STEPNという文字を最初に見たのはいつだったでしょうか。恐らく2022年2月か3月頃、読み方もわかりませんでした。この時に始めていれば今頃高笑いしながら記事が書けていたことと思います。
しかし今、私は震える立場でこの記事を執筆しています。
なぜなら私のSTEPN(ステップン)参入日は2022年5月26日です。
先行者利益が強く、後発組が損をするポンジスキームという指摘も多く、調べればねずみ講とは少々違うものの、イメージとしては近いものがあるということもわかります。
それでもこのタイミングで参入を決めました。
メタバースのNFTゲームSTEPNの仕組み、そしてなぜこのタイミングで参入を決めたのかお話していきます。
今後STEPNで稼いだ利益の税金ルールなどについても記事にしますので是非お気に入りに入れておいて下さい。
GameFi【ゲームファイ:ゲーム(Game)+金融(Finance)】やNFTゲームのような新しいジャンルは名前を見ただけで拒絶反応が出てしまう人も多いかと思います。
誰でもわかる簡単な説明で書きますので最後まで是非お読み下さい。
※この記事はSTEPN(ステップン)の攻略や稼ぐ方法よりも、「STEPNとは何?今さら聞きにくい、専門用語が多くてギブアップした」という人向けに書いています。
また、当然のことながらSTEPNを推奨するものでもありません。後述しますが、私自身始めて10時間後には大きな後悔をしたくらいですから。
ただ話題性のあるSTEPNについて知りたい、始めたいけどわからないという方が気軽に読めるようにと書きました。
また、メタバースに関してはこちらをご覧下さい。
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メタバース関連株と仮想通貨(暗号資産)とNFTの未来について
皆様、仮想通貨(暗号資産)のトレードをしたことはありますか?NFT(非代替性トークン)が何だかわかりますか?メタバースって一体何のことかわかりますか? 最近株式市場ではメタバースが大きな話題になってい ...
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もくじ
STEPN(ステップン)とは?どんなNFTゲームなのか
簡単な話、歩くことで利益が出る散歩アプリ、ジョギングアプリ、ランニングアプリです。
NFTスニーカー(NFT靴)を買い、その靴を履いてメタバース空間を歩いたり走ったりします。そうすることでいわゆる”マイニング”してGSTトークンというものを採掘することが出来ます。
歩くの自体はもちろん家の近所で大丈夫です。実際に歩くことでゲーム内の自分が歩いてくれます。
このGSTトークンはSTEPNのゲーム内で様々なことに使えるだけでなく、売却して別トークンを介し、最終的に日本円にすること(円転)も出来ます。
NFTスニーカーには種類があり、歩く速度に適したものを選ぶ必要があります。
- Walker:時速1~6キロ
- Jogger:時速4~10キロ
- Runner:時速8~20キロ
- Trainer:時速1~20キロ
範囲外の速度で歩いたり走ったりすると、マイニング出来ないので注意が必要です。これならTranerが一番に見えますが、やはりこのタイプは靴が高額です。ご自身のライフスタイルに合わせて選びましょう。
稼げる枚数も違っていて、Runnerが最も多く稼げるようになっています。
また、靴のランクも分かれています。
- Common(コモン)
- Uncommon(アンコモン)
- Rare(レア)
- Epic(エピック)
- Legendary(レジェンダリー)
靴の価格も日々激しく変動しているようですが、一番下のコモンでさえ6~9万円となっているので、参入するのはけっこう勇気がいりますよね。
また、後述しますが、これはあくまでS国と呼ばれるSolanaチェーンでのお話です。
B国と呼ばれるBNB、BSCチェーンのSTEPNはリスクもリターンも10倍前後となっているようです。少し前はもっともっとハイリスクハイリターンだったようです。
STEPNはなぜ歩くだけでお金がもらえるのか
「なんで歩くだけでお金が増えるの?」「ステップンって一体何なの?」
こんな疑問が出てきますよね。一見怪しいというか、どう考えても怪しいです。
そして私も2月、3月頃に見た時、「うわ、こんなの詐欺の典型じゃん」という印象を持ち、ロクに調べることもしませんでした。そして今ではそれを後悔しているところです。
まず、Fi(ファイナンス)の部分を忘れ、Game(ゲーム)として考えましょう。
ドラクエ(ドラゴンクエスト)に例えると急にわかりやすくなります。
ドラクエ
- 敵と何度も戦う
- ゴールドがもらえる
- レベルが上がる
- レベルが上がるとより強い敵を倒せてゴールドを得る効率アップ
- ゴールドを使って装備等を買い、さらに強くなる
- さらに強い敵を倒せるようになる
- レベルが上がりやすくなり、ゴールド効率もアップ
どうでしょうか。ゲーム内通貨であるゴールドはフィールドの敵を倒すことで得られます。しかしゴールドを得るだけで満足はしません。もっと稼ぐために装備を買います。
これは再投資と呼ばれる行動です。
そして再投資によってより稼ぎやすい環境が出来上がります。
以降繰り返すことで効率が良くなっていきます。
対してSTEPNを見てみましょう。
STEPN
- 歩く(走る)
- GST(トークン、仮想通貨のようなもの)がもらえる(ゴールドの代わり)
- NFTスニーカーをレベルアップさせらる
- レベルが上がるともらえるGST量がアップして効率的になる
- 新たなNFTスニーカーやジェムを買ってさらに効率化(再投資)
- さらに長い時間歩けるようになる(稼げる量も増える)
- マイニング量が増え、効率もアップ
いかがでしょうか。怖いくらいにそっくりだと思います。
そうです、ゲームという見方をすればSTEPNというものを超簡単に理解することが出来るのです。
また、毎日無限にマイニングされていくGSTトークンが下落の一途にならないようにうまく設計されているとも思いました。ゲーム内での稼ぎを充実させるためにはこのGSTをゲーム内で消費する必要があります。
また、GMTという通貨もあり、そちらもゲーム内で使用しますが、これを得るためにもGSTから変換することが多いです。
このようにして無限マイニングされるGSTの価格が保たれているのですね。
私がSTEPN(ステップン)に参入しようと思った理由とは
もうこれだけ騒がれているSTEPNに今さら超後発組として入った理由について書きます。
ポンジスキームと呼ばれる仕組みは後発組の出資が先発組の利益に直結し、後から入れば損をすることになります。ただ、要は自分より後からどのくらいの人が入ってくるかです。
状況が2017年に仮想通貨を始めるか迷った時と似ていたからです。
まずは箇条書きにします。
- 仮想通貨(暗号資産)のニュースが金融業界でチラホラ出てくる(2017年5月末頃)
- 仮想通貨のさらなる高騰(同8月頃)
- 金融業界では多く知られるようになり、株クラやFXトレーダーも参戦が多くなる(同11月頃)
- テレビで多く取り上げられ、一気にバブルへ!知らない人もいなくなる(同12月)
- コインチェック事件をきっかけに天井を打つ(2018年1月)
- 徐々に下がり冬の時代の入り口に(同4月頃)
ニュースになっても全く騒がれなかったのが1番でした。そして2番の高騰まで時間がありました。
3番になって周りでも多くの人が参戦しているように見え、4番で異常な暴騰となりました。草コインを含めたあらゆるコインが上昇し、ICOバブルも加わり一気に有名になりました。
そしてそうなれば当然天井も・・・というのがこの世界の流れですよね。
すでに1番で周知され始め、8月には多くのトレーダーが存在を知ったはずです。しかし株トレーダーやFXトレーダーの多くは仮想通貨に懐疑的で冷ややかな目で見ている様子でした。
このように限られた中で知られている話は、その囲いの外では懐疑的な目で見られます。
ただその時期で成長すれば多くの人が興味に変わるものです。
STEPNはこれのどこにいるのか考えました。
STEPN(ステップン)を始めるのはもう遅いのか
今から書くお話には実は穴がありました。そしてそれに目をつむって参入した私は初日にいきなり洗礼を浴びることになりました。
私は上記2番の位置に属すると考え、参入を決めました。
2月頃に少し目にするようになったSTEPNという文字列。しかし興味を持ちませんでした。昨年からすでにNFTゲーム、GameFiという言葉は飛び交っていましたが、なかなかやろうとは思いませんでした。
いつの間にかPlay to Earn(P2E)、Move to Earn(M2E)などという言葉も生まれていました。
しかし結局限られた中で有名だったに過ぎないと感じました。
それが最近のSTEPNバブルでSTEPNの名を目にする金融トレーダーも一気に増えました。
これはやはり2番なんかではなく3番、むしろ4番に近いとも思いました。
そしてその反応を探ってみると・・・やはり単なるポンジスキーム、やっても騙されるだけ、損するだけという意見で溢れていました。確かにわかりますし私も同意見でした。
ポンジスキームは壮大なババ抜き、チキンレースですからね。
今からやってはただの養分になるとしか思えません。
ただ、一応詳しく調べました。するとゲームの内容と、冷ややかな目線の意見が少し食い違っていることに気付きました。つまり私と同様に中身はわからないけどポンジスキームだから損をするだろう。
こういう意見が多かったことに気付きました。
なら・・・やはり2番と3番の間ではないか。そう考えることにしました。
さらにSTEPNは一気にユーザーが増えないようアクティベーションコードというものを発行していて、アプリをダウンロード、インストールするだけでは始められないようにしていました。
こういうハードルがあると一気にやる気がなくなる人も多いですよね。
つまり私が超後発組でも、今後招待コードなしでも登録出来るようになればもっと後発組がくる公算ありと思いました。
また、P2E、M2EのようなNFTゲームのほとんどがポンジスキームのようなもので、稼ぐためだけに参入している人が多いです。それゆえせっかくの技術も稼げなくなったら終わりというものばかりです。
そんな中で続いているSTEPNは歩く習慣もつくしゲーム性ありと感じたのも参入した理由の1つです。
STEPN参入に大きな落とし穴
前述のようにこの2番に近いのではという考え方には1つ大きな落とし穴がありました。
それはB国の存在です。元々Solanaという仮想通貨の経済圏でSTEPNは展開されていました。それが最近になり、BNB経済圏で新しいSTEPNの世界が展開されるようになったようです。
人が少ないこともあり、NFTスニーカーの価値は高騰、いや暴騰していて修羅の国などと呼ばれていました。
稼ぎもはっきり言って異常な世界となっていました。
いわゆる”中の人”からするとどう考えても「4番」だったそうです。
私はこれを実際の参入前に知ることが出来たのですが、そこに目をつむり、それも限られた中だからと言い聞かせてしまいました。こういうバイアスをかけるのは良くないですね。
自分の中で2番という結論を出した後にB国の存在を知り、どう考えても4番という話を聞いても意固地になって参入したことで洗礼を浴びるのは当然だったと言えます。
私が浴びた洗礼については後述します。
STEPN(ステップン)の始め方
Solaraチェーン、BNB・BSCチェーンの2つの国があるわけですが、B国は本当に超絶ギャンブルとなっています。1日にして資産価値が半分以下になるような事件もありました。
そしてその日のうちに半値戻し以上も見られるなど本当に鉄火場となっています。
私が参入したのはもちろんS国の方で、ゲーム性も楽しみつつやろうという気持ちです。
STEPNを始める手順です。
- アプリをダウンロード、インストールする
- メールアドレスでサインアップする
- アクティベーションコードを入れて登録完了
- Solana、もしくはBNBを入手(取り扱っている取引所を開設)
- 自分のSTEPNに送金
- SOL、もしくはBNBを使って靴を買う(メインシューズは能力値を厳選すべき)
- 毎日歩く
これだけなので非常に簡単です。しかし多くの人が3番で脱落し、そこを通過しても4番で引っ掛かり、そして断念します。ここについてきちんと説明します。
まず3番についてですが、これはツイッターやリアルタイム検索等を使い、「stepn code」で最新を検索して下さい。1分に1個くらい流れてきますので、それを早押しして入れるだけです。
最も厄介なのは当然ながら4番です。
日本円でSolanaを直接買えるのはQUOINEXのみです。これ、懐かしいですよね。QASHのICOでお世話になったところです。
当ブログでも紹介し、初値2倍以上、その後5倍まで上昇しておいしく取れたQASHの会社です。
ただここだけではなく、いくつか口座は持っていた方がいいです。
私の場合はこの流れでした。
手数料等や手間を考えるとQUOINEXの方が良く見えますが、こういう方法を取る人も多いと思います。今後他のNFTゲーム、P2E、M2Eへの参入を考えている人は全て開設しておいた方が良いです。
特にバイナンス、ByBitは取り扱っている通貨も多く、新規ゲームトークンも続々と取り扱っているので、この2つがあれば困ることはないと思います。
SOLの送金がスムーズに行えるのはバイナンスよりもbybitという話も出ています。
仮想通貨の送金ミスには十分ご注意下さいね。
5番までいっても、ウォレットの扱い方等で少し迷うことはありますが、4番を通過さえ出来ればもうSTEPNERになったも同然と言えます。
アクティベーションコードが欲しいという方がいましたので、手に入り次第ここで更新します。
- 5月31日 52489685(Used)
- 6月1日 73214078
私が浴びてしまったSTEPNの洗礼とは
5月25日、私はSTEPNを始めるつもりでしたが、体調の関係で翌26日に変更しました。
すると靴の価格もソラナ価格もGST価格もGMT価格も大きく値を下げました。危なかった・・・。いきなり資産価値が10%も下がるところだったのです。
「昨日始めなくて良かった」と思い、26日に上記手順を踏んで無事STEPNを始められました。
初めて買った靴は厳選したUncommonでした。
もちろん気軽に超ローリスクで始めるならばCommonの靴を1足買って始めるべきです。ただ、”原資回収”、”再投資”という言葉も多く見られました。
靴はレア度が高いのを1足、そしてエナジーというのを多くするために靴は3足、9足とあった方が有利とのことです。1足で始めてもし原資回収からの再投資をするなら、さらに遠回りになると感じました。
リスクは一気に上がるけど、どうせいつかそうするくらいなら始める時に3足でと思いました。
そしてJoggerのUncommon1足、Common2足で始めることにしました。
始めようと思った25日にこの3足(厳選したUncommon1足とCommonのmint0を2足)を買ったなら、日本円にして約55万円でした。
実際に始めたのが26日だったおかげで私はこの3足を426,240円で購入することが出来ました。(厳選Uncommon260850円、common1足82695円)
しかし・・・。この日の深夜にちょっとしたアナウンスがあり、翌朝起きたらいわゆる「おはぎゃー」といわれる状況でした。特にB国のバブル崩壊が顕著になっていました。
ソラナ価格は落ちていませんでしたが、もちろんS国側も大打撃です。GST価格、GMT価格が30%以上も下落していました。
もちろん私はこのGST、GMTを保有していないのですが、歩いて稼げるのがGSTである以上、STEPNでの今後の全員の稼ぎが30%ダウンすることを意味し、それはつまりSTEPNの魅力が30%ダウンということです。
当然その利益を生み出す「NFTスニーカー」に投げ売りが出ました。
私が寝る前に買った3足を27日の朝であれば、なんと37万円で買うことが出来ました。ここからさらにSOL価格の暴落も加わり、午前中のうちに34万円で買えるまでになりました。
たった半日で25%ダウン。もしも25日に始めていたらたった1日半で40%ダウンです。
なんとなく思い出してきました、この懐かしい感覚。
これが仮想通貨ですよね。そしてここからも仮想通貨です。
大きな投げ売りは午前中のうちに吸収され、午後には価格を持ち直してきました。そして27日の夜には何事もなかったかのように価格がかなり戻っていました。
私の3足はおおよそ40万円くらいの価値に戻ってくれました。
楽しむ範囲で考えると少々初期投資をやり過ぎてしまった感も大きく、実はいきなり後悔しています。Common1足で気軽に楽しく始めれば良かったかなという思いも出てきているのも事実です。
ですがもう後戻りは出来ませんし、あまり価格変動は考えずに毎日無心で歩こうと思います。
私のSTEPNの経過もブログで更新していきます。是非見に来て下さい。
私がSTEPNについて色々と聞き、教えてもらった方もブログで紹介します。
いきなり大損してしまった場合は是非盛大に笑って下さい。そうでなければ成仏出来ませんからね。発信者としてはおいしい展開ですが、私自身そうならないことを願っています。
もし参入する場合は全て自己責任でお願いします。
繰り返しますが私は入った10時間後に後悔したくらいですからね。
ただ楽しむために気楽にS国でコモン1足で歩くのはウォーキング習慣のためにも悪くないかなと思っています。
B国の方は借金してまで入国する猛者というか、すごい人がいてまさに修羅の国、ギャンブル狂とも言える状態なので、そういう勝負は本当におすすめ出来ません。
期間限定で今なら無料でもらえるので、デイトレ力を磨きたい方は是非見てみて下さい
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『Bコミ流板読みデイトレ術』
まとめ
初めてSTEPNという文字を見た2月、3月頃に同じくらい興味を持って始めていたなら・・・と思わずにいられませんが、過ぎたことは絶対に変わりません。
いつだって「イマが最速」であることは変わりませんので思い切って参入しました。
これがどういう結果になるかわかりませんが、2日間STEPNをやってみて思ったのは「楽しい」ということです。靴を選ぶのも楽しければ歩くことも楽しいと感じています。
得たGSTトークンを使って靴を育てていくのも楽しいです。
初日はものすごく後悔しましたが、今は始めて良かったと思っています。
今は最終的に損をしても大損ではなくこのゲームを楽しく続けたいと思っています。
もちろん!稼げればそれが一番です。
私のSTEPN記録も是非楽しみにしていて下さい。
仮想通貨、NFTトークン等の税金ルールについてはこちらをご覧下さい。
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