ついに相場復帰を決めました。アベノミクス相場が騒がれ出してからすでに半年近く。もうどこまでも行くんだろう、と思い、さすがに乗ろうと考えたのです。
「俺も一発稼いで金銭難を乗り越えよう」と思いました。
もくじ
トレード環境を整える
弟に言われるがまま、トレード環境を整えました。
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私のトレード環境紹介
こちらは2018年初旬まで使っていた私のトレード環境です。凄腕デイトレーダーさんのように、何枚もモニターを使っているわけではなく、ノートパソコン1台と、モニター1枚です。 2022年現在はモニターのサ ...
これですね。当時は右を向いていたけど、今は左を向いている程度の違い(笑)はありますが、当時も今も大きな変化はありません。
このように、大量銘柄を同時に監視するようになったわけですが、連動性をきちんと知ることで勝率は上がる、という鉄則をもとに、セクターごとに同じ箇所にまとめてあります。
これは全て弟が教えてくれた銘柄です。私と違って、きちんとどの銘柄がどういう業種で、どれとどれが連動しやすいというのを全て調べてあるのです。
私は本当にそれにあやかっただけですので、なまけものですね。
このトレード環境があればアベノミクスにバッチリ乗れるよ!と教えてくれました。何から何まで教えてくれたわけですが、もちろんトレードは自力でやるしかありませんね。
アベノミクス効果抜群!
退場前と比べて一番感じたのは、出来高が多いということです。信用取引回転無制限というのが、本当に肌で感じられました。
以前は10時くらいまでは激しく動くものの、それ以降は停滞した時間帯が長かったので、やる意味が本当にあるのだろうか、という感じでした。
それが1日中どこかしらが激しく動いているので、非常にやりやすく思いました。
復帰から数日間、4~5万円の利益が続きました。以前は1~2万で頑張っていた私からすると信じられない状態です。しかし、弟はもっといけるよ!と言ってきました。
そして弟が勧めてくる株を買ってみると確かに上がる。それも大きく・・・。思えば自分で判断して買って、リカクした後も上がっていくケースが多かったです。
ただ、なかなか値幅を引っ張ることは出来ないので、ロットを上げることと、複数銘柄同時所持を心がけるようにしてみました。以前はこれで痛い目を見たわけでね(笑)
しかし、今の相場ならこれが最適だろうと思い試しました。
これが効果覿面!1日の利益が10万以上出るのが当たり前になりました。
油断大敵!500万の壁
退場前は500万の壁で跳ね返されたという話をしました。今回は楽々550万も突破していたので、どうってことないと思っていました。
しかし!突然全銘柄が崩れたのです。その時はいつも通り複数銘柄を高ロットで持っていました。
含み損が40万50万と膨らんでしまい、弟に泣き言を言いました。どうしよう、どうしようと。弟はひと言!
「とりあえずいったん全部切って!」
言われた通り切りました。資産はまた500万割れ・・・「所詮俺なんて500万超えられる器じゃないんだ」と軽く落ち込み、ふて腐れました。しかし、さらに落ちた後、少々底のような動きに・・・。
「これ、全部買い戻してもいいかな?」
と聞くと「止めない!いいと思う」と返信。
よし、いけ!いくんだ俺!一気にさっきと同じか、それ以上の金額を買い込みました。すると、戻る戻る!どんどん戻る!なんとその日プラ転です。50万負けからの50万取り返し。
なんだか自分の中で色んなものが壊れた気がしました。
この回避が出来たのはまさにこれでしょう。
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大負け・大損を受け入れデイトレで負の連鎖を断ち切る!
株、デイトレードをしていると、どんなに上手な人でも必ずどこかで大負けする日があります。これは、どんなに上手な人でもです。 つまり、あなたが「すごいなぁ」と思っている「あの人」も大負けの苦しみを味わい、 ...
金銭感覚が狂っていく
50万負けからの50万取り返しを境に、500万の壁はもう完全に超えたと思いました。それはいいのですが、その日を境に完全に金銭感覚がぶっ壊れてしまいました。
5万程度では一切の満足はいかず、常に10万以上の狙いに・・・。
また、相場が相場だけに10万はそんな難しいことではなく、20万勝ちも連発するようになっていました。一週間で100万近い利益も出たりして、もはや株の虜・・・。
弟はついに億を達成!そういうのを聞いているからこそ、余計に金銭感覚も狂っていったのかもしれません。
5月23日、アベノミクスいったんの天井を迎え、とんでもない下落がきました。しかし私は元々、暴落相場は大好物ですし、いったん50万負けた日にデモンストレーションがあったわけです。
全く動じずその日も利益が出ました。
また、その日を境にアベノミクス相場は陰りを見せ、多くの人が大損していく相場に変わるわけですが、以前より、バブルはバブルで軽く取り、崩壊でも取るものという持論がありました。
ですからその後の崩壊相場でも、相場が暴れるおかげで大きな利益が出せました。
やはり、ここではモニターの力が一番大きかったと思います。私が上手かったわけでも何でもなく、全てはモニターと、弟に選んでもらった監視銘柄たちのおかげです。
兼業トレーダーRの誕生と間の悪い男
退場前は違うブログでトレード日記を書いていましたが、心機一転ということで、2013年より、「デイトレードで毎日を給料日にしよう♪」にてトレード日記をつけています。
そして相場復帰したその月に、半年も続いたバブルが崩壊するという間の悪い男が誕生しました。
まとめ
ついに復活したところまでのストーリーです。しつこいようですが、こんな自叙伝的なものを読んでもらうことが目的ではありません。
大負けの日々が続き、やっと勝てるようになったと思えばまた勝てなくなる。そして退場までしたのに、現在では兼業トレーダーとして長く安定出来ている。
こういう復活の仕方もあるんだ、ということで1人でも多く希望を持っていただけたらと思っています。
参考になるところは是非参考にしていただき、反面教師にすべき点では「こいつ、ダメだな」と思いながら反面教師にしていただけると嬉しく思います。
お付き合いありがとうございました。