株でデイトレードをしている人は、自分なりの売買ポイントというのが存在すると思います。なぜ、買うのか。なぜ売るのか。後からの反省材料としてそこを明確にしておくのは大切です。
そしてその理由が2つ以上あれば、トレード改善に大きく役立つことになります。
もくじ
板読みデイトレーダー
株価の値動きを、板の状況、歩み値を重視して売買を行うトレーダーのことです。板というのは色んなパターンがあるわけですが、慣れてくると雰囲気でわかる時もけっこうあります。
- 強そうに見えて本当に強い
- 強そうに見えて実は弱い
- 強そうに見えて売り逃げ中
- 弱そうに見えて買い集め中
- 弱そうに見えて実は強い
- 弱そうに見えて本当に弱い
大きく分けただけでも板の雰囲気はこんなにもあります。この中で、フェイクの雰囲気に惑わされず、本当の雰囲気を感じるのはかなり熟練の業となりますね。
もちろん、板だけでトレードをするようなプロの方もいらっしゃいますので、この道を極めていく!というトレーダーの方もいらっしゃると思います。私はすぐに騙されるので厳しいです(笑)
板の声を感じ取る
いずれ、相場の声を聴くという記事を書こうと思っています。板の声は、すなわち相場の声に通じます。板の様子に加え、歩み値を照らし合わせると、本当の声が聞こえやすくなります。
追記:こちらの記事になります。
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初動を察知して相場の声を聴く
今回は初動を察知して相場の声を聴くのがテーマになります。個別銘柄が上下どちらかに動き出した時、それは本物の急騰、急落か、ノイズかに分かれるわけですね。 現在は色んな情報発信ツールがあるため、ノイズも多 ...
見た目だけに頼っていると、いつまで経っても厚い板を強いと感じてしまいます。
また、板が厚い方に流れるとはよく言われますが、決してそんなことはありません。まさにこれこそケースバイケースです。歩み値の雰囲気と板の雰囲気。この2つを合わせるだけで、騙しの板に引っかかる可能性は大きく下がります。
チャーチスト
チャート読みトレーダーのことをチャーチストと呼んだりします。チャートから株価の動きを読み、トレードする人たちのことをいいます。
よく使われるのは、ゴールデンクロス、デッドクロス、三角持ち合い、ボリンジャーバンド等の知識かと思われます。
しかしながら、何度も触れていますように、私は株式投資の勉強を一切したことがありません。ゆえに、これらの内容について詳しく正確に記述することができません。
チャートを読んで利益を出すプロトレーダーがいるんだ、と思っておいて下さい。
話は少々それますが、「そんな無知な人がなぜこんなブログをしているんだ」と思った方のために少し説明させてください。
知識は万能ではない
知識を詰め込んだからといって勝てるわけではなりません。色んな知識が干渉しあってうまく動けなくなる可能性もあります。また、知識があれば勝てるのであれば、多くのトレーダーが勝ち組であるはずです。
それでもこれだけ多くの人が勝てずに悩んでいる。それはまさに知識だけでは勝てないという証明だと思います。私は本などから知識を得ようとしなかったため、全てが自分の経験から知識を得ています。
何ものにも染まることなく、大きく負け、取り返し、コツコツ勝ち続けられる技術を身に付けた生の経験からの知識ということで、参考にしていただける方も多いと思うわけです。
そのような理由でこのブログを執筆しています。どうぞご理解下さい。
知識と経験については以下をご覧くだされば詳しく書いてあります。
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株・デイトレの知識について
株やデイトレード関連の教養本はたくさん出版されています。書店の中に投資コーナーがきっちりと設けられているお店も多く、その多くはやはり株、デイトレの勝ち方に関するものです。 テクニカル、ファンダメンタル ...
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株・デイトレの経験について
何かが出来るようになるためには、知識と経験が必要というのはよく言われることです。両方があると一番いいのは間違いないですが、株のデイトレードにおいては、経験が何よりも大切だと私は考えています。 デイトレ ...
複合理由により楽々ロスカット
デイトレーダーが持つ一番の悩みは、ロスカットができないことによるコツコツドカンです。このコツコツドカンの入り口は間違いなく、ロスカット出来ない、買値撤退が出来ない、です。
ですから買値撤退が出来るだけでデイトレードは格段に上達します。
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買値撤退をマスターするだけでデイトレはこんなにも上達する
買値撤退というのは、買った値で売るわけですが、デイトレで勝てない人はどうしてもこの決断ができません。ロスカットと同じくらい躊躇してしまうと思います。 その理由はまさに「手数料」です。もしくは金利ですね ...
この買値撤退やロスカットですが、気持ちと気持ちのぶつかり合いなのです。
売るべきVS売りたくない(損したくない)
この考え方でいるうちは、なかなかロスカット出来ません。
売るべき(これ以上の損失は回避すべき)VS売りたくない(戻る可能性を信じたい)
そうです。ロスカットの性質というのは、損失を確定させるだけではありません。その時点までで、損失を限定させるという性質も持っているのです。
売りたくない感情は強敵
本当に強敵ですよね。なかなか倒せません。しかしどうでしょうか。
- 板では売りなんだよなぁ
- チャートでは売りなんだよなぁ
- 板でもチャートでも売りなんだよなぁ
1と2では戻りの可能性を信じたくなる気持ちもわかります。しかし3はどうですか?絶望的状況を自分の経験、知識から感じ取っているわけです。すがる部分もないのです。
これならロスカットするしかないはずです。
一番伝えたいこと
この記事の肝はまさにここです。自分がうまくなればうまくなるほど。自分がうまくなったと思えば思うほどどうなりますか?
自分の買いが間違っていたはずがないと思ってしまいがちです。上記の1番と2番ではその思いに打ち勝てません。しかし、自分がうまい、うまいからこそ!その自信があるからこそ!
3番ほど売りを感じているのならロスカットが出来るはずです。3番を感じていながら、戻ってラッキーリカク出来たらそれは自分が下手であることの証明に過ぎないのです。
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『Bコミ流板読みデイトレ術』
まとめ
私は朝のゴールデンタイムは少し攻めますが、それ以降の時間帯は、1つの売買理由ではあまりIN、OUTしません。デイトレーダーとしてパソコンに張り付いていればチャンスはたくさんあります。
その中から、買い、売りの複合理由を持てる状況を探し、売買することで、上達もするし、自分の感覚も研ぎ澄まされていくと思います。
私もまだまだ勉強中の身です。日々精進していきましょう。お付き合いありがとうございました。