便利ですね。
ネットストックハイスピードは超優秀な発注ツール
こちらはネットストックハイスピードといって松井証券の注文ツールになります。
ご覧のように板をズラリ並べることも出来ます。板発注といって、板から直接株の注文を出すことも出来ます。デイトレードをする上でこの板発注は必須になります。
また、その速度も大事になります。板発注速度、そして注文変更速度に関してはこの松井証券ネットストックハイスピードが最も速いと思います。多くのデイトレーダーが使っているのも納得ですね。
チャートや損益画面を出すことももちろん出来ます。
このネットストックハイスピードの初期設定、便利な機能についてはYouTube動画で完全解説していますので開設した際には参考にして下さい。
楽天証券を徹底解説
楽天証券は私が株式投資、デイトレードを始めた2006年からずっと使っている愛着のある証券会社です。この楽天証券もまた多くのデイトレーダーが使っています。
特にスマホからの注文で使う人も多く、ispeedというスマホ発注ツールはとても人気があります。
こちらをご覧下さい。
こちらはispeedでの損益画面になります。この画面をスクリーンショットしてツイッターやブログで損益報告をしている人も多いです。
楽天証券は障害も少ないイメージですが、障害が起こった際も丁寧に対応してくれるイメージも強く、私も過去に過誤処理というものをしてもらったことがあります。
大手証券会社ですし、安心して使えると思っています。
また、この楽天証券には独自の市場があり、Chi-Xと呼ばれています。ここでは当日の値幅制限を超える価格での取引も行われるため、使いこなせるととても優位性が取れます。
Chi-Xがあるというだけでも開設必須級となります。
マーケットスピードは超便利な監視ツールになる
もちろんパソコンからでも使いやすいツールがあります。こちらは楽天証券マーケットスピード1の画面になりますが、このツールは2006年からありますし、私もずっと愛用しています。
マイページという超便利機能もあり、使いこなすのはかなり大変ですが、使い方さえわかればかゆいところに手が届くとても素晴らしいトレードツールになります。
特に監視という点においてマケスピを超えるツールはないと思っています。
また、私はマケスピ1を愛用していますが、マーケットスピード2というものもあり、より発注機能が充実したものも楽天証券からは出ています。
このマケスピ2を使いこなせば松井証券ネットストックハイスピードにも引けを取らない株発注ツールとして大活躍してくれることでしょう。
いちにち信用の空売りは松井証券、楽天証券、SBI証券と在庫数が違います。空売りもいつかやりたいという場合もやはり3社とも開設しておくことで『在庫切れ』対策になります。
SBI証券はPTSとIPOがダントツ
SBI証券は他の2社と比べるとデイトレーダーがメイン口座として使っている率は下がります。
しかしSBI証券にはSBI証券にしかない絶対外せない役割があります。
まずはPTS、私設取引所システムです。
株式投資には東証以外にも地方市場や私設取引所があります。夜間取引という呼び方をしていた時期もあります。松井証券、楽天証券では夕方17時から始まります。
しかし・・・SBI証券ではなんと16時30分から取引出来ます。
完全に30分フライングとなります。どうしてもPTSを使って少しでも早くトレードをしたいということがデイトレードをやっているといつか出てくると思います。
そんな時、SBI証券の口座を持っているかいないかで30分も違ってくるのです。
この1つを見ただけでもSBI証券は絶対開設しなければならない証券会社ということがわかりますね。
SBI証券はIPO抽選にも向く
SBI証券は新規公開株であるIPOの抽選にも向いています。
IPOは証券会社ごとに抽選があり、当選者が購入する権利を得ます。公募割れすることもありますからノーリスクではありませんが、銘柄によってはローリスクハイリターンが見込めます。
松井証券や楽天証券と比べるとこのSBI証券はIPO抽選適正がダントツだそうです。
私自身はIPOの申し込みを行っていませんが、知り合いのデイトレーダーがIPOに当選した話を聞くと、ほぼほぼこのSBI証券での当選です。
私は2024年、新NISAを始めようと思っていますが、その際はこのSBI証券を使うつもりです。その理由についてなど新NISA関連の記事はまた今後書いていきたいと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか。3社それぞれに絶対外せないと思えるだけの武器があること、ご理解いただけたと思います。3社とも開設すべきというのもご納得いただけたことと思います。
私自身は楽天証券マーケットスピードでザラ場を監視しつつ、チャンスと思ったら松井証券ネットストックハイスピードで即注文をする形でデイトレードをしています。
SBI証券も当然開設済みとなっています。
まずは3社とも開設し、それぞれのツールを使ってみて、ご自身で最も使いやすいと感じる証券会社をメイン口座として使っていって下さい。