テーマ株は株のデイトレードで大勝ちするには必須と言っていいほど重要になります。私のような、臆病者でもタイミングが合えば大きく勝てる可能性があるので、魅力は大きいです。
テーマ株を早く察知し、大きく勝てるチャンスを掴みましょう。
テーマ株とは
テーマ株とは、テーマ、つまりあるキーワードが共通してくる銘柄群のことを指します。そしてこの共通したテーマ株の銘柄群は、かなり、相当似通った動きをしてきます。
連動銘柄の記事では、A銘柄、B銘柄、C銘柄といった形で触れましたが、テーマ株になると、それがそっくりそのまま大きな視点に広がったようなイメージとなります。
- A銘柄が急上昇
- B銘柄が連れて上昇
- C~Fがたまらず上昇
- Gが遅れて上昇
このような動きを取るので、出遅れている銘柄を買って待つという手法が、ただの連動株よりもさらに有効になります。また、ここが最大の魅力となります。
出遅れていた銘柄であっても、他銘柄に追い付く%の上昇期待も出来る
これですね。出遅れている銘柄の多くは板が薄く、普段は人気があまりない株です。連動するタイプと知りつつも皆手を出せずにいるのです。
ですから、そこに勇気を出して誰かが突っつくことで・・・
- やっぱりこの銘柄も出遅れてるだけか!
- やっぱりこの銘柄も来るよね!
そういう感情に火が付きます。そうなると板が薄いことも手伝って、あっという間にA、B銘柄並の上昇率まで駆け上がることもしばしばあります。これは相当魅力的ですね。
連動銘柄が、物理的な歯車のような関係にあるとすれば、このテーマ株は、見えない電子歯車が高速で全国に波及するイメージです。だから即決出来ないと一瞬で取り残されるのです。
テーマ株に乗るには恐怖に目をつむる
コツコツ派、コツコツドカン派、慎重派、臆病派は、まさにここが肝です。
買わなければ、買えなければ土俵に立つことさえ出来ません。テーマ株の大きなメリットは、土俵に立ってしまえば、かなりの確率で大きな値幅を取らせてくれるところです。
しかし、デメリットとしては、ジャンピングキャッチが怖くなるようなチャートを作っているはずなので、買う勇気がなかなか出ないこと、そして実際に全体が崩れると大損になるということです。
しかし、よく考えてみて下さい。
全体、つまりテーマそのものが崩れない限り、周りの上昇に釣られてまた値を戻すのです。だからこそ上記で「かなりの確率で」と書いたわけです。
テーマ全体が崩れる直前に買ってしまうほど間が悪い人間なんて私くらいのものでしょう(笑)
そんなタイミングで買うことの方が難しいはずです。ですから、市場をテーマ株が賑わせているな、と感じたら早い段階で一度目をつむって飛び込む勇気を持つことです。
それだけで世界は大きく変わると断言出来ます。私はまだまだそういう瞬時の決断力に欠けます。ですからまだ世界が変わっていません。なのになぜ断言出来るのか。
それは、勇気を出してテーマ株に入れた場合、ほぼ毎回きちんとした利益を、それも短時間で出させてくれたからです。
毎回このように勇気が出せれば・・・とよく思うのですが・・・器が小さいのでしょうね。
テーマ株は需給最優先
テーマ株をトレード、デイトレードする際に気を付けるのは、指数にとらわれないことです。そもそも、テーマ株として成長している場合、時価総額も大きく成長してきています。
ですから、新興マザーズ指数には大きな影響を与えることになります。
ゆえに、指数が先というよりは、テーマ株の上下がそのままマザーズ指数に大きな影響を与えると考えるべきでしょう。
よって、動向を気にすべきは、日経225先物よりも、マザーズ指数よりも、テーマ株の親玉的存在ということになります。
- 2013年新興バブルの4974タカラバイオ
- 2015年末から自動運転シリーズバブルの8462FVC、3663アートスパーク
- 2016年フィンテックバブルの3853インフォテリア、3778さくらインターネット
- 2017年防衛関連バブルの6208石川製作所
このように、大きく市場を賑わせたテーマ株には、親玉とも言える柱の銘柄があります。そういう銘柄の動向を常に気にしつつ、子供銘柄を売買するというは、とても有効であり、私も得意としています。
また、このようなやり方をしていると、ロスカットしなければいけない理由もあまりに明確に出るので、言い訳に逃げられず、きちんとロスカットするようになるかもしれません。
私はテーマ株を触るようになって明らかにロスカットが早くなりました。
自分の成長、という意味でもテーマ株は大きな影響を与えてくれると思います。
いざ!勇気を出してテーマ株バブルへ乗りましょう。
2017年6月現在では、ライザップ関連、ゲーム株関連、ビットコイン関連株が大きな賑わいを見せています。さらなる大相場に発展するか、早い段階でしぼんでしまうのか。
きちんと注目していきたいと思います。
テーマ株の動きを即座に察知するためには、銘柄大量監視は、ほぼ必須条件になります。私のようにモニター1枚だけでも十分監視は出来ますので、持ってない方は参考にして下さい。
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私のトレード環境紹介
こちらは2018年初旬まで使っていた私のトレード環境です。凄腕デイトレーダーさんのように、何枚もモニターを使っているわけではなく、ノートパソコン1台と、モニター1枚です。 2022年現在はモニターのサ ...
まとめ
テーマ株はデイトレードで大きく勝つためには必須だと思いますが、デイトレードで勝つための必須ではありません。ここをきちんと理解しておいて下さい。
大きく勝ちたいのであれば手を出す、しかし安定を求めるのであれば、そういう奪い合いの世界に踏み込まない勇気も大切です。大切なのはまさに目的意識です。
自分がどうなりたいのか、自分がどうしたいのかを考え、判断して下さい。もちろん練習のために手を出すというのもアリだと思います。