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新NISA

初めての新NISA!個別銘柄、成長投資枠徹底解説

投稿日:2024年1月1日 更新日:

今回のテーマは 【注意事項あり】初めての新NISA! 個別銘柄、成長投資枠徹底解説です。 新NISA制度が始まり、投資に興味を持つ人も多いと思い ます。

ただ投資の世界は良いことだけではなく、危険もいっぱいです。特に新NISAの成長投資枠では配当金や 株主優待を目当てに日本株の個別銘柄に投資する人も多いと思います。

今回は新NISAで投資を始める人や、初心者向けにわかりやすく専門用語を極力使わず魅力や注意点を 徹底的に解説していきます。是非最後までお付き合い お願いします。

また、これを機に通常の株式投資やデイトレードといった 株そのものに興味を持つ方も多いと思います。ここにも知っておくべきことがたくさんあります。未経験者、初心者でもわかるようYouTubeで株の始め方完全版という動画も出していますし、デイトレード に関しても入門編、初心者集中講座を始め、順を追って 学べるようになっていますので是非YouTubeもチャンネル登録をして多くの動画をご覧下さい。

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新NISAについてのもくじ紹介

今回はこのような流れでお話して いきます。

・新NISAって・・・?
・新NISAは利益が出る前提の制度
・多くの解説も利益が出ること前提
・そもそも株式投資は勝てるのか
・集中投資と分散投資
・人間の本能は損失回避優先
・成長投資枠の個別銘柄はこの思考を加速
・つみたて投資なら・・・
・デイトレードや短期トレードにも使えるのか
・成長投資枠とつみたて投資枠
・新NISAの真骨頂
・避けるべき銘柄
・狙いたい銘柄
・新NISAをどう活用するべきか
・個別銘柄への投資をしたいなら
・私の新NISA活用方法
・まとめ

順を追って解説していき、最後には注意点や疑問が 完全解決するようにしたいと思います。

新NISAってそもそも何?

旧NISAは2014年1月に始まった税制優遇制度です。 通常株式投資や投資信託で利益が出ると20.315%の 税金がかかります。内訳は所得税15%、住民税5%で 復興勢が0.315%です。

私も毎年利益からこれだけの 税金が引かれてきました。まぁ2013年までは半分の10%でしたけどね。この税金がなんと0になる! そんな夢のような制度がこのNISAです。

すげぇ!NISAってすげぇよ!って思うじゃないですか。 確かに元々株式投資で中長期投資をしていたり、投資 信託などで積立をしていた人からすると 本当に夢のような最高の制度です。

ただ私のような デイトレード組からすると使う意味もさほどないような制度でした。NISAというのは年間投資額に上限があり ます。旧NISAでは年間で個別銘柄に投資出来るのは 120万円程度でした。

デイトレーダーは毎日のように数百万から1000万とトレードをしているので、1日、それも朝だけでその 恩恵を使い切ってしまうんですね。それも100万円の 投資に対して1000円、2000円の利益ということも 多いので、これでは200円、400円の節税にしか なりません。この後の項目でも 説明しますが、デイトレードのような取引にNISA は向かないということです。

ただ、一度買ったら何か月~何年も持っているような 中長期投資であれば当然NISA制度はありがたいですし、使わない手はないといったところです。

ネックというか 重い腰が上がらなかった人の中には上限、限度額が小さい というのもあったかも知れません。 しかし新NISAになるとこちら。

※出典:金融庁HP「新NISA」より 本ページ作成時点の情報にて楽天証券作成

年間投資限度額が一気に跳ね上がりました。加えて昨今のインフレ、物価高。これで新NISAもやらないってスルーしてたらなんか置いてかれるような気がしますよね。

恐らくそういう思いで新NISAを急いで調べ、この記事に行き着いたという方も多いのではないでしょうか。私が新NISAをやろうと思ったのもそのような理由です。だから同じです。

私も初めての新NISA、あなたにとっても初めての新NISA。一緒にどうすべきか考えていきましょう。

新NISAは利益が出る前提の制度

ニュース番組でも、インターネットでも、YouTubeでも 新NISAはすごい!やらなきゃ損!みたいなお祭り騒ぎに なっていますが、ちょっと冷静に考えて下さい。

新NISA って利益が出ること前提の制度なんですよ。利益にかかる 20.315%の税金が0になるという話ですからね。では、株で利益を出すって簡単なことなのでしょうか。そこをしっかり考えなければなりませんよね。

もしも株式投資でマイナス、損を出してしまうので あれば、それは新NISAだろうが通常の株式投資だろうが関係ありません。同じです。新NISAだから少し 助かる、得するなんてことはありません。

何の意味も ありません。例を挙げてみましょう。

後でもっと詳しく解説しますが、シンプルにいきます。 A銘柄で30万円利益が出ました。B銘柄で30万円の損失 が出ました。トータルでプラスマイナス0です。

これも新NISAである意味は何もありません。通常の株式投資でも損益通算と言って、この場合はプラスマイナス0 で処理されるので税金はかかりません。

また、これは厳密に言えばちょっと違うところもあり ますが、株式投資には損失繰越という制度もあります。

100万円損失が出たことを確定申告しておくと、翌年や 翌々年に100万円利益が出ても相殺されて税金がかかり ません。

専業主婦の方だと扶養から外れることになるので新NISAでないと困る場面ですが、多くの人にとって はこれも新NISAである必要はないのです。

ここまででもわかる通り、新NISAに限らずNISAという 制度は株式投資で利益が出ることを前提として恩恵を受けられる制度になります。

多くの解説も利益が出ること前提

ニュースでもかなり取り上げられていましたが、すごい! みたいに言っているのはやはり利益が出ること前提の解説になります。

YouTubeで新NISA解説している人もそうです。 そりゃそうと言えば、そりゃそうなんですよね。すごいよ! っていう説明の方が皆見たくなりますからね。視聴率や再生回数が上がるのはそっちなのでしょう。

でも私はそういう記事、動画にしません。なぜなら株歴も長く、そんな甘い世界じゃないと重々承知しているからです。勝つこと前提に新NISAでビッグチャンスを掴もう!みたいなことは言えません。

実際皆さんが見てきた記事、YouTube等ではどんな解説だったでしょうか。

ちなみに私、別に新NISA反対派 ではありません。もくじにもあったように私は新NISA やりますよ。

だから新NISAいいねぇ!と思っています。 ただ、あまりにお祭り状態になっているので、落とし穴があることに気付かない人も多いのではと心配しているところという感じです。

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そもそも株式投資は勝てるのか

言わずもがなここです。私はデイトレードでは16年 以上勝ち続けてきましたが、中長期目線の株式投資 ではかなり負け越しています。

銘柄分析がすごい 苦手ってわけではないと思うのですが、どうしても 勝てないんですよ。まぁそれだけ負けるのだから 分析が苦手だろって言われたらそうなのかも知れませんが。

デイトレードで生き残れる人は10%もいないと言われています。また、同様に数日~数か月くらい でトレードをするスイングトレードも生存率は そこまで高くないと言われています。

そう、そもそも勝てる、勝てないじゃなく生存率というところまで話題になってしまうような世界なんです。負け続けて資金がなくなってしまえば退場です。

信用取引を使い、度を超えた取引をすれば借金に なってしまう可能性もある世界です。簡単に勝てる 世界ではないどころか、簡単に負けられるし、相当 努力したとしてもその努力が必ず報われるような 世界ではありません。

だけどこの新NISA、今どんな感じでしたっけ?

・さぁ!新NISAが始まります。投資を始めましょう!
・新NISAやるならうちの証券会社を使って下さい!
・新NISAはやらなきゃ損ですよ。みんな始めてます!
・新NISAはとても画期的な仕組みです。始めるなら今!

どこを見てもこんな感じです。靴磨きの少年の話を聞いたこと、ありますか?

ある日、ケネディ氏がウォール街で靴磨きの少年に靴を磨いてもらった際に、 その少年から「○○の株は買った方がいいよ」とすすめられたそうです。 プロのケネディ氏からすれば、一般大衆で、普段株を取引きしないであろう 靴磨きをするような少年が株の話をしている事に大変驚いたと思われます。 ケネディ氏は、靴磨きの少年の話を聞いた後、近く株式市場が暴落するに 違いないと判断し、保有していた株を全て売却しました。 その後、実際に大恐慌が起き(1929年10月)、米国株は大暴落し、事前に 株を売却したケネディ氏は難を逃れたとのことです。

ちょっと怖くなる話ですよね。新NISAによって 株ブームがきたら暴落がくるかも知れない。

新NISAの成長投資枠で個別銘柄を買った人たちが 軒並み大負けになってしまうかも知れない。そんな可能性もなきにしもあらずという感じです。 しかもそういう動画を発信してる人なんてほとんどいませんからね。

でもこんな神話のような話、実は最近も私たちは 体験しているんです。

それは2017年、仮想通貨 元年と言われた年です。年末12月には熱狂的な ブームとなっており、テレビのニュースでもかなり大々的に取り上げられていました。これですよ。 寝てるだけで朝起きたらお金が増えてる、毎日ってやつ。 今でもネットでよく使われる映像です。

これが2017年末で、2018年初頭にはコインチェック 事件もあり、その後大暴落していますからね。 それもそのはず、実は仮想通貨の暴騰は2017年より 前から始まっていましたし、私が知った2017年5月 から見てもすでに10倍以上になっていました。 ニュースで出ていた人たちが嬉々として語る内容、 その流れはまさに靴磨きの少年の話さながらでした。

株式投資、それも個別銘柄で勝つのは簡単なこと ではありません。

何年も株式投資をしてきた人で さえ、勝ってきた人でさえ難しいと言います。 最初のうちは負けて当たり前、株の負けは授業料 と思っていつか勝てるようになればいいみたいに 言われることもあります。

個別銘柄で最初負けるのは当たり前と言われてる世界に何も 知らない初心者さん!いらっしゃい!と呼び込んでる制度でもあるんですよこの新NISA。

ちょっといったん心を止めた方が良さそうに思えてきま したよね。

もし今、あまり知識も経験も持たないまま新NISA の成長投資枠で日本株の個別銘柄を買おうと思って いたという方はいったん心をフラットに戻して このまま聞いて下さい。

集中投資と分散投資

個別銘柄に投資する場合、集中投資か分散投資か 考えて選ぶことになります。

1銘柄や2銘柄に集中して投資をするのか、それとも幅広い銘柄に投資 するのかですね。どちらもメリット、デメリット があります。難しい話にならないよう簡単に話しますね。

1、2銘柄に集中する場合、予想がヒットして大きな 値上がりとなれば利益もかなり大きくなります。

ですが予想が外れてしまえば損失となり、新NISAである意味は全くなくなってしまいます。

対して分散投資の場合、相対的に勝つという考え方 になるので、マイナスになる銘柄があってもトータル でプラスになればいいという考え方が出来ます。

株式 市場全体が成長してくれれば相対的に利益になりやすい傾向があります。ですから新NISAの恩恵は受けやすいわけですが。中にはハズレ銘柄もあるでしょうから大きな利益にはつながりにくいです。

株式投資の基本は後者のように分散投資で長い目で見て利益を出していくものと考える人が多いです。

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人間の本能は損失回避優先

相対的に勝つというのは当たり前じゃない?って 感じると思うんですよ。だってそうですよね。

全勝 というのはプロであっても無理な話。そんなことは 誰でも想像出来ることです。

でも、でも、でも!

人間はそれをやろうとするんです。A銘柄で10万円 の利益が出ている時、B銘柄で5万円のマイナスなら トータルで5万円勝ちです。でも、B銘柄でも利益に したいから、切るべきと思っても粘ってしまいがちです。

日本人は他国と比べて投資に前向きではないそう です。ギャンブル好きという国民性でありながら 投資になると「絶対損しないならやりたい」みた いな考え方が多く、実際投資に踏み切れない人が多いんだとか。

ちなみに元本保証の投資って違法なんですよね。 だけど日本人の国民性は絶対損しないならやりたい。うん、この手の詐欺がなくならないのも、そして被害者が出続けるのもわかる気がしますよね。

さて、この相対的に勝つという考え方と全ての 投資機会で勝とうとしてしまう本能。これを新NISAではさらに助長してしまうと私は考えています。ここからご自身が新NISAで個別銘柄に 投資すると考えながら聞いて下さい。

成長投資枠の個別銘柄はこの思考を加速

先ほどのように例を挙げます。今度はちょっと 細かくいきますね。成長投資枠は240万円が上限 なので、200万円を50万円ずつ4銘柄に分散して 投資したと考えて下さい。A~D銘柄ですね。

・A銘柄+30万
・B銘柄+20万
・C銘柄-10万
・D銘柄-20万

この状況が出来上がったとし、今この銘柄たちを売る べきだと考えているとしましょう。

通常の株式投資であれば相対的に利益が出ていますし、迷わず全部売れることと思います。利益は20万なので税金は40630円 になります。ではこれが新NISAだった場合はどうでしょうか。

もし全部売ったのであれば利益は同じく20万円。そしてNISAなので税金は0です。まさに新NISA 万歳!という場面なのですが、この場合C銘柄と D銘柄に関してはNISAの恩恵を受けません。

こうなるとなんかせっかくのNISA枠を無駄にする。 そう考えてしまう人も実は多いです。いやいや、と思った方もいるかも知れませんが、実際その立場になるときっとわかると思います。

売るべきだけど今売ったらNISA枠がもったいない。「損」してしまう。そう思うと急に手が止まって しまうものです。そうしてC、D銘柄を残してしまい、 そこから損が加速する。こういう流れは株式投資の あるあるです。

デイトレードや短期トレードにも使えるのか

これは先ほど触れましたが、使えないわけでは ありません。

ただ、使ったところで・・・というのが正直なところです。

私はデイトレーダーを 17年やってきましたが、今後もデイトレにこの 新NISAを使う気は一切ありません。 デイトレのような投資スタイルは株式投資ではなく投機と呼ばれます。

投機は時間軸も短くなる上、ギャンブル性の高い銘柄を取引する 機会も多くなります。新NISAでは投機ではなく 投資をするように心掛けましょう。

ただ数日~数か月で行うスイングトレードであれば 使うと思います。

枠が余っていて他に使う予定がないならという条件付きですが、その場合は絶対に使っておいた方がいいですからね。その理由について はこの後の項目、新NISAの真骨頂でお話します。

成長投資枠とつみたて投資枠

先ほど出した図をもう一度出しますね。

ご覧のように新NISAは成長投資枠の年間投資上限が240万円、つみたて投資枠が120万円となっています。

つみたて投資枠の方はあまり心に負担をかけず投資信託をというのが多くの初心者にとっていいだろうと話しました。

まぁ問題は成長投資枠ということですよね。こちら で日本株の個別銘柄を買おうとしてる人が多いわけですから。でも初心者が個別株を買っても簡単に利益など 出ようはずもない世界です。

実はこの成長投資枠、つみたてNISAと同じように使えます。

例えばつみたて投資枠でS&P500の投資信託を買って成長投資枠でオルカンを買うなんてことも出来ます。

つみたて投資のようにゆったり投資をしてもらいたい のか、このように融通が利くようになっています。 ただ反対につみたて投資枠で成長投資枠のように個別株を買うことは出来なくなっています。

個別銘柄も買える成長投資枠の方を大きくしているのにそれをつみたてにも使えて逆が出来ない、これだとどっちに投資して欲しいのかよくわからないですよね。

ここまできても、いや、俺は、私は個別銘柄の新NISAでしっかり取りに行きたいんだ!という方はこの後の項目で私の個別銘柄の考え方もお話するので是非参考にして下さい。

新NISAの真骨頂

さて、短期売買には向かない新NISAですが、 どうせ枠が余るのなら使ってしまった方がいいです。

最大利用可能額というのがあり、1人が使える非課税枠というのには上限があります。なら無理に使う必要はないと思われるかも知れません。

ただここが新NISAの真骨頂。この非課税枠、売ったら、つまり利益確定もしくは損切り、買値撤退をしたらその 翌年、新NISAの非課税枠がまた復活するんです。

短期売買ならどうせ年内に売却することでしょう。 どうせ年間投資上限額に届かないのなら、短期売買に 無理にでも使っていいということです。

あくまでデイトレに使うまでもないと言ったのは、デイトレだと1回の 取引で数千円程度のことが多いです。

ここにかかる税金うんぬんを考えるのはさすがに意味が小さい上に、そのために時間が勝負のデイトレで違うツール等を起動させていたら負けになってしまい、マイナスに作用するかも知れないからです。

短期スイングのようなやり方であればこれは 使えるなら使っておいた方がいいですね。

損切り出来るかというところですが、どうせ 枠を無駄にするところだったわけですから、 今さら枠を無駄にしたくないから損切りしないなんてことにはならないでしょうから。

上限復活制度ってすごいですよね。 もちろんつみたて枠を売ればつみたて枠も復活しますからね。

避けるべき銘柄

それでは成長投資枠はやはり個別銘柄が買いたい、でもどんな銘柄を買えばいいのか全くわからない、 不安だという人のために、私の考えをお話します。

ただ、繰り返しますが私はデイトレードでずっと 勝ち続けているわけで中長期投資は負け組です。

ですからどこまでアテになるかはわかりません。 ただ17年以上も相場を見ていますから、傾向と対策についてはいくらでも語れます。いきます。

避けるべき銘柄、それはグロース市場の銘柄、 そして上場してから間もない銘柄です。

まずグロース市場ですが、いわゆる新興市場の 銘柄であり、一発当てると大きな上昇もあり ますが、ほんの1、2年で半値どころか5分の1 以下にまで株価が下落してしまうことも少なくありません。

また、上場して間もない銘柄は アップダウンも激しく、短期トレード向き です。

長く持つことを前提で考えていてもその激しい値動きに一喜一憂させられると 思います。心への負担も大きいことでしょう。

基本的に成長していく市場に投資しないと勝率は 下がります。

日経平均株価は私が株を始めた2006年 日経平均株価は17000円くらいでした。そして2023年 10月末には32000円です。成長してると言えますね。

対して新興市場は2023年10月までマザーズ指数という指数が指標となっていました。

こちら私が株を始めた 2006年8月は1400pt弱でした。それがマザーズ指数 最後の日、2023年11月2日の終値は663ptです。半分以下なんですよね。これでは成長しているとは 言えません。かなり分の悪い勝負になりますよ。

ちなみにアメリカ市場のNYダウやNASDAQは日経平均の比じゃないくらい成長しています。

世界株価を見て もかなりの成長となっています。

リーマンショックや コロナショックのような相場がくれば一時的、数年程度 マイナス成長となることもありますが、やはり長期で見れば 世界株式やS&P500は成長していてかなり安定しそうに思います。

すみません、個別銘柄、ですよね。まずは 避けるべき銘柄としてグロース市場の銘柄は やめた方がいいということです。 先ほど言ったように投機ではなく株式投資をするよう心掛けましょう。

狙いたい銘柄

次は狙いたい銘柄です。これはもう安定銘柄です。 プライム大型で安定して右肩上がりになっている 銘柄ですね。長い期間ゆっくりと上がっている銘柄 がいいと思います。

リーマンショックやコロナショ ックのような大きなショック相場がきた時は大きく 下がりもするけど、基本的には安定しているという銘柄がいいですね。

また、新NISAでは優待ももらえますし、配当も 非課税になります。一発当てにいくというより、 プライム大型で安定していて、かつ配当や優待が しっかりある銘柄を選ぶのがいいのではないでしょうか。

やはり正直言って普段の株式投資とは考え方 そのものを大きく変えた方がいいと私は思い ます。

もちろん人それぞれ性格は違うので感じ 方も違うでしょうけど、非課税枠だからこそ 損切りをしたくないと思ってしまう人もいるはずです。

また、株式投資に慣れていない人はどうしても目先の値動きでハラハラドキドキしてしまうことでしょう。

大きく下がって耐え切れずに損切りさせられる こともあるかも知れません。

株は時間軸が短い 方が難易度は高くなると言われています。です から目先のアップダウンで心を揺さぶられて しまうとそれだけで勝率も落ちる可能性が高い です。いかに心に余裕を持ち、楽しみならが 投資が出来るか。

自分のお金がかかっていますから、完全にそこまで割り切ることは出来ないと思いますが、 出来るだけそんな風にゆとりを持って新NISAと付き合っていって欲しいと思います。

それからもう1つ、おすすめの新NISA用個別銘柄が あります。これはなんとグロース株も多い新規上場 銘柄です。いわゆるIPOというものです。ただ勘違いしないで下さい。上場してすぐの銘柄を買って粘るという意味ではありません。

IPOというのは公募があり、そこに皆申し込みます。そして抽選があり、当たった人が公募価格で買う ことが出来ます。そして上場日に初値をつけるわけですが、基本的には大きく値上がりすることが多い です。

もちろん公募割れというケースもあるので100%ではありませんが。

ただコロナショック時のようなとんでもない時期以外の上場銘柄は公募価格を大きく上回った初値をつけることも多いです。このIPOはある程度厳選して申し込んでいけば、当たった時点でほぼ勝ち確、 勝ちが確定します。ほぼ、ですよ。しかも大きな利益になることも多いです。

そしてこのIPO申し込みは新NISAの口座でも出来ます。

ですから新NISA枠が余っているのであればこのIPO応募 もNISA口座からするのがおすすめですね。

当たった場合は欲張らずに初値売りするのが基本になります。

もちろんいつ売るかは自由ですけどね。私なら初値で売ります。

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新NISAをどう活用するべきか

ここまでのお話でご自身の方針、少しずつ固まってきましたか?

私は以前出した『新NISAはやるべきか』 という動画の時点ですでに決まっています。

まぁ中長期投資が下手だからというのもありますけど、やはりこれだけ長く株式市場を見てきましたから、 自分がどうとかだけでなく、人間ってこういう時にこう動くみたいなのもけっこうわかっているつもりです。

色々考えた上でやはり個別銘柄ではなく、投資信託にいくのがベストと思っています。どうしても 個別銘柄なら、安定かつ配当や優待株ですね。

また、年の上限に届かない場合は数日~数か月のスイングトレードで枠を余すことなく使っていく のがいいと思います。もしくはIPOの申し込みに毎回チャレンジしていく形ですね。

個別銘柄への投資をしたいなら

やはり個別銘柄への投資に魅力を感じる、それも配当や安定ではなくせっかく株式投資をやるなら夢はでっかくがいいなと思うのであれば、まずは 普通に株式投資をやってみるのはどうでしょうか。

新NISAもすぐに売ってもいいわけでルール的に 大きな縛りがあるわけではありません。

しかし年上限はあるので、早い段階で利益確定売りや 損失確定売りを重ねるとその年は終わりになってしまいます。また、先ほどお話したように枠を無駄にしたくないという思いからどうしても損を確定する売りをしたくないと考えてしまうのが人間の本能です。

こういった心理的縛りはけっこうあるので株式投資の知識、技術を上達させる足かせになる可能性もあります。どうせ利益が出るなら最初から非課税にしたいという気持ちはもちろんわかります。

でも株式投資は難しいです。本当に難しいです。最初はほとんどの人が損をします。

多くの人が最初のうちは自分の持っている株価が気になってソワソワもします。

そして気になり過ぎて早く利益、結果を欲しがりますし、危なくなると心もブレます。

そして時間軸が短くなれば 短くなるほど株の難易度は上がるとも言われています。ですからこうして気になり過ぎて心が乱れ、時間軸が短くなり、難易度が高い勝負の土俵に立ってしまうのが初心者なんですね。

ちなみにある証券会社のデータによると株の運用で最も成績が良かったのはすでに亡くなっている人で 2番目に良かったのは投資しているのを忘れている人だそうです。

真偽はわかりませんが、あながち変なデータでもないなと思いました。

多くの人はこうして時間の経過という援護を得ることで利益にしているわけです。時間軸が長くなれば利益になる可能性も高くなるということですね。

ただそれでもやはり先ほど申し上げたように、 グロース株、小型株に投資すると大変なこと にもなりかねません。私も2014年12月に上場した新規上場株を上場初日に買って長期保有していたのですが、ほんの2年で株価は見事10分 の1にまで下落してしまいました。そして上場から8年でなんとなんとの100分の1となりました。こんないかれた銘柄もゴロゴロしてるのがグロース市場、 新興市場ですからね。時間を味方に出来ない株 もあります。

新NISAでいきなり個別銘柄にいくならやはり時間を味方にする考え方が出来る銘柄がいいと思います。もしくは元から時間を味方にすることが前提であるS&P500やオルカンですね。

すみません、個別銘柄をやりたいなら・・・でしたね。 でも何度もこう言いたくなるほど株で勝つこと、そして 勝ち続けることは難しいんです。たまたま勝って喜んで いてもその数か月後にはトータル収支がマイナスになり 最後は退場なんていうケースも珍しくありません。

でも、それを重々承知でやるならまずは普通に新NISAじゃなくやってみましょう。新NISAと並行してやるのでいいと思います。自分で色々調べ、考え、投資した銘柄が上がった時の喜びは投資信託の比じゃないのは確かですからね。

中長期投資だけでなく、数か月程度のスイングトレード、数日程度の短期スイング、1日で完結 させるデイトレード、デイトレの中でもさらに時間軸が短いスキャルピング手法など株式投資には色んなやり方、考え方があります。

これだけ脅しのように怖い、勝てない、負けると言ってきましたが、楽しい世界であることは確かです。

まぁ、楽しくて勝てないから抜けられなくなるとも言えますけどね。パチンコと同じ理屈でしょうねこれは。

ただ普通に株をやるなら現物だと差金決済、信用取引なら空売り、借金リスクなど覚えておくべきことがたくさんあります。冒頭でもお伝えしたようにYouTubeでは株の始め方完全版という動画を出していますので、新NISA以外でも株をやってみたいという方はどんなスタイルであれまずはこちらの動画をご覧下さい。

絶対知っておかねばならないルールに関しては網羅していると思います。 また、今後信用取引に関する完全解説記事と動画も出しますのでお気に入り登録とチャンネル登録をしておいて下さい。お願いします。

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ちなみに私はずっとデイトレーダーをやってきましたが、このデイトレードというスタイルをおすすめするかと言われれば絶対しません。

やはり 難易度も高いし、最初のうちはそれなりに負けますからね。私も12か月間負け続けました。その時の苦痛も動画で全部話していますので良かったらご覧下さい。

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私の新NISA活用方法

私の新NISA活用方法はeMAXIS Slim 全世界株式 (オール・カントリー)通称オルカンです。 これは私自身が普通に日本株の個別銘柄でデイトレード、スイングトレードをしているからじゃないかと言われればそういった側面もあると思います

デイトレならばこれまで同様に勝ち続けられる可能性は高いということ、スイングトレードも 短期目線であればまだまだ磨けるだろうという思いもあります。

ただ、毎月10万ずつ積み立てていこうと思ってはいたものの、どこかで暴落があるかも知れないと考え、5万円ずつにしておこうかなと思いました。

毎月無理なく積み立てていき、どこかでショック 相場のようなものがきたら成長投資枠の方でオルカンにスポット投資するのもありだと思ったのです。

確かに長期目線で見ると勝率はかなり高くなります。 それはショック相場のようなものがきてもなんだかんだ数年で立ち直り、また高値を更新していくのが 世界株価だと考えられるからです。

でも、それは裏を返せば長期で持っていれば必ずやまた何かの ショック相場に遭遇するだろうということでもあり ますよね。

ならば自分に出来る全力の積み立てよりも、少し余裕を 持たせた積み立てをしていき、いざという時にスポット 投資出来る余力を持っておくというのがベストなんじゃないかという考えに至りました。

ですからつみたて投資枠 で当初予定の半分である5万円ずつ積み立てていき、ショック相場がきたらスポット投資、この時は個別銘柄への投資も考えると思います。

そして当然IPOの応募も新NISA口座を使ってやっていくと思います。もし運良く当選したらこれはほぼ 全部初値売りしていくと思います。基本的にはほったらかし、心もほったらかしでいけるような投資スタイルは絶対キープでやりたいと思います。

新NISAを始めるなら

デイトレードを始める場合は松井証券、楽天証券の2社が特に人気で、SBI証券がそれに次ぐ形です。

しかし新NISAとなると完全なる2強状態であり、どちらかを選ぶ人が圧倒的に多いです。

それはSBI証券と楽天証券です。私はSBI証券、妻は楽天証券で新NISA口座を開きました。新NISA口座は1か所でしか開けません。移行には手続きが必要ですから決める時は慎重に決めて下さい。

これをきっかけに株式投資やデイトレードを始めるのであれば松井証券、楽天証券、SBI証券全てを開設した上で新NISA口座をSBI証券、楽天証券から選べばいいと思います。

口座開設は以下のリンクをご活用下さい。

まとめ

いかがだったでしょうか。新NISA制度は間違いなく良いものであり、活用すべきだとは思いますが、個別銘柄でいきなり勝負するにはリスクも大きいと思っておいて下さい。

私はオルカンへのつみたて投資を軸にしていくつもりです。

この記事を動画でご覧になりたい方はこちらをご覧下さい。


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