新NISAの話題が日に日に大きくなっています。ニュースだけでなくCMでも新NISAをウリにしたものが増えてきました。投資に消極的と言われていた日本人が株式投資に興味を持つきっかけになっています。
これはとても良いことですが、深く理解しないままに投資を始めてしまう人もいると思います。
新NISAをきっかけに株式投資に興味を持った人や、デイトレードを始めたという方はいったん立ち止まり、この記事を最後まで読んでいただきたいと思います。
正しいリスクについて理解し、こんなはずじゃなかったという未来を防げるはずです。
もくじ
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株式投資にはリスクがある
新NISAを始めましょう。新NISAはやらなきゃ損ですよ。そんな風潮がありますよね。
まるで新NISAをやらなければ乗り遅れて損をしてしまうような感覚にさえなります。
この新NISAをきっかけに株式投資に興味を持った方も多いと思いますが、実は数年前にもニュースで大きく株式投資が取り上げられたことがあります。そのことを覚えていますか?
それは2020年です。まずはコロナショックが市場を襲いました。
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この時は超短期間で日経平均株価は24000円から17000円以下まで下落しました。また、米市場も相当な下落に見舞われました。テレビは自粛、ロックダウン、緊急事態宣言で持ち切りでしたが、株式ニュースもそれなりにやっていました。
さらにリモートワークが主流となったことで家でデイトレードをするという人も増えました。
証券口座もこの時期に爆増したそうです。そしてご存知の通りここからコロナバブルとなり、熱狂的な相場が訪れました。中には初心者にして大きく財を築いた人もいるでしょう。
しかし2021年後半あたりから厳しい相場となり、あえなく退場となってしまった人も少なくありません。
このように株式投資には夢がある反面、大きなリスクも介在することを忘れてはいけません。
新NISAにもリスクがある
日本人はリスクを嫌います。投資に興味はあっても損をしないならやりたいという回答が多いそうです。ギャンブルは好きなものの、投資になるとどうしても損をしたくないという意見が多くなります。
そんな日本人がなぜかこのタイミングで新NISAに超前向きになっています。
これはなぜでしょうか。
日本人にはもう1つの国民性があります。それは右へならえの性格です。皆がやっていることは自分もやりたい、やるべきだと考えるわけですね。新NISAはまさにそこを突いています。
株式投資における一大イベント、大きな変化、超お得なシステムとして大々的に宣伝されてきました。
もちろん元から株式投資をしていた人からすれば新NISAの正体をきちんと知っています。
【勝った時(利益が出た時)に取られる税金が0になる】
それ以上でもなく、それ以下でもありません。つまり負けた時は何の意味も持ちません。ただ単に損をして終わりです。そう、新NISAであっても損をする可能性があります。
つまり大嫌いなはずのリスクがあるのです。
リスクが置き去りになっている
新NISAに関する報道、CMを思い返してみて下さい。リスクについて強く言及してくれていたこと、ありますか?私は全くと言っていいほどそういう記憶がありません。
恐らくほとんど触れられてもいないと思いますし、触れられていたとしてもリスクもまぁ少しはあります程度のものだと思います。
ここでリスクについてもきちんと知っておきましょう。
新NISAの成長投資枠とつみたて投資枠
新NISAには成長投資枠とつみたて投資枠があり、それぞれ性質が異なります。
今回はリスクについてですから、投資先の違いについて解説します。
つみたて投資枠は投資信託を購入することになります。簡単に言えば投資のプロにお金を預け、代わりに運用してもらうようなものです。商品は様々あります。
ローリスクローリターンなものも多いですが、中にはリスクが高いものもあるようです。
この投資信託で言えば確かにリスクは低く抑えられていると言えます。
しかし成長投資枠の方では個別株投資も出来てしまいます。これは危険です。
株式投資歴が長くても個別株投資は難しい
個別株投資というのは投資歴が長い人であっても難しいと言われています。
また、デイトレードというスタイルに関して言えば専業デイトレーダーを目指しても9割の人が退場してしまう世界と言われます。私も18年間デイトレーダーをしていますが、決して1割に入れたわけではありません。
私は確かに17年間連続で勝ち続けることが出来ていますが、兼業デイトレーダーだからこそ生き残れているに過ぎません。他の収入源がなければ難しかったことと思います。
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繰り返しますが、新NISAという制度は勝った時の税金が非課税になるというだけであり、負けた場合は還付金が出るとかそういう話ではありません。負けた場合はただの負けで終わりです。
つまりリスクという面に着目すると通常の株式投資、デイトレードと変わりません。
リスクについて今一度考えてみよう
やらなきゃ損、皆やっている、やらなきゃ置いてかれてしまう。そんな風に焦りさえあるこの新NISA制度ですが、リスク面については何一つ緩和されていないわけです。
勝つことが前提の制度ということです。
「絶対損しないならやりたい」
こう言っていた人からすると今までと何一つ変わらないわけです。それでも新NISA、やりますか?
私も新NISAを始めたので、当然反対という立場ではありません。賛成です。嬉しい制度です。
しかしそれは元から株式投資の世界にいるから思うことです。
新NISAをきっかけに株式投資の世界に踏み入れ、せっかくだからと個別株投資やデイトレードに手を出そうと考えている方は今回の記事を読み、もう一度慎重にリスク面を考えてみて下さい。
脅かすようなことを書いてきましたが、決して強く反対するわけではありません。
全てのリスクを知った上でやらないと本当に後悔する可能性がありますから、全てを知って欲しかったというだけです。その上でこの株式投資の世界に足を踏み入れるというのであれば当然大歓迎です。
慣れてくれば信用取引などにも手を出す人がいると思いますが、これについてもリスクをきちんと知っておいて下さいね。
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まとめ
今回は新NISAをきっかけに株、デイトレードを始めた方向けにリスクについて再認識してもらいたくて記事にしました。怖い面を強く押し出した記事になりましたが、うまく付き合えば株式投資は楽しいものです。
ご自身に合った投資スタイルを見つけていって下さい。
ちなみに私は現在朝の30分で1万円勝ち、残り時間は自由に過ごすスタイルをメインにデイトレードをしています。
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