トレーダーは大きく分けるとコツコツ稼ぐタイプ、多少収支がアップダウンしようとも大きく取りにいくタイプに分かれます。どちらにもメリットとデメリットがあります。
生き残りやすい、生存率が高いのはコツコツトレーダーですが、大きく稼ぐのは難しいです。
対してハイリスクタイプは生存率が落ちるものの、大成功すれば材を築くことが出来ます。
では、生存率が高いコツコツトレーダーが財を築くにはどうすればいいのでしょうか。
※この記事はあくまでデイトレードに限ってのお話です。株式投資は本来、投機より投資、長い目で見て成長していく株に投資していくことで財を築く面が強いです。デイトレは完全に別競技です。
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もくじ
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大儲けのチャンスは実は多い
コツコツデイトレーダーにも財を築くチャンスは平等に訪れます。トレードを続けてさえいれば情報は少なからず日々入ってくるはずです。ですがコツコツトレーダーで財を築いた話はあまり聞きません。
それどころか、デイトレードのみで財を築いた人というのは本当に極わずか、天才と呼ばれるような人たちです。
もちろんそこを目指すのもいいでしょう。しかし現実的には10%しか生存率がないと言われるデイトレード界の中でもその中の0.1%とも言えるような選ばれし人間になどなれないと思いますよね。
ですから現実的な話でいきます。
まずチャンスが多い点はやはり確認しておきたいです。
2008年頃の株価~現在の株価の推移を見てみよう
- 多くの銘柄が何十倍にもなっている
- 2013年のアベノミクスは多くの銘柄が数倍に
- 2012~2013年にかけてガンホー・オンライン100倍
- 2013~2014年にかけてミクシィ30倍
- 2015~2016年にかけてブロックチェーン関連テーマ大躍進
- 2016年、自動運転関連株の大躍進
- 2017年、デジタル教科書関連の躍進
- 2020年、マスク関連を始めとするコロナ関連テーマ
- 2020年、コロナバブル
- 2021年、グローバルウェイ等
いかがでしょうか。懐かしい気持ちでご覧になった方もいるかと思います。今思えば色んなチャンスがありました。このうち、いくつのチャンスをモノにしてきましたか。
私は1つもモノに出来ていません。もちろんデイトレをするにあたり、テーマ株は意識しますので、デイトレ収益に貢献した部分はたくさんあります。
しかし1つ、2つの銘柄を持ち続けて数倍になったり、何千万、何億と稼ぐようなことは当然ありません。
単にコツコツデイトレーダーだからのひと言で終わらせてしまってはいけない部分だと思います。
チャンスをつかむ勇気はあるか
ここで注目すべきは、全てのチャンスが自分の手のひらに落ちてきていたという点です。
そう、チャンスそのものは本当にいくらでもあって、誰しもが短期間で億り人、億トレーダーになれる可能性が相場には常にあるのです。要はそれを掴もうとするかどうかです。
ただこのチャンスという眩しい果実にはとんでもないトゲがあるかも知れない。
リターン大きければリスクも大きい、これは常識です。結果を見てから掴むことは当然出来ません。
デイトレにおいても世の中はリスクとリターンは等価交換
世の中、ノーリスクハイリターンなどというおいしい話はそうそうあるものではありません。ローリスクハイリターンという話さえほとんどありません。あっても詐欺のようなものが多いですね。 どんな世界でもリスクと ...
続きを見る
コツコツデイトレーダーはリスクを考え、常に最悪の事態まで想定し、極力リスクを抑えることでトレーダー生存率を大きく上げています。言わばそれが自分の武器になっています。
ならばトゲがあるかも知れない、それも致死性の毒を持ったトゲがあるかも知れない果実が手のひらにあったところで、それを握る勇気なんて出なくて当たり前なのです。
コツコツデイトレーダーは財を築けないのか
結論にいきましょう。
デイトレードのみでは無理
です。これも前述のように、本当に極わずかの中の極わずか限られた人ならいけます。自分がその選ばれし人間だと思う方はそこを目指すのもいいと思います。
しかしそうではないという人は、コツコツデイトレーダーの特性を生かして生存率を高めることは出来てもそれと反比例するように超大成功で財を築ける可能性は減っていきます。
ではどうすれば財を築けるのか。
それはデイトレ以外に活路を見出すのです。
なまじ毎日コツコツ稼げてしまっているから、「仕事」という意識が強まります。人は仕事をして罰金を取られたくありません。だから勝ちに拘るようになります。
そしてどんどんスケールの小さいトレードになります。ただ平穏な毎日にはなります。
とても居心地が良いため、これを失いたくないと考えるので、デイトレでチャンスの実が手のひらに落ちてきてもつかむことをしなくなります。
大引け直前、これは絶対にチャンスだ!と確信しても「万が一があるし」「金曜だし」「今夜雇用統計だし」など何かしら理由を構築して見送ってしまう経験、多いですよね。
チャンスの実をつかむにはトゲのリスクを容認する必要があり、これはコツコツ派には厳しいのです。
しかしこれはあくまで仕事と思っている範囲に限りです。
他ジャンルは仕事ではない
- スイング~中長期トレード
- FX
- 仮想通貨
これら他ジャンルであれば「失っても仕方ない」という感情が復活します。
そう、チャンスの実を握りしめるには「失うわけにはいかない」という感情がとてつもなく邪魔なのです。
念のためもう一度再確認です。財を築く方法があって、それを取りにいくということは、リターンを大きく求めるという行為です。リターンが大きくなれば当然リスクも大きくなり、大損リスクが出ます。
チャンスの実についたトゲが致死性の毒を持っている可能性も高くなるということです。
ですから、財を築く方法は、同時に多くを失う方法にもなる可能性があること、これは理解した上で続きをお読み下さい。
コツコツデイトレーダーもリミッターは外せる
結局のところ日々コツコツ稼ぎ、それを失いたくないと思うことで自分にリミッター、足枷をつけているわけです。これをもう外せないだろうと思い込み、心にも足枷をつけていませんか。
スイングをしようと決めても半日~1日でギブアップ。
気になって気になって仕方なくQOL、クオリティオブライフが低下してしまう。
わかります。私も同じです。
ただこれ、本当に3日程度のものです。ものすごい怒りが込み上げても深呼吸して6秒経てばけっこうどうでも良くなるそうです。さすがに6秒というわけにはいきませんが、3日で十分なのです。
何が3日で十分か、それは気が気でじゃなくなってしまう感覚です。
3日経てばあまり気にならなくなり、そこから1か月2か月、それどころか数年持っていても気にならなくなります。
コツコツデイトレーダーで、1時間持つのでもソワソワしてしまう私が言うのですから、きっと多くのコツコツデイトレーダーさんに当てはまるはずです。
こうして時間軸のリミッターは完全に外すことが出来ます。
次はロットのリミッターですが、これは「失っても仕方ないお金」を用意してあげることです。
勘違いしないで下さい。なくなってもいいお金なんてないですよね。なくなっても仕方ないお金です。
例えばデイトレ以外で入ってきた臨時収入等です。
コツコツデイトレーダーには時間があります。家にいても出来る副業が昨今ではたくさんあります。
こういう副業で稼ぎ、そのお金を全て他ジャンルの投資、投機にオールインするというやり方はどうでしょうか。
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コツコツデイトレーダーさんは、デイトレに限って言えば恐らく今後もリスクを拡大することは出来ないと思います。
しかしFX、仮想通貨など他ジャンルにおいても前述のように大量のチャンスが転がっています。そちらに一歩足を踏み出せば、そのジャンルのチャンスも確実に自分の手のひらに落ちてきます。
あとはそれを握るかどうかです。
FXは昔はレバレッジが数百倍掛けられました。億り人もたくさん出たものの、破産者も出ています。仮想通貨も2017年、バブルとなって億り人と破産者が出ました。
そして2021年にも仮想通貨界はNFT(非代替性トークン)などのバブルが起きています。
チャンスはどのジャンルにもいくらでもあります。
もちろんリスクを避けてコツコツ勝ち続けるのもありです。
全て選択は自分で出来ます。自分に嘘をつかず、なりたい自分、目指す自分を考え、適した戦略を取りましょう。
まとめ
私は何度も何度も株でチャンスの実を握らず、指をくわえて見ているだけでした。2017年、そんな自分に嫌気が差して仮想通貨で大きくリスクを取ることに成功しました。
怖いけれど一歩踏み出すということは自分の可能性を大きく広げる行為でもあります。
なりたい自分に嘘をつかず、今どうするべきかについて考えてみましょう。
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