2006年8月に弟の勧めで株デビューしました。それまでパチ、スロプロとして生計を立てていたものの、限界を感じていました。なんとか代わりになるものはないかと思っていたところでの誘いでした。
彩流社より出版
2冊の書籍の著者です。
YouTubeチャンネル『デイトレ塾 -Rょーへー』
初めての株取引
どうやって注文すればいいのかもわからないまま、まずは習うより慣れろだ、と思い、あまり深く考えずに注文する機会を探っていました。
なかなか勇気が出なくて注文が出せなかったけれど、ここだ!と思い初取引をすると、2万円の利益になりました。とても嬉しくてその日のうちにネットゲームの課金で使ってしまいました。
ビギナーズラックはすぐに終わる
そうです、勝ったのは最初だけですぐに勝てなくなりました。一度勝てなくなるとあとは坂道を転げ落ちるようにずっと負け続けました。
130万の資金から始めたものの、50万になっては追い金して100万の資金に。また50万になってしまっては追い金をして100万の資金に。それでも繰り返し負け続け、気付けば取り返しのつかない状況まできていました。
スロットで稼いだ貯金も底をつき、いよいよ就職しなくてはならないか・・・というところまできてしまいました。
一発逆転を捨てて逆転へ
大きな負けを取り返すには大きな勝ちを狙うしかないと考えていた私が負け続けるのは言わば必然でした。36万円の資金、現物トレードのみで逆転を狙ったのがデイトレで薄利多売でした。
大きな利益を狙ってた頃も、きちんと値動きを観察していたため、逆張りの薄利多売にしてからはあっさりと勝てるようになりました。
そこから2~3年かけて550万の負けを完済しました。しかし、勝てるようになると情熱が薄れてしまい、株に興味がなくなってきてしまいました。
元々、うまくいかないことをなんとかしようとすることが好きな性格だったので、勝てるようになったことで目的を達成してしまったように思ってしまいました。
相場退場も経験
2010年には1日で80万以上の負けも経験しました。そこから4か月で取り返したのですが、また50万負け。
それを取り返してもまたすぐに大きな負けをしてしまい、意味がない!と思い、ついには退場してしまいました。
学習塾を起業
株で暮らしていくことを諦め、過去のアルバイト経験を生かし、学習塾の経営を始めました。ありがたいことに、すぐに軌道に乗り、生活の基盤が作れました。
しかし、3年目にはやや収入が減ってしまいました。結婚もしたため、収入を増やす必要があったので、相場に復帰することを決めました。
相場に復帰!円熟期
いよいよ相場に復帰したのは2013年の5月でした。そう、アベノミクスと言われたバブル相場のまさに終焉時期です。私は間の悪い人間なのです。
私が復帰したことで相場が崩れてしまったのかもしれません(笑)バブルに乗ることは出来ませんでしたが、新たに大量監視によるトレードを弟から学び、成功しました。
そこからも細かい退場は繰り返しましたが、一般的な退場と同じような、資金ショートによる退場はもちろん一度もありません。
円熟期と言うと聞こえは良いですが、私はマイナスの意味で使ったつもりです。自分の限界を感じてしまい、これ以上利益が出せないのかもしれないと思っています。
もちろん日々精進です。今でももっともっと勝てるようになりたいと思って頑張っています。
なぜこのブログを作ったか
学習塾でも言えることですが、東大生だけが先生になるわけではありません。人には向き、不向きがあります。
どんなに勉強が出来ても、わからない子の感情がわからなければ教え上手にはなれません。
同様に株の世界であっても、何億も稼ぐ人だけが人に教えられるわけではありません。私は兼業スタイルで、給料に上乗せする勝ち方しかできません。
しかし何年もの間、副業としては十分な利益を出しています。また、大損も経験しているので勝てない人の苦しみはよくわかりますし、負け続きのトレードから、勝てるようになるまでのプロセスを経験しているので、それを書くことも出来ます。
この経験と塾講師という立場をあわせれば、勝てずに苦しんでいる方にとって少しは手助けが出来るかもしれない、と思いました。
私の知識はこのブログに全て込めていくつもりなので、色々な記事を読んでみて下さい。よろしくお願いします。