今回のテーマは株の始め方完全版です。株未経験者さん、初心者さんもこの1本で株の仕組み、配当、優待について、買い方、税金面、NISAって?などなど全て理解出来る動画になっています。
完全に0から始める人でもわかるよう身近なものに例えたりしてわかりやすく解説していきます。
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はじめに
株を始めるにあたり、この1本で全て済まそうというコンセプトですので少し長くなりますが、他を見る必要がないくらい内容を詰め込みますので、最後までご覧いただき、今後も必要に応じて見たい場面を繰り返し見て下さい。
前半部分では株の仕組みや株を実際に買う証券会社について詳しくお話します。
どこの証券会社を使えばいいんだろう、そもそも株って?どうすれば利益になるの?何か気を付けることは?そういった疑問を全て解消していきます。
後半部分ではデイトレード、長期投資、NISA、新NISAなど投資スタイルの説明をし、目的や性格別におすすめの投資スタイルをお伝えします。
株の値動きのルールや税金ルールについてもしっかりお話しますので、株を始めるにあたり不安はきっとなくなると思います。
では本編に入っていきます。
株式投資の始め方
株の始め方ですが、証券会社で口座を開設すればもうすぐ出来ます。それこそ「やろう」と思って動けば本当にすぐ出来てしまうんですね。貯蓄から投資と言われる時代ですし、多くの人が「やりたい」と思っています。
でも「難しそう」という思いから「まぁ、いつか」と思って結局先延ばし。
でも「やっぱりやりたいかも」と思ってこの記事にたどり着いた人も多いかと思います。
チャンスですね、チャンス。ここで動くチャンスです。やりたい、やらなきゃと思っても実際に動く人、始める人って100人に1人と言われているそうです。その1人になるチャンンスがまさに今ですね。
ただ、これだけは絶対です。もしトレーダーで生活出来るようになりたいと思ってもいきなり専業トレーダーになろうとしないで下さい。9割以上、いやほぼ全員が最初の数か月は負けます。
絶対やってやるぞ!っと意気込んで会社をやめたり、今ある定収入を放棄するようなことはしないで下さい。
株の仕組みについて
まず株価についてですが、これは需要と供給によって決まります。買いたい人、まぁ株数ですね。
それと売りたい人の株数が一致したところでその日の始値が決まり、そこから先も需給で株価が変動していきます。なんて難しいことを言っても想像しにくいと思います。
スーパーのお惣菜で考えるとわかりやすいかと思います。
ここに1パック300円のからあげがあります。人気がありすぎて売り切れたとしましょう。お店が慌てて新しく揚げました。でもあれだけ人気があるんだから・・・。
そう思って強気に価格を330円にしました。それでも欲しい人は買いますよね。これが値上がりです。しかし330円にしたところ、数人は買ってくれたけど売れ残ってしまいました。
このままでは廃棄になってしまうかも知れない。そう思って今度は300円に下げました。
しかしそれでも売れません。すでに買いたい人が買ってしまっているためですね。
仕方なく270円まで値下げをすると買い手がつき、売買が成立しました。こうして状況や時間によって適正価格というものが動いていくのが株式市場です。
人気銘柄はこれが本当に数分どころか数秒で目まぐるしく変わっていきます。最初のうちは値動きがおとなしい銘柄を観察して仕組みを覚えるようにしましょう。
どうなったら利益になるのか
株式投資の利益はキャピタルゲインとインカムゲインに分かれます。キャピタルゲインというのは売買による差益のことです。
先ほどのからあげですが、まず300円で売り切れましたよね。お店で新しく揚げている間、すでに300円で買った人が「330円でなら売りますよ」と言い出し、「それなら私買います」という人が現れたらそこで売買が成立します。300円で買って330円で売った人は30円の利益が出ます。
お店で新しいからあげが出来た時、これも売り切れてさらに値上がりするだろうと見込んで330円で買ったものの、先程の流れで270円に値下がりしてしまった場合、これは60円の損失ということになります。
インカムゲインというのは株を持っていれば得られる利益のことです。
配当や株主優待のことですね。これについては少しだけ待って下さい。先にキャピタルゲインを得るために株価の値上がりをどう予想するのかお話します。
テクニカル分析といってチャートを見て予想したり板読みというのを駆使して株価の変動を予測したりします。チャートというのはこちらですね。
こんなの見て何がわかるんだって思うかも知れませんが、これが深くて様々なパターンを覚えることで優位性がここにあるんじゃないかなと色々わかってきます。板読みに関してはこちらです。
これは板と呼ばれるもので、いくらで買いたい!いくらで売りたい!という意思表示をお互いに示す画面になります。まぁオークション会場のようなものです。
からあげの値段をつけているところです。板の見方についてはこの後説明するので安心して下さい。
これらを用いて株価を予想する人は、からあげの品質よりも、そのからあげを求めて来店する人たちの心理を見て予想するタイプです。今お客さんの数が多いし、夕飯を今から作るには遅い。
なら買いたいと思う人が多いはずだ。こういう予想の仕方ですね。
ファンダメンタルズ分析とは
もう1つはファンダメンタルズ分析という方法があります。これはその銘柄、会社の業種や業績からその後の株価を予想するやり方です。決算書を読み、内容を吟味することで周りに対して優位性を出していきます。
からあげの例、いっちゃいますか。
これはその時点でお客さんがどうこうではなく、からあげそのものに着目します。
揚げ物というジャンルの人気度、そしてこのお店のからあげの味、近隣住民の平均年齢、世帯構成などを考え、今後このお店のからあげは人気になるのかどうかを長期目線で考える形です。
まぁ、実際はからあげ長期で持ってたら腐っちゃいますけどね。イメージはわかっていただけるかと思います。
後に投資スタイルについての項目でもお話しますが、このからあげ分析、自分だったらどっちの分析方法が向いてるかなと少し考えておいて下さい。
インカムゲインとは?配当?株主優待?
さてインカムゲインです。配当も株主優待も、ある決められた日の時点でその株を保有していればもらう権利が発生します。配当に関しても株主優待に関しても銘柄ごとにある、なしがあります。
自分が欲しい銘柄に配当や優待があるかどうか事前にチェックしましょう。
注意しなければならない点があります。
株の取引には現物買いと信用買い、信用売り、いわゆる空売りというものがあります。株主優待は現物で購入していないともらう権利がありません。
厳密には信用買いだと配当ももらえないのですが、これは配当相当額というものが受け取れるので気にする必要はありません。
反対に信用売りをしている銘柄に配当があった場合は配当相当額というのを支払う必要が出てきます。これも覚えておきましょう。最も重要な点として優待は現物でないともらえないということ、覚えておいて下さい。
差金決済とは
現物取引には差金決済というルールがあります。
これは同一資金で同一銘柄を同一の日には1回しか取引出来ないというルールです。これめちゃくちゃややこしく感じるし、「え?お金はあるのになんで買えないの?」ってなって慌てて調べる人も多いです。
それならまだしも「え!?なんで売れないの!??」と焦る人もけっこういます。私もその経験をしました。
やっぱりからあげですね。からあげを買うために300円持っていき、300円で買いました。売り切れになってから隣の人に330円で売りました。その後270円になったのでまたからあげを買おうとしました。
からあげのパックは違うだろうけど、ここは「からあげ」ということで同一銘柄だと思って下さい。
今持っている330円のうち300円はすでにからあげ銘柄を買うのに今日使っています。だからこの300円はからあげを買うのに使えません。これが差金決済のルールです。コロッケなら買えるんですよ。
でもからあげだけ買えないんです。こういうルールもきちんと覚えておいて下さい。
空売りとは
私25歳になってすぐに株式投資を始めたんですけど、この空売りってのがなかなか理解出来なかったんですよ。今でも株で考えるとなんか色々ごちゃごちゃになっちゃうんですよ。
これは転売に例えるのが最もわかりやすいです。
字のごとく空なのに売る行為なんですけど、まぁ在庫がないのに売ると思って下さい。
ニンテンドースイッチとか品薄で高騰してましたよね。需要が強く、からあげが売り切れてる状態と同じです。3万円で買ったものを4万円で売る。これが通常の転売ですよね。
株のキャピタルゲインと理屈は同じです。
4万円でスイッチを買いたいという人がいるけど、自分もスイッチを持っていないとします。でもきっと3万円で仕入れられる。だから4万円で売れば1万円儲かるはず・・・。
どうしましょう。よし、とりあえず4万円で売る契約をしちゃおう!売ります!売買が成立しました。
さぁここからです。自分の手元にスイッチがないのに売ってしまいました。これが空売りです。こうなると送る日までに買って調達しなければなりません。
株の空売りに関して言えば証券会社から株を借りて売る形なので少し違いますが、わかりやすさ優先なのでこのまま手元にないスイッチ物語で続けます。
期日までに3万円で買う努力をし、買うことが出来れば無事に1万円儲かります。
これが空売りでの儲け方です。しかし仕入れがどうしても出来ず、泣く泣く5万円で仕入れることになった場合は1万円の損失になります。これが空売りで損をするパターンです。
また、株の格言に「買いは家まで、売りは命まで」というものがあります。
信用買いで大負けした場合は家を売らざるを得ないほど負けることもあるが、信用売り、つまり空売りで大負けした場合は命まで取られるほどの大負けになることもあるという意味です。
信用取引はリスクもリターンもやろうと思えば3倍に出来てしまう取引です。
慣れるまでは控えておきましょう。また、空売りの場合は買いの時と違って損失が限定されません。スイッチを転売する場合、3万円で買っていくら価値が下がっても0までです。
つまり最大損失は仕入れた3万円です。
しかし4万円で空売りをした場合、どうしても仕入れが見つからず「100万なら売ってやるよ」という人が1人いるだけなら、もうその1人から買うしかありません。96万円の損失になります。
このように空売りの場合は損失額が限定されないということも覚えておいて下さい。ちなみに私は40万円分弱の空売りをして50万円負けたことがあります。
株の世界の仕組み、ご理解いただけたでしょうか。
どこでどうすれば株は買えるのか
株はどこで買えるのか、これは証券会社です。今はインターネット証券が主流ですから、これから始めようという人はネット証券口座を開設しましょう。めちゃくちゃ簡単です。
インターネット検索よりも簡単です。開設は全てパソコンかスマホ1台あれば出来ますし、今後株の取引をするのも同じくパソコンかスマホ1台で完結出来ます。
便利な時代になったなぁ・・・っというより私が始めた2006年からすでにそんな感じでした。つまり難しそうなのはイメージだけ!実はずっと簡単だったんです。
おすすめのネット証券会社は楽天証券、松井証券、SBI証券です。その他にもたくさんの証券会社があり、それぞれメリットもあると思いますが、私の個人的なおすすめというだけでなく、周りのトレーダーさんを見てもこの3社は全部開設済みという人が多いです。
株を売買する時、証券会社のHP上でも発注出来ますが、それぞれ証券会社が出しているトレードツールというものがあります。楽天証券はマーケットスピード1、2、松井証券はネットストックハイスピード、SBI証券はハイパーSBI2です。
松井証券は多くのデイトレーダーが使っています。私も2014年からメイン口座として使っています。
理由は注文が簡単かつ迅速に出来るということです。ネットストックハイスピードは速度も速く、注文管理もわかりやすいので重宝しています。損益の確認画面もシンプルでわかりやすいです。
よくツイッター等でこういう画面の収支報告をしている人がいます。
これは松井証券のHPの画面になります。
楽天証券のマーケットスピードは私が株を始めた2006年からずっと愛用していて、今でも多くの銘柄を監視する上でこのマーケットスピードは絶対外せない愛用ツールとなっています。
また、楽天証券にはChi-Xという私設取引所があり、他にはない特殊な取引が出来ます。これだけでも開設必須証券会社と言えます。ツイッター上で見かけるこちらの収支報告画面。
こちらは楽天証券のスマホツールの画面になります。こちらも愛用者がとても多いですね。
SBI証券は私はほとんど使っていませんが、先程のChi-Xと同様PTSという私設取引所の時間外取引もあります。
これが松井証券、楽天証券は現在夜間は17時から23:59、朝は8時20分からとなっています。昼間の時間帯は同じですが、夜間取引がSBIだけ16時半から始まります。
ゆえに夜間も取引をしたいという人にとっては必須証券会社になります。
ちなみに松井証券ネットストックハイスピードの設定方法、楽天証券マーケットスピードの設定方法はともに完全版動画をYouTubeチャンネルで出していますので是非開設した際にはご活用下さい。
この2社は本当に自信を持っておすすめ出来ます。
注文受け付け時間とは
次は注文受け付け時間ですね。株式市場は平日午前中は朝9時から11時半まで、そこで1時間のお昼休みを挟み午後は12時半から15時までの計5時間ひらいています。
東京証券取引所で取引が行われるのはこの時間内になりますが、注文自体は証券会社のメンテナンス時間等を除けば365日24時間いつでも出来るようになっています。
土日はけっこうメンテナンスをしているところも多いので注意して下さい。
前日の夜にあらかじめ注文を入れておけば翌朝8時の段階で注文が執行され、板に気配という形で反映されます。そして9時に希望価格で需給が一致すれば売買成立となります。
PTS、私設取引所の開場時間は先ほどお伝えしたように夜間は17時から23時59分、昼間は8時20分から16時で、夜間はSBI証券だけ16時半からとなりフライングタイムが30分あります。
デイトレに適した3社
こちらが3社の特徴ですが、それぞれ詳しく徹底比較した記事が当サイトにはあります。開設するにあたりしっかりと見ておきたい場合はこちらの記事もご覧下さい。
デイトレのための証券会社徹底比較|絶対開設すべき3社とは
株式投資のデイトレードをする上で証券会社選びはとても重要です。特に2つの要素に着目します。 手数料はどのくらいか 監視ツール、注文ツールの使いやすさ ここで選び方を失敗してしまうと今後のデイトレード多 ...
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注文方法・成行と指値注文
注文方法の種類には成行と指値というのがあります。
成行というのはいくらでもいいから買う、いくらでもいいから売るという注文方法です。対して指値は希望価格を決め、その値段になった時に売買が成立するという注文方法になります。
何度もからあげですみません。これが最もわかりやすいんです。
300円で売り切れた時、どうしてもからあげが食べたい!って思ったらいくらでもいいから売ってくれ!いくらでもいいから買うぞ!って思いますよね。これが成行注文です。
330円なら売ってもいいよとプラカードを持った人がいるとします。これが板ですね。でもその隣に315円で譲りますというプラカードを持っている人がいるとしましょう。
これは自動的に315円の人から買ってくれるようになっています。いくらでもいいから買う、でも最も安く売ってくれる人から買うという形です。
指値の場合は305円なら買いたいというプラカードを持って「待つ」形です。
待っていて305円で売ってもいいよという人が出てきたらそこで売買が成立する形です。私のトレードのほとんどはこの指値で注文しています。どちらの注文方法がいいかは個々のトレードスタイルでも違ってくるはずです。
これは実際の板を見てご説明します。
左上に現在値というのがあります。現在からあげは770円ということですね。右側の赤い枠が買い板です。からあげをいくらで買いたいというプラカードになります。
これ768円も767円も200株欲しいという注文ですが、注文を入れているのが1人なのか2人なのかこの画面ではわかりません。これはフル板というものを見るとわかるので必要に応じて確認しましょう。
下のUNDERというのはこの見えている値段よりもっと安く買いたいというプラカードの合計数になります。
左側の緑枠は売り板です。この値段なら売りますよというプラカードです。OVERは見えている値段よりも高く売りたい数の合計数ですね。
からあげの現在値は770円ですが、その770円では買いたい人も売りたい人もいません。
両者ともに指値を入れて待っている状態になります。もしいくらでもいいから買いたい!と成行買い注文を入れた場合、プラカードの中から最も安い773円で買えます。
もしも500株成行買い注文を入れたなら773円で300株、774円で200株買える形になります。
指値の場合はお互いが待ち続け、片方が妥協してくれた時に売買が成立する形ですね。
先ほどの成行買い注文なら買い側が妥協した形となり、売り指値を入れて待ってた人の売りが約定、つまり売れることになります。773円は全員売れますが、774円でプラカードを持っていた人は200株早く並んだ人が売れることになります。順番待ちなんですね。200株は売れ残ってまだ待つことになります。
妥協して772円に売り指値を変更することももちろん出来ますが、そうすると771円に売り指値の割り込みが入ってきてイライラさせられることもあります。
市場にはアルゴリズムといってそういう自動注文みたいなのも多く入っていますので気を付けて下さい。もちろんアルゴ関連の記事、出してます。
アルゴリズム・システムトレードを逆手に取ったデイトレード手法
AI、アルゴリズムは日々ものすごい速度で進化していきます。当記事もそれに合わせ、最新版にアップデートしていきます。2022年最新版に書き直しましたので是非ご覧下さい。 デイトレード界にはアルゴリズムが ...
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トレード環境について
次はトレード環境ですね。スイング以上の時間軸で株取引をしたい人はパソコン1台あれば全く問題ないと思います。じっくり時間をかけて情報を集め、精査して判断するわけですからね。
よくトレーダーってこうパソコンやモニターがズラーっと並んでるイメージあるじゃないですか。こんな感じの。
これは主にデイトレーダーが作るトレード環境です。もちろんデイトレ以外でもこういう環境を作ってる人もいるので、好みもあるとは思います。
ちなみに私はほぼデイトレ専門ですが、トレード環境はこんな感じです。
デイトレーダーの中ではモニターも少ないと思いますが、私はこれで十分だと思っています。これも人それぞれ欲しい情報というのは異なります。
デイトレをする上では画面は2つ以上あった方がいいとは思いますが、それ以上必要かどうかはやってみて足りなかったら追加するようなイメージでいいと思います。
私のトレード環境紹介
こちらは2018年初旬まで使っていた私のトレード環境です。凄腕デイトレーダーさんのように、何枚もモニターを使っているわけではなく、ノートパソコン1台と、モニター1枚です。 2022年現在はモニターのサ ...
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投資スタイルについて
ここからは後半です。
投資スタイルは性格によって向き不向きもありますし、目的によっても違ってきます。まずはその種類を見ていきましょう。
・デイトレード
・スイングトレード
・中、長期トレード
・NISA、新NISA
それぞれのスタイルをわかりやすくゲームに例えて紹介し、性格別、目的別にどの投資スタイルが合っているのかお話します。デイトレードはアクションゲームです。
デイトレードというのはその名の通りa dayで完了するトレードです。
その日の内に買って売って取引を完了させます。デイトレの中でも細かく分けると数秒から1~2分でトレードをするスキャルピングという手法もあれば数分以上保有するスタイルの人もいます。
考えられる時間が非常に短く、即決、即行動が求められるトレードスタイルです。
アクションゲームは例えばストリートファイターなんかで言うと相手が攻撃してくるとガードするわけですよ。しゃがんでガードしないと下段攻撃は防げないんでよく皆下段ガードするんですけど、下段ガード不能技もあるんです。
それを突然出されると瞬時に反応出来ない。これが本当に出来ないんですよ。あ!っとは思うし、わかってはいるんです。でも急に立って上段ガードに変えられない。
私スプラトゥーンもやるんですけどそういう撃ち合いのTPSとかFPSゲームも同じですね。
こういう反射神経や瞬時の判断が必要なゲームって上手い人にどうしてそんな風に出来るの?って聞いても感覚っていう答えが多いんです。ここがこうこうこうだからこうなって、つまりは・・・とかじゃなく、ここでガッとなってシュッときてドンッだよ。みたいな。
何より相手もいて心理も重要なので、こうやると相手が嫌がるだろうみたいなのも瞬時に考え、同時に行動する必要があります。これ度々論争にもなるんですけど、デイトレもやはり同じで心理的要素や感覚的なものが強いです。
先ほど触れたように、瞬時の判断が求められるので決算がどうとか2週間前の動きがこうで・・・とか色々考えてる暇がないんです。
反射神経も大事だし、お金がかかってるわけだから瞬時に動くメンタル、勇気も必要になってきます。あ、でもちょっと・・・なんて迷ってる間にも状況は変わってしまいますからね。
理屈だけでは勝てない可能性が高いです。
投資にあって投資にあらずというイメージでしょうか。ですから真面目にファンダメンタルズ等を分析している人から見ると感覚や直感、反射神経が大事という理論そのものが受け入れ難いのだと思います。
これで論争になるわけですね。
でも私も17年間デイトレをやっているわけですが、やはり感覚、反射神経、そして実行するメンタル。やはりこれらが大事です。知識がなくともある程度の経験とこれらが備わっている人の方が上手くいくように思います。
デイトレードはコツコツ貯金感覚もあり
このデイトレードというスタイルはコツコツ勝っていくことが好きな人に向いています。デイトレは日銭を稼ぐものという格言もあり、大きく取るよりも負けないトレードで日々コツコツ積み上げていくイメージです。
株を長く持っていると損するかもとビクビクしてしまうようなビビリタイプもこのスタイルは向いていると思います。私、めちゃくちゃビビリタイプです。
自分はデイトレタイプかな?と思ってもそんな9時から15時までパソコンに張り付いてるなんて出来ないから無理って考えもあると思います。でもそこは心配ありません。
デイトレは基本的に朝の30分、9時から9時半までの間がゴールデンタイムと言われていて最も取りやすい時間帯になっています。ですから出勤前の30分だけデイトレをして後は仕事に行くという人もいます。
私も朝の30分~1時間を重視していて、それまでにきちんと勝って残りの時間を他の有意義と思うことに使ったりしています。時間の使い方も個々の自由、これもデイトレの良いところだと思います。
朝の30分で1万円勝ちたいという方向けの動画をYouTubeで出していますので良かったらこちらもご覧下さい。
スイングトレードとは
次はスイングトレードです。スイングトレードは数日から数週間先を見据えてトレードするスタイルです。
これはシミュレーションゲームタイプですね。シミュレーションゲームが好きな人に向いていると思います。瞬時に判断するよりも、もっと判断材料をしっかり集め、時間をかけて考えたい。
でもそんなに長いスパンで見るのではなくそれなりに早い段階で結果を知りたいというタイプですね。
業績等ももちろん大事にはなりますが、長期投資よりも時間軸はかなり短くなりますので、心理面へのアプローチも重要になってきます。
そういう意味では将棋やオセロのようなボードゲーム好きにも向いていると言えますね。
やはり相手あってのことですし、こういう時こうされたらきっと嫌だろうな。
ってことはこの場面だとこの一手が有効ではないか。このように考えを巡らせていき、結果的に思い通りに株価が動けば・・・それはそれは楽しいでしょうね。
ちなみに私、将棋も苦手ならばスイングもめちゃくちゃヘタクソです。
スイングトレードは短期で大きく勝ちたいと思うタイプ、そして時間をかけて判断出来ますので勉強熱心なタイプに向きます。ほとんどの場合リスクとリターンは等価になっていますので、短期間で大きく取ろうと考えると短期間で大損してしまうリスクも高まります。私は短期間で大損する方を何回もやらかしました。
でも短期で大成功する人も何人も見てきたので、勉強熱心かつシミュレーションゲーム、ボードゲーム好きならチャレンジしてみる価値は十分にあるかと思います。
中長期投資をゲームに例えると
次は中、長期投資ですね。これはRPGです。老後の資金、子どもの学費、家の頭金を、などなどそれぞれが持つ目的に向かって考え、試行錯誤していく中、長期投資はまさにRPGゲームと言えます。
ラスボスを倒して世界を平和にという目的を持つRPGゲームも、そのために勇者、武闘家、魔法使い、賢者など仲間を集めながら旅をします。旅の途中でカジノに寄ったりして付加要素を楽しんだりもしますよね。
長期投資もどの銘柄が成長性がありそうか、強い仲間となりそうか考えます。
決算書や会社四季報などを使って会社そのものを詳しく調べるわけですね。長期ですから心理面はほとんど気にせず、その銘柄の将来を考える人が多いと思います。
もちろん時間をかけてじっくり考え、時には方向転換もします。仲間の入れ替えですね。
時には配当や株主優待というインカムゲインの付加要素を手にすることもあります。
長く時間をかけて目的を達成するための旅に出る。そんなイメージの強い中、長期投資はRPGゲーム好きに向いていますね。
もちろんどれか1つに絞らなければいけないなんてことはありません。
世の中にはアクションRPGなんてジャンルもあります。デイトレと中、長期投資を併用することだって可能です。シミュレーションRPGなんてものもあります。スイングと中、長期投資の併用ですね。
新NISAをゲームに例えると
最後は新NISAですね。私NISAに関してはかなり勉強もしたのですが、あまり魅力を感じることが出来ずこれまでやってきませんでした。
しかし新NISAの内容は非常に魅力的と感じましたので、新NISAはやろうと思っています。詳しくはまた新NISAにフォーカスした記事を書き、そこでお話しようと思っています。
初めての新NISA!個別銘柄、成長投資枠徹底解説
今回のテーマは 【注意事項あり】初めての新NISA! 個別銘柄、成長投資枠徹底解説です。 新NISA制度が始まり、投資に興味を持つ人も多いと思い ます。 ただ投資の世界は良いことだけではなく、危険もい ...
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NISAはゲーム実況を見るのが好きな人に向いています。
新NISAではつみたて投資枠と成長投資枠に分かれ、年間での非課税枠の上限があります。成長投資枠では自分で選んだ個別株投資も可能ですが、つみたて投資枠の方は投資信託を購入することになります。
成長投資枠を使って投資信託を買うことは出来ます。
そのゲームに興味はある、でも自分で色々と考えたり動かしたりするのは面倒、でもストーリーは見たい。そんな時はゲーム実況者の配信を見たりしますよね。
株に興味はあるし、資金を増やしたいとも思っている。でも色々考えたり自分でデイトレとかやるのはなぁ・・・と思うタイプはまさにこのNISAで投資信託を買うのに向いていると思います。
投資信託は手数料がかかるし、マイナスになっても手数料は取られるからやらない方がいいという意見も根強くありますよね。でも、昨今の加速するインフレで光熱費も高騰。
銀行に預金しておくよりは投資という流れが加速していますよね。
仮に投資信託がマイナスになるような世界株価の動きなのだとしたら、自分で選んで投資した場合もっとひどいマイナスになっていた可能性も高いと思います。
例えば全世界の株価に連動するようなタイプの投資信託を選んでおけば、世界の景気が良く、さらにインフレが加速するような地合いであれば自分の資産も少しずつ増えるでしょうから、細かいことはあまり気にせず長期で見て少しずつでも増えていって欲しいなという考え方の人には向くと思います。もちろん投資である以上リスクはありますからそこはご注意下さい。
新NISAをやりたい場合はまず証券会社の口座を開設して下さい。上部に証券会社はまとめてあります。そして開設した上でNISA口座を開くための申請が改めて必要になりますので覚えておいて下さい。
株価は大きく変動することもある
株価は時に大きく変動することがあります。損してもこのくらいかな?と考える許容範囲を大きく超えてしまうことがあります。デイトレードであってもこれは同じです。
特に決算期などは大きな変動をしやすいので、決算シーズンは自分で取引する銘柄の決算日を事前にチェックしておきましょう。そうでないと取引時間中に発表があって思わぬ大損につながることもあります。
私は14時に突然発表された材料によってデイトレなのに2分で50万負けが確定してしまったことがあります。先ほど話した空売りでの大損体験なのですが、本当に茫然自失となりました。
決算発表が15時の予定でしたが、違う材料を14時という時間にフライングで出してきたのです。
こういうこともありますのでリスクを嫌う人は決算が近い銘柄は触らないようにするなど対策をしておく方が無難ですね。
ストップ高、ストップ安とは
市場にはストップ高、ストップ安というルールがあります。
これは1日の中であまりに大きく異常な値動きをさせないためにあります。価格帯別に値幅制限というものがあり、それ以上の変動は起こらなくなっています。
値幅制限上限まで到達したらストップ高となり、下限まで到達した場合はストップ安となります。
一概には言えませんが、ストップ高に張り付いた銘柄というのは翌朝さらに上から始まりやすく、ストップ安に張り付いた銘柄は下から始まりやすいと言われています。
このあたりはその張り付き方にもよるので本当に一概には言えません。参考程度に留めておいて下さい。
連買い、連売りについて(連続約定気配、特別気配)
また、場中に大きな買いや売りが出た際には連続約定気配と呼ばれる連売り、連買い、それから特別気配と呼ばれる特売り、特買いになることがあります。
需給が一致するまで値段を切り下げたり切り上げたりします。この時、気配は3分ごとに変わっていきます。
これは朝の9時に値がつかなかった時も同じです。3分おきに気配が変わるというのは意外と知らない人も多いですが、絶対必要な情報ですので今のうちに覚えておきましょう。
株の税金・確定申告
最後は税金、確定申告についてです。証券口座を開設する際、一般口座と特定口座を選ぶところがあると思いますが、これは迷わず特定口座を選んで下さい。
一般口座を選んでしまうと利益が出た時に確定申告が義務になってしまいますし、何より申告資料などを自分でまとめる必要があるので大変面倒になります。
特定口座であれば一発で証券会社が計算してくれた資料を出せますので非常に楽です。それに特定口座で源泉徴収ありを選んでおけば利益が出ても確定申告をする必要がありません。
自動的に天引きされるシステムですからとても楽ですしおすすめです。
どうしても源泉徴収されたくないという人は源泉徴収なしを選ぶことになりますが、利益が出たら確定申告義務が生じますのでご注意下さい。
最初のうちはほとんどの人が負けると言いました。マイナス収支だった場合、確定申告義務はないのですが、将来を見据えて確定申告をしておいた方が得です。
株の損失は損失繰越という制度があり3年間繰り越せます。
翌年、翌々年に利益が出た際に損失繰越があれば税金は安くなります。しかしきちんと確定申告をしておかないといけませんのでマイナスの時こそしっかりやりましょう。
マイナスの確定申告は気分が乗らないかも知れませんが、この申告は未来の財産になりますからね。
確定申告のやり方が不安、わからないという時のために今後詳しい記事を執筆します。こちらにリンクが現れるようにしておきますので、何度か確認してみて下さい。
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まとめ
長々とお付き合いありがとうございました。株を始めるにあたり、全ての疑問、不安点は解消出来ましたでしょうか。何か聞いておきたいことがあるという方は遠慮なく下のコメント欄で聞いて下さい。丁寧に対応させていただきます。
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