デイトレをしていると、まずい!やばい!と思うことがあると思います。特に地合いが急激に悪化している時などはすぐにノーポジにしないと大損に発展してしまうこともあります。
そんな時、どのような行動を取るかでデイトレの勝敗を大きく分けることになるかも知れません。
もくじ
投資家登録をするだけでアマゾンギフト券2000円がもらえます。このチャンスに
登録だけでも済ませておきましょう。(2か月後くらいにメールで届きます)
コズチ投資家登録はコチラから
魔法の言葉・とりあえずノーポジ
以前にもこれは書きましたが、地合いの急激な悪化は意外と初動で気付くことが出来ます。個別銘柄がガクンと下がるわけではなく、相場全体が下落するわけですからね。
否が応でもすぐに異変に気付くはずです。
しかしそれが本当に急激な地合いの悪化につながるのか、それとも一時的に売りが多くの銘柄に出ただけなのかの判断は微妙で難しいところになります。
もしも本当に急激な地合いの悪化だとすれば、ポジションを持っていた場合は突然含み損が膨らむことになります。そんな時、ほぼ全ての人間は「やばい!」「まずい!」と感じるはずです。
そこでどんな行動を取るか・・・私を例にして考えてみましょう。
- 売るに売れず様子見
- 慌てて他銘柄を買って損失補填狙い
- 慌ててナンピンして対処
- 全部売ってとりあえずノーポジ
大体この4つの選択肢の中から行動を取ることになります。
1~3に共通していることとして、「損を確定したくない」という思いがあります。
これは本当に良くないことで、ほとんどが傷口を広げるだけになります。
心が弱くなっている時はほとんどが1番を選択します。売るべきだと思いつつも、今売ったら取り返せなくなるという思いから行動に移せず、様子見をしてしまいがちです。
様子見をするとどんどん含み損が広がってしまうので、なおさら売るという選択肢を取れなくなってしまうのです。それどころか徐々に割安と感じてきてしまうのです。
一番最初に4番を選択出来ていればチャンスの嵐になるはずなのですが・・・。
攻めの買い増し・守りのナンピン
含み益が出ていて、さらに利益が大きくなるために攻める買い増しはいいのですが、守りに入った時、損をしたくないという思いだけでするナンピンは非常にまずい結果を招きます。
ナンピンが買えずに株価が少し戻った場合、「ナンピンさえ買えていれば」と思うものです。ですから逃げるためには必ずナンピン買いが必要なのだと錯覚していきます。
そして前のめりな位置でナンピンをしてしまうのです。
もうこれ以上買い増しは出来ないと思っても、他銘柄を買うことで意識をマヒさせながらポジションを膨らませてしまうことも多くありました。
大体の大負けは1銘柄で完結はしません。複数銘柄の同時被弾で完成するものです。
ですから、4番のとりあえずノーポジという戦略が取れなかったのであれば、1番の様子見を継続している方がまだマシな結果になるケースが多いということです。
ノーポジはピンチをチャンスに変える
「キャッシュポジション最強」という言葉を目にしたことがあるかと思います。
事実その通りで、キャッシュポジションを大きく空けておけば暴落相場は大チャンスになります。パニックが起こって想像以上に安い価格でぶん投げられることも多々あります。
そこで拾って戻りで売るだけでも大儲け出来ることがあるのです。
デイトレーダーの強味|暴落パニック相場で大勝ちを狙う
暴落パニック相場なるものが年に数回訪れます。もちろん逆に朝の寄りから暴騰するようなウハウハバブル相場も年に数回やってきます。スイングトレーダー、デイトレーダーでその相場が持つ意味は大きく違ってきます。 ...
続きを見る
しかし元からポジションを持ってしまっている場合は、周りと同じくパニックになってしまう危険性もありますし、キャッシュポジションが空いていないのでチャンスで買うことも出来ません。
ノーポジにとってはとんでもない大チャンスであっても、ポジション組からすると呼吸をするのがつらくなるくらいの大ピンチなのです。それほど明暗が分かれるのが暴落相場なのです。
たまたまノーポジの時に暴落がきた場合は当然単なるラッキーでしょう。
しかしポジションがあった時でも、4番である、とりあえずノーポジという戦略を即座に取ることさえ出来れば同じく大チャンスとしてパニック相場に挑むことが出来るのです。
動くチャンスは一瞬しかない
まずい!と思った瞬間に動けなければもうアウトの可能性が高いです。
一瞬躊躇した後に売ろうとしても、かなり安くなっている危険性が高いからです。そうなるとさらなる躊躇が誘発されてしまい、なかなか動くことが出来なくなってしまいます。
その時点でとりあえずノーポジ戦略は破綻してしまうことになります。
直感トレードというのは否定されがちですが、私はデイトレーダーにとって直感トレードはとても素晴らしいものだと思っています。
直感トレードはデイトレーダーの最初のゴール|デイトレ勝ちへの近道
今回は直感デイトレードについて書いていきます。直感によるトレード・・・ずいぶんと危険な雰囲気漂う言葉ですが、私はこの直感トレードこそデイトレーダーの第一ゴールだと思います。 もちろんその先を目指す人も ...
続きを見る
経験を積むことで、チャンスやピンチを肌で感じることが出来るようになるので、その感覚から得たものを即座に行動に移せるかどうかは非常に大事なポイントとなります。
特にこの暴落時は、最初の判断、それも一瞬の判断で天国と地獄に分かれます。
是非自分の直感を信じたトレードが出来るようになって下さい。
まとめ
このように書いてきましたが、私自身も弱気に流れて直感トレードが全く出来なくなってしまうことが今もあります。先月はそれが原因で大きな負けも経験しました。
躊躇せず自分が感じたものを信じた行動を取りたいものですね。
その方が負けた時も納得しやすいと思います。