株やデイトレードは最初多くの人が負けます。というより本当に一握りの人を除けば全員が負けます。負けながら勝つための努力をしていくことになりますが、気を付けるべきことがあります。
それは技術的なアドバイスを受けるなら1人に絞るべきということです。
勝っているけど平凡な1人のトレーダーから教えてもらう人と、凄腕トレーダー3人に同時に教えてもらう人を比べた時、前者の方が先に勝てるようになるなんてケースは多いです。
詳しく解説していきます。
この記事の内容を動画で見たい方はこちらをご覧下さい。
私の心の師匠も紹介しています。
もくじ
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私が勝てるようになった流れ
私が株を始めたのは2006年8月で、当時はデイトレを教えてくれるYouTube動画などありませんでしたし、ブログやツイッターも少なく、あるのは怪しい商材ばかりでした。
多くのメルマガに登録したりして時事ニュースや日経平均のことを考えたり、手法を洗い直したりと自分なりに努力をしてきたつもりです。それでもなかなか勝てるようにはなりませんでした。
そんな中でRINGさんという方の『デイトレのためのブログ』に出会いました。(今はなくなっていて、ツイッターで活動されています)
勘の良い方は気付くと思いますが、私がこのブログに『デイトレで勝てない人のためのブログ』と名付けたのもRINGさんへのリスペクトからです。
私はデイトレのための、と言えるほどの力はないけれど、デイトレで勝てない人のための発信ならやれるということで自分の出来ることを全力でやっていきたいと思ったのです。
私は勝てない時期、少しでも勝ってる人、凄そうな人を見付けると、とにかくその人の書いていることを読みました。隅々まで読みました。どこかにヒントがないか必死で探したものです。
順張りの人、逆張りの人、板読みスキャルピングの人。
皆それぞれ勝ってる人で、確かに凄い人だったと思いますが、うまくいきませんでした。
RINGさんのブログに出会い、この人のやり方、考え方はデイトレだけでなく多くのジャンルに通ずるものがあり、自分が理想とするトレードに最も近いと感じました。
それ以降、RINGさんのブログ以外をほとんど見なくなりました。
RINGさんのブログで学んだこと
心の師匠と言っているように、私は直接教えを受けたわけではありません。2021年に初めてコンタクトを取る機会があり、とても感激しました。
直接教えてもらわずとも、ブログを読み倒していけば考え方は伝わってきます。
当時のRINGさんのデイトレの考え方を表した特徴的な2つの言葉を紹介します。
- 下がってるうちに買って上がってるうちに売れ
- 動かん銘柄に価値なし
私は衝撃的でした。
- 落ちるナイフは掴むな
- 上がり始めてから買え
このように多くの場面で見てきた格言を否定するような言葉だったからです。
また、上がる株なんかどうでも良く、とにかく動く銘柄に注目していたのです。
『明日の注目銘柄』を発表している人はけっこういますよね。RINGさんも当時、明日の注目銘柄として毎日5銘柄ピックアップしてらっしゃいました。私はそれをずっと見ていました。
最初のうちは上がるのかな、という目線で見ていましたが、やはりそういうわけではなく、デイトレ向きの銘柄は上がるより動く、これを考えての注目銘柄なのだとよくわかりました。
ここから学んだこと、それはスイングとデイトレは全くの別競技だから世に溢れる中長期向けの株式投資格言はデイトレにおいて一切通用しないどころか真逆になることもあるということ。
そして考え方によって注目銘柄というものは大きく異なるということです。
デイトレ明日の注目銘柄・考え方と探し方を詳しく解説
株式投資のデイトレードをしている人の多くは「明日の注目銘柄」という検索をしたことがあると思います。毎日のように注目銘柄を発表してくれるサイトがあればブックマークしますよね。 私もデイトレを始めた200 ...
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株の師匠を1人に絞るべき理由とは
文章伝いではありますが、私は多くの人の手法を見ました。色んな人が色んな手法で利益を出していました。勝てないうちは多くの人の真似をしようと思っていました。
どうしても負けているうちは全ての人が眩しく見え、すごい人に見えてきます。
そしてその人たちの全てを学ぼうとしてしまいがちです。
しかしすごい人たちにも悩みはあります。欠点もあります。彼らのすごい点の1つは、その弱点や悩みを抱えながらも日々努力し、結果を出し続けているということです。
私は全ての人の良いところばかりを取ろうとしてしまっていました。
- 逆張りで底値買いをしようとすれば貫通されるリスクもある
- 粘って大勝ちを狙えば大損リスクも高まる
- 順張りで飛び乗ればジャンピングキャッチのリスクもある
こんなことは当たり前です。なのに、底値買いをして粘って大勝ちし、時には順張りでも大勝ちをしようと考えてトレードに向かってしまっていたのです。
情けないですね。でも、これをやってしまっている人は多く、そしてこれをやっているうちはなかなか目覚められないのだと思います。
整理してまとめていきます。
- 私はデイトレで負け続きだった
- 勝ってる人のいいところを取り入れようとした
- 多くの人の良いところを取り入れればさらに強くなると思っていた
- 上手い人の良いところを取り入れ、悪いところを取り入れなければ最強と思った
この黄色枠の流れ、やっている人いますよね。
デイトレはリターンを求めるものです。でも、リターンあるところには必ずリスクがあります。
そのリスクを受け入れるからこそリターンもあるわけです。
上手い人はそのバランスの取り方がうまいのです。そしてリターンがあるからこそリスクを取りにいき、時にそれがミスとなって悪いところに見えたりもします。
上手い人でも悪いところを排除出来ず、それとうまく付き合いながら勝っている。
それなのに自分は負け組のくせにその人たちの良いとこばかりを盗もうとしていました。
負け続けるはずですね。
今の私は自分の欠点を受け入れ、共存しながら勝てるようになりました。
皆良いところは違う
このように、良いところだけを取って悪いところは取らないなどと都合の良いことは出来ません。
多くの人から学ぼうとしても、良いところは限られます。
1人ではなく、複数の人から学ぼうとすると、さらに新たな障害も出てきます。
どんな手法にもそれと隣り合わせのリスクもあれば、その手法ならあまり起こり得ないリスクもあります。共存しやすいリスクと、排除出来るリスクに分かれてきます。
ならば勝ち方に目を向けても同じです。
共存出来る勝ち方もあれば、相反する勝ち方もあります。
確かにその人たちは全員勝っているのでしょう。しかし勝ち方は様々あり、相性の悪い勝ち方もあります。
そんな3人から教われば、Aさんの教えたことをやっている時、Bさんに叱られ矯正されるかも知れません。それをやっていたらCさんに怒られるかも知れません。
直接教わらずとも、Aさんの悪いところを排除したらBさんの良いところが生かせないかも知れません。
そんな風に揺れるのが目に見えています。
ですから、株の師匠、デイトレの師匠はまず1人に絞って下さい。
最も自分の考え、自分の目指すスタイルに近い人を見付け、愚直にその1人の技術や考え方を盗んで下さい。
これは多ければ多いほど良いわけではないという良い見本です。
なりたい自分を1つだけ決め、その目標に突き進みましょう。
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まとめ
デイトレーダーはなかなか直接教えてもらえる機会はないと思います。しかしブログやYouTubeなどで手法や考え方を公開してくれている人はたくさんいます。
1人の目標を決め、ブレずにまい進していきましょう。
当ブログだけでなく、YouTubeの方でも多くの『デイトレで勝てない人のための』コンテンツがあります。是非多くの記事や動画を見ていって下さい。チャンネル登録もよろしくお願いします。