日経平均は16連騰で途切れるも、大きな混乱はなく、またスルスルと高値を取ってきました。
また、なかなか連れ高出来なかった新興市場、マザーズ指数も大きなリバウンドをしています。
これからの新興市場には期待したい気持ちもありますが、その反面で決算相場が本格化していく中で、無事通過出来るのかという不安もあります。
この「相場について」は不定期更新と書いていたものの、毎週末に更新するのが恒例になっていました。
来週以降は不定期更新に戻します。当初書いたように、月に1回の更新になるかも知れないし、気が向いたら平日に更新することもあるかも知れません。
こういった相場の動向よりも、「デイトレで勝てない人のため」という部分を意識した記事の執筆に今後も力を入れていきたいという思いが強いためです。
どうぞよろしくお願いします。
もくじ
日経平均は16連騰でストップ
週明けは総選挙の自民党勝利でご祝儀相場となりました。あっさりと記録を更新した日経平均でしたが、さすがに16連騰でストップとなりました。
後場14時以降に、かなりインパクトの強い下落をしましたので、新興市場も大きく連れ安しました。
また、そのインパクトの強さから、翌日以降の続落も危惧されましたが、何事もなかったかのように平然と上昇し、高値を更新してきています。
なかなか連れ高することの出来なかったマザーズ指数も、冷やしが入った後は一緒になって高騰しているので、本当に良い連騰ストップになったように思います。
私の個人的な話で言えば、ゲームセクターにそこそこ活況さが戻ってきているので、非常にやりやすく感じています。3758アエリアは、3週目の木曜14時以降、不自然な板が出ています。
しかしそれは私の経験上では強さを示唆するタイプのものでした。
そのため、先週はこのアエリアにかなりこだわって取引する日が多かったです。結果としては第3週に比べるとやや物足りない収支になりましたが、一時のスランプは脱しています。
このくらいの収支が安定して取れていればそこまで生活を不安に思うこともないだろうと思います。
ただ、株式市場は本当にいつ、何時どのような形で牙をむいてくるかわかりません。
明日またいきなりスランプへ逆戻りとなる可能性もあるわけですから、気を引き締めていかなくてはならないと思っています。
決算集中期
今週~来週にかけては、新興市場の決算が集中しています。
新興市場の銘柄は私が見てきた期間で言えば、2013年5月期の決算を除けば、内容に比べて株価には厳しい審判が下る傾向にあります。
出来るだけポジションは軽くしておき、出たとこ勝負に出た方が良い結果につながるように思います。
また、銘柄によっては場中に決算発表をするところもあるので、事前チェックはしておきましょう。
知らないままに直撃を喰らってしまうと精神的にもパニックになりますからね。
地政学リスクを再考
11月5日~7日、トランプ大統領が来日する予定です。東京都福生市にある横田基地に到着する予定だそうですね。
何もなくとも厳戒態勢を取ることは間違いありませんし、この間に北朝鮮が軍事的挑発をしないかどうかという懸念もあります。
こういった明確に「リスク」となりうることがあると、市場は「いったんポジション整理」という思考に流れがちです。
日程的に見れば来週の頭ということになりますし、今週末の11月3日(金)は文化の日でお休みとなります。
そうなると、水曜、木曜で気が早いながら、そういったリスクを織り込んでいく可能性もあるので注意をしておきたいと思います。
恐怖!月初相場の再来
月の初めは上がるというアノマリーがあるようですが、日経平均は上昇すれども、前月に市場を賑わせた新興市場銘柄が大きく売り崩されるアノマリーもあります。
10月に盛り上がった小型株や新興市場の銘柄に関しては、大きな流れの変化があるかも知れないので、注意をしておく必要があります。
私事ですが、月の初日に関しては今年も大きく負け越していますし、9月は3日目に336000円負けという大打撃を喰らいました。
昨年も月初に大きな負けがかなりあったので、意識を強く持って臨みます。
特にスランプを脱出したと思っている今は、自分でも無意識にリスクを大きく取りにいってしまうケースがあると思います。
市場はそういった隙を見逃してくれないので、隙を見せないように取引していきましょう。
まとめ
気付けば今年も残すところあと2か月となりました。結果が出ている人も油断せず取引を続けていきましょう。
結果が思わしくない人は、焦ってしまうような時期ですが、焦ってもがいても良い結果が出るとは限りません。
傷口を広げてしまうリスクも大きくなってしまうので、いつも書いていることですが、「イマ」自分が何を出来るのか、何をすべきなのかと自問自答して、落ち着いて行動しましょう。
相場は自分が退場しない限りは、明日も明後日もその次もありますからね。
私が使っているマーケットスピードの使い方や、仮想通貨取引所についての記事も良かったらあわせてお読み下さい。
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