今回は仮想通貨投資、株式投資、デイトレードをする上で絶対に覚えておくべきこと、頭に叩き込んでおくべきことについて書いていきたいと思います。
綺麗ごとなど一切抜きで、いきなり核心に迫って書きますので、参考にして下さい。
もくじ
自分さえ勝てればそれでいいか
いきなり根底にある部分です。まずは本音を聞かせて下さい。
- 自分だけが勝ちたい
- 自分も周りも皆で勝ちたい
2番と答えますか?即答出来ますか?私は本音で2番なのですが、「綺麗ごと言うな!」と言われれば、確かに綺麗ごとだと思う部分です。次です。
- 自分が勝てれば周りに迷惑をかけても良い
- 周りに迷惑をかけないように勝ちたい
こちらはいかがでしょうか?これも私は2番です。
いや、これは綺麗ごとではなく本当に、です。
ですから私は株式投資において、ほぼ「指値」で取引をしています。
仮想通貨で言えば「taker」ではなく、「maker」取引ということです。
上値を取る買い方や、下値にぶつける売り方は、少なからず相場に影響を与えます。それに対して指値を「置いておく」ことでは、大した影響を与えることはありません。
そのため、相場に影響を与えないように取引をすることで、極力周りに迷惑をかけることなく利益を出そうという考え方が私のやり方になります。
今回の記事は、何もこれを押し付けようというのではありません。
もう少しこの部分でお付き合い下さい。
買い煽りと売り煽り
仮想通貨取引所のチャットであったり、ツイッターなどでは、毎日多くのポジショントークや、買い煽りに売り煽りとたくさんの意見が飛び交っています。
意思が弱い人や、負け続きで心が弱っている時などはすぐに流されてしまいがちです。
もちろん、それでも投資は自己責任であり、どんな煽りを見て、どんな理不尽な値動きに見舞われたとしても、それを助けてくれる人などいません。
そして誰かのせいにすることも出来ません。
例えどんなに悪質な煽りで流されたとしても全ては自分のせいなのです。
しかし、流される気持ちは痛いほどわかります。
私も、これだけ長く相場と付き合っていても、含み損が膨らんだ際、少しでもポジティブ要素がないかな?とヤフーファイナンスの掲示板を見に行ってしまったりします。
良くないことですが、やはり他の人の意見を見たくもなるものです。
こういう時はたいてい心が弱っている時ですから、ついつい流されてしまうものです。
荒れ相場でのパニック狼狽売りに注意
12月22日には仮想通貨で大規模なパニック売りが起こり、大暴落になりました。
株式市場においても、「ショック相場」と呼ばれる全面安が年に数回起こります。
それと同じ現象ですから、実はそこまで驚くような値動きではありませんでした。
それでも取引所チャット等では「明日電車止まるぞ」「これは下落が止まらない」「さっさと逃げた方がいい」という売り煽りのような言葉が延々と並びました。
もちろん、中には本当に親切心で書いている人もいると思います。
ただ、心が弱った状態で「もっと下がる」という言葉をたくさん見てしまった人は、やはり慌てて売ってしまう流れに傾いてしまうものだと思います。
投資に関しては「正解がない」ので、実際にそこで売って良かった、となることもあります。
ただ、パニック売り、狼狽売りの出る時は、私たち逆張り派のデイトレーダーにとっては最も稼げるタイミングとなるのです。
外部環境等もありますので、冷静になり、本当に売るべきか、少しだけでも待って、少し落ち着いたタイミングで売った方がマシなのか・・・などなど。
冷静になれる状況でないのは百も承知ですが、それでも頭を冷やし、きちんと考えて行動するようにしましょう。
どうしても流されやすさが消えないという人は、仮想通貨取引所チャットや、ツイッター、ヤフーファイナンスの掲示板等はもう一切見ないことをおすすめします。
インフルエンサーと煽り行為
インターネット上において、強い影響力を持った人のことをインフルエンサーと言います。インフルエンサーの方々が買い煽りをすれば相場は上昇しやすいものです。
もちろん売り煽れば一気に売り崩されたりもします。
主にツイッターが使われていますね。
私は煽り行為は好きではないので、自分ではしませんが、煽り行為を批難もしません。
確かに、自分でポジションを持った状態で買い煽りをし、皆が買い付いてきたタイミングで自分はリカクをし、あとは野となれ山となれ・・・を許せないという意見もわかります。
ただ、繰り返しますが投資は自己責任です。
煽り文を見て、スルー出来る人は出来るわけです。
流されて買ってしまったのは自分であることは変わらないのです。
いつまで良い子でいられるか
最初に書いた部分ですが、私のような考え方、つまり他人に迷惑をかけないように利益を出そうというのは、偽善的であったり、良い子の考え方ですよね。否定しません。
ですが、売り崩し等をしないだけであり、私の売り指値をtaker取引した人、つまり指値を食って買った人がその後損しようが知ったこっちゃないと思っています。
そう、決して良い子というだけではありません。
私の言う「迷惑をかけない」というのは、バケツリレーにおいて、バケツを押し付ける行為をあまりしないだけであって、自分からバケツをもらいに来た人には渡します。
そしてその人がその後どうなっても、自分の意志で買ったわけだから仕方ないと思っています。
もちろん暴落時などは下値にぶつけて逃げることもありますよ。
結局何が言いたいのか・・・ということになりますが・・・。
煽り行為を批難したり、「やり方が汚い」と怒ったりすることは構わないと思います。事実私も「やり方が汚い!」と書いたりすることもありますので。
ただ、これだけは覚えておかなくてはいけません。いきますよ。
仮想通貨投資・株式投資の覚悟と心構え
「自分さえ勝てばいいとか、他人を陥れてでも勝とうとするやつは許せない!」という思いを持つのは立派なことであり、すごく大切なことだとも思います。
しかし!
投資の世界にいる以上、あなたはこれから「自分さえ良ければ他はどうなってもいい」と思っているプロトレーダーの人たちと戦っていかなくてはいけないのです。
弱みを見せればトコトン攻撃される世界なのです。
まだ仮想通貨業界ではそこまでの動きは見せたことがありません。
しかし株式市場、FX市場などでは、表現は悪いですが、それこそ「死体に蹴りを入れる」ようなえげつない暴落が何度も起こってきたのです。
それはまさに、他人がどうなろうと自分たちの利益を確保する動きからです。
ですから、今後いつ仮想通貨界にもそういう暴落が起こるかわかりません。
今は完全にバブル期のような状況です。
こういう格言もあります。
バブルで勝った額が利益ではない、バブルが崩壊しても残った額が利益である。
どうかこのことを強く頭に入れておいて下さい。
しつこいですがもう一度同じことを書きます。
自分さえ良ければ他人がどうなってもいいという売買の仕方を批難するのは構いません。
ただ、投資をする以上、そういう人たちと戦い続ける宿命にあるのは揺るぎない事実です。どうかこのことも強く頭に叩き込んでいて下さい。
まとめ
いかがだったでしょうか。この記事はずっと書きたいと考えていた内容ですので、本日公開出来て良かったと思っています。出来れば綺麗ごとを言い続けていたい。
でも、隙を見せればすぐにやられてしまう世界です。
バブルでは全員がハッピーという最高の状況も皆で分かち合うことも出来ます。
しかし、最終的には皆、日本円が欲しいわけです。
昨日の友が今日の敵になり、今日の友も明日の敵となる日がいつか来るかも知れない。
そういう心構えも忘れずに持っておきましょう。
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お付き合いありがとうございました。