QASH(キャッシュ)のICOがまさに電光石火のごとく3日間で駆け抜け終了しました。あれだけ盛り上がりを見せていたCOMSA(コムサ)を大きく上回る結果に私自身複雑な気持ちです。
しかもこのQASHは欲しい人が欲しい数量を買えたわけではありません・・・。
買いたくてもQUOINEXという仮想通貨取引所の開設がないと買えず、また、期間が短いため、開設しても間に合わなかった人が多かったのです。
もくじ
トークンセール期間の大幅短縮
日本で購入可能という発表があったのが10月下旬であり、そこからたった10日と少々でICO本番を迎えました。準備期間は相当短かったので、知らない人も多かったと思います。
また、COMSAが隠れ蓑になった形で、QASHは大きな話題にもなっていませんでした。
さらにビットコインのハードフォークに備え(結局流れましたが)、当初では最短1週間~最長1か月とされていたセール期間をなんと大胆にもたった3日間に短縮しました。
COMSAが1か月以上のトークンセールで109億円を調達したのに対し、たった3日間で80億円強のオファーだったので、あまりにも強気に思えました。
これで全然集まらなかったら恥ずかしいな・・・と私は思っていたのですが、そのようなことを考えた私が恥ずかしいことになりました。
QASH1日で80億円売り切れ
QASHのICO当日、恐ろしいことに私が塾で仕事をしていた20時頃、すでに80%が売れたという表示がありました。セキュリティ設定等で自宅に戻らないと買えない私は焦りました。
しかし・・・家に帰った頃にはすでに売り切れでした。
やってしまったと思い、よく眠れませんでしたが、翌朝には「まだ買える」という情報があり、試してみると買えました。
ただこれは比例配分ということがホワイトペーパー内にありました。
比例配分というのは80億円分のQASHを売りますが、160億円分の購入申請があった場合、均等に半分ずつ売りますね、という制度です。
株ではよくある制度ですが、仮想通貨業界では馴染みのない言葉ですね。
私は慌てて追加購入しようと思いましたが・・・最終日の夕方、追加で売り出すというお知らせが・・・。
急な変更は歓迎出来ず
本来理想的な流れでした。
- ICO期間の大幅な短縮により口座開設が間に合わない人続出
- 比例配分により買える人でも数量が限定
これは両方とも上場後の大きな買い圧力につながります。ですから投機目的で考えても最高だったのです。それなのにオファー数を急に大きく増やされたのです。
これにより、買いたい人は買いたい量を買えてしまうと思いました。
そして実際にトークンセールが終了すると、私は当初買った金額そのまま反映していました。
危ない・・・追加投資をしなくて良かったと思いましたが。
それと同時に、比例配分を見越して大量に購入申請した人は怒る場面だろう・・・とも思いました。
QASH(キャッシュ)表記のエラー
QASHはまず、トークンセール中に買うと、総資産額のところがなぜか半分で表示されていました。私も最初は焦りましたが、ここは色々と「雑」なイメージがありました。
そのため、どうせいずれ直ると思い、あまり気にしていませんでした。
前述のように、トークンセール終了時には買った金額がそのまま反映していたので、全て買えたのだと理解しました。
買った瞬間に資産が半分にされるエラーはあまり許されることではありませんが、無事に戻って良かった・・・と思ったのも束の間でした。
スマートフォンから確認すると量が違っていたり、まだまだ表記のエラーは続いていました。
スマホからの表記はまだおかしいという人もいるようです。
ただそれ以上に、PCからの表記もエラーであり、現時点(11月10日)で正しい表記の人は恐らく誰もいませんし。
その理由は比例配分にあります。
QASH比例配分は55%
QASHは結局55%の比例配分となるそうです。100万円買うと申請していても55万円分しか購入出来ないということになります。残る45万円は申請した通貨で返金です。
これはやられましたよ。オファー数を増やしたことで比例半分にならないと思わせ・・・結局は比例配分で、しかも約半分しか買えないということです。
上場後の買い圧力という点ではいいですが、実際に自分で買えた量も大きく減ってしまったので非常に残念な気持ちが大きいです。
しかしこれはすごいですよ・・・。
最終的にQUOINE(コイン)の集めた資金は124億円です。これは55%で124億円という計算です。
つまり申請自体は225億円強あったということになるわけです。
これがたった3日間でですよ。
私はCOMSAに大きな期待をしているだけに、1か月で109億円のCOMSAと3日間で225億円申請のQASH・・・少々悔しい思いです。比例配分を考慮した買いもあるでしょうけどね。
さらに比例配分のため、株のトレーダーであれば買い圧力がまだまだ強く残っていることも想像出来ます。
あともう1点です。
個人の集団では残念ながらここまでの資金を叩き出すことは絶対と言っていいほど無理です。
つまりこれは超強大な出資者がいたことを意味します。COMSAでさえ半数近くが海外からとのことです。QASHは日本での準備期間が短かったことを考えると・・・
そう、海外の資金がドカンと入ったのではないかと私は考えます。
上場後の動きにも期待したいと思います。
COMSAに比べて少額投資になってしまったので、私はQASHはしばらくおとなしくガチホします。
まとめ
QASHは12月1日にQUOINE(コイン)の運営するQUOINEXに上場しますし、他にも上場がすでに決まっています。
今回、QASHのICOに間に合わなかった人もかなり多いと思われます。
12月1日など、考えているうちにすぐ来てしまいますからね。欲しかったのに買えなかった人は今のうちに口座を作っておきましょう。
ICOで買えず、上場祭りにも参加出来ずでは寂しいですからね。
また、現在事前登録受け付け中の大型ICO記事はこちらになります。
今回のQASHのように、特定の取引所口座を持っていないと参加さえ出来ないこともあるので、今のうちに名の知れた仮想通貨取引所は全て開設しておきましょう。
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